「高市首相の陣営が、ライバル候補を中傷する動画を作っていた?」
そんな疑惑が、いま国会で大きな焦点になっています。2025年の自民党総裁選で出回った「他候補を批判・中傷する動画」の作成者とされる人物と、高市早苗首相の公設第1秘書がオンライン会議で同席していた——という報道が週刊文春と共同通信から出ました。
2026年6月19日の参院本会議で、高市首相は「可能性を否定しないが、面識はないと報告を受けている」と答弁。秘書は「はっきり記憶がない」と述べ、波紋を呼んでいます。
何がどう問題なのか、ざっくり整理してみましょう。
この記事で分かること
- 中傷動画疑惑の発端と経緯
- 秘書の「はっきり記憶ない」答弁の詳細
- 高市首相の答弁がどう変わったか
- 文春・共同通信の報道修正が意味すること
- 今後の国会審議の焦点
そもそも「中傷動画疑惑」とは何か
2025年秋の自民党総裁選で、高市早苗氏(現首相)以外の候補者を批判・中傷するSNS動画が出回りました。その動画を作成・拡散したとされるのが「松井健」と報道されている人物です。
週刊文春と共同通信が「高市事務所がこの人物と関与していた」と報道したことで、問題が一気に表面化。国会での追及につながりました。
疑惑の経緯(時系列)
- 総裁選中にライバル候補を中傷する動画がSNSで拡散
- 週刊文春が「高市陣営のネガティブキャンペーン疑惑」をスクープ
- 共同通信も関連記事を配信
- 文春・共同通信がそれぞれ一部記事・動画を修正または削除
- 高市首相の秘書がオンライン会議に同席していたと発覚
- 参院本会議で野党が追及、秘書が「記憶ない」と答弁(2026年6月19日)
「記憶ない」答弁のポイント
今回の国会審議で最も注目されたのが、高市首相の公設第1秘書が述べた「はっきり記憶がない」という言葉です。
高市首相自身は「可能性を否定しないが、面識はないと報告を受けている」と述べ、当初の「完全否定」から一歩引いた形になりました。野党はこれを「答弁の修正」と捉えて追及を続けています。
さらに野党は「声紋鑑定で秘書の声と断定されている」と主張しており、「記憶がないでは済まない」という批判が出ています。一方、与党側は「証拠の信憑性に問題がある」と反論しています。
「声紋鑑定」の結果は週刊文春が主張しているものです。鑑定の詳細や精度については第三者による検証がまだ行われておらず、現時点ではそれだけをもって確定とはいえません。
文春・共同通信の「報道修正」問題
この問題をさらに複雑にしているのが、報道機関側の記事・動画の修正・削除です。
週刊文春は一部動画の公開時系列にエラーがあったとして記事・動画を修正。共同通信も関連する記事・写真の一部を削除・修正しました。どちらも「疑惑の根幹は揺るがない」としながらも修正を行ったことで、「いったいどの情報が正しいのか」という混乱が生じています。
SNSでは「報道機関が自分たちで信憑性を落とした」という批判も出ており、疑惑の「核心」がどこにあるのかが見えにくくなっているのが現状です。
ネット・視聴者の反応傾向
関連動画に寄せられたコメントを整理すると、いくつかの傾向が際立ちます。
🗣️ もっとも多かったのは「記憶にない」という答弁への批判・皮肉です。「昔から議員が使い続けてきた便利な言葉」「公設第一秘書がそんなことも覚えていないのか」という声が目立ちました。声紋鑑定の報道との矛盾を指摘する意見も多く、「断定されているのに記憶がないは苦しすぎる」という怒りの声も見られます。
一方で、「野党はもっと大事なことを国会でやるべき」「文春が自分たちで信頼性を落とした」という、報道・野党への批判的な意見も一定数ありました。「秘書を参考人召致すればすぐ終わる話」というシンプルな解決策を求める声も印象的でした。
今後の焦点
真相解明のカギは「秘書が参考人として国会に呼ばれるかどうか」です。実際にオンライン会議に参加していたなら、その内容や意図について直接説明が求められることになります。
- 秘書の参考人召致が実現するかどうか
- 声紋鑑定の第三者検証が行われるか
- 文春・共同通信の修正内容の全容と理由
- 参院選(2026年夏)への影響
まとめ
高市首相の公設第1秘書が「中傷動画作成者との会議に参加していた疑い」を認めながらも「はっきり記憶がない」と答弁したことで、国会の議論は続いています。
- 総裁選中に他候補中傷動画が拡散、作成者が問題視される
- 秘書がオンライン会議に同席していた疑いが浮上
- 秘書は「記憶ない」、首相も当初の全否定から答弁を修正
- 文春・共同通信も一部報道を修正し、混乱が続く
- 声紋鑑定報道と「記憶ない」答弁の矛盾が最大の焦点
この問題は現在も進行中です。国会の答弁・報道各社の発表・公式コメントなど、最新の状況は各メディアの報道を継続的に確認することをおすすめします。

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