【結論】キッチンミノルさんは芸名です。本名は公式サイトで本人が公開していて、STEVEN MINORU CHOといいます。
- 芸名の裏にある名前はSTEVEN MINORU CHO
- 生まれたのはアメリカ・テキサス州フォートワース、1979年
- ただし育ちは日本。3歳のときに来日している
- 職業は写真家、近年はしゃしん絵本作家としても活動
- 登場するのは8月2日(日)午前11時20分のNHK総合
- 芸名の下にある名前と、その情報源
- アメリカ生まれなのに日本人として活動している事情
- この珍しい芸名を名乗り続けている狙いの予想
- 番組での立ち位置と放送日時
番組表に「キッチンミノル」という文字を見つけて、
思わず二度見した人は多いはずです。
店名なのか、
人の名前なのか、
パッと見では判断がつきません。
答えを先に書くと、
実在する写真家の名前です。
しかも、経歴がかなり変わっています。
【予想】この人が珍しい芸名を手放さない理由
ここからは編集部の予想です。
言い切ってしまうと、
この芸名は「正体を隠す仮面」ではなく「仕事を呼び込む看板」として使われていると見ています。
普通、芸名を使う人は本名を伏せます。
ところがこの方は自分から本名を出しています。
根拠になりそうな点を3つ挙げます。
その1:本名が日本の誌面になじみにくい
公式サイトによれば本名はSTEVEN MINORU CHO。
父がアメリカ人、母が日本人という家庭で、
ルーツをたどると朝鮮通信使の正使・趙曮にまで届くと書かれています(キッチンミノル公式サイト)。
雑誌や書籍の撮影を生業にすると、
写真の脇に必ず名前が入ります。
そこで読み飛ばされない名前かどうかは、営業力に直結します。
アルファベット表記のままだと
日本語のページで浮いてしまう。
カタカナの「キッチンミノル」なら、
ミドルネームを残したまま日本の誌面になじみます。
その2:もともと落語の世界を目指していた
この方は18歳で噺家を目指し、断念したという経歴の持ち主です(アイスム)。
落語は名前を受け継いでいく世界です。
そして本人は、
よく通っていた定食屋の名にちなんで
この名を「襲名した」と説明しています。
改名ではなく襲名という言葉を選ぶあたりに、落語への未練が残っているように見えます。
今回の番組で組む相手が
落語家の春風亭一之輔さんだという点も、
この見立てを後押しします。
その3:絵本の読者は子どもだから
2021年からはしゃしん絵本作家を名乗り、
2024年にはテキサスブックセラーズという
個人出版社まで立ち上げています。
絵本を手に取るのは子どもです。
難しい名前は、そもそも覚えてもらえません。
「キッチンミノル」は一度で覚えられます。
公式サイトに出ている基本データ
公開されている情報を
ひと目で分かる形にまとめました。
| 名乗り | キッチンミノル |
| 芸名でない名前 | STEVEN MINORU CHO |
| 生まれた年 | 1979年 |
| 生地 | テキサス州フォートワース(アメリカ) |
| 日本へ | 3歳で来日。のちに日本国籍を取得 |
| ご両親 | 父はアメリカ人、母は日本人 |
| 出た大学 | 法政大学 人間環境学部 |
| 写真の道へ | 2005年 |
| いまの肩書 | 写真家/しゃしん絵本作家 |
面白いのは、
本名をわざわざ公式サイトに載せているところ。
表に出る仕事の人としては、
珍しい振る舞いです。
アメリカ生まれ・日本育ちという育ち方
フォートワースは
テキサス州の北部、
ダラスの西隣にある街です。
カウボーイの文化が色濃く残る土地として知られます。
とはいえ、
その土地の記憶はほとんどないはずです。
3歳で日本にやってきているためで、
実質的には日本で育った人と言えます。
この出自は昔から一貫して語られてきました。
2017年に八重洲ブックセンターで開かれた
春風亭一之輔さんとのトークイベントの案内にも、
「1979年 アメリカ合衆国テキサス州フォートワースに生まれる」と出ています(八重洲ブックセンター)。
9年の時を挟んで内容がぶれていないので、
この経歴はまず間違いないと見ていいでしょう。
写真にたどり着くまでが遠回りすぎる
年表にすると、
この人のキャリアの曲がり具合がよく分かります。
| いつ | 何があったか |
|---|---|
| 高校生のころ | 落語・映画・麻雀にのめり込む |
| 18歳 | 噺家を目指すも挫折 |
| 受験 | 日本映画学校などに落ちる |
| 大学時代 | 法政大学へ。ここで写真と出会う |
| 2001年 | 六大学写真展で銀賞 |
| 就職 | 不動産販売会社へ。宅地建物取引士を取る |
| 2005年 | 写真家・杵島隆に認められ、会社を辞めて独立 |
| 2021年 | しゃしん絵本作家としての活動を本格化 |
| 2024年 | テキサスブックセラーズを立ち上げ |
落語に挫折して、
映画学校にも入れず、
不動産の営業マンになって、
そこから写真家。
バラバラに見えますが、
どれも「人と向き合う仕事」という一点でつながっています。
8月2日の放送での見どころ
放送は2026年8月2日(日)午前11時20分から11時49分、NHK総合。
番組名は「アイカタ 〜大切な人の“イイところ”撮ってきてください〜」で、
シーズン2の第2回にあたります。
司会は加藤浩次さんと近藤春菜さん。
この回では春風亭一之輔さんが、
自分にとって大切な相手としてキッチンミノルさんを撮ります。
いつもはファインダーの後ろにいる人が、
この日はレンズの前に立ちます。
撮る側の人が撮られると、どんな顔をするのか。
そこが最大の見せ場になりそうです。
気になる点をQ&Aで
Q1. 本名の情報はどこから出ているのですか?
ネットの噂ではなく、本人の公式サイトのプロフィール欄です。誰かが調べ上げたわけではなく、本人が自ら掲載しています。だからこそ、この記事でも扱っています。
Q2. 本名は日本語でどう読むのですか?
カタカナでの読み方は公式に示されていません。そのため、この記事ではアルファベットのまま紹介しています。推測でカタカナを当てると誤りになるため、あえて書いていません。
Q3. 国籍はどちらになりますか?
公式には3歳で来日し、日本国籍を取得したとあります。現在どういう状態かまでは公表されていないので、断定はできません。生活の拠点が日本であることは確かです。
Q4. どんなジャンルの写真が得意なのでしょう?
雑誌・書籍・広告の仕事が中心で、人物と料理の撮影に定評があると紹介されています。最近は絵本づくりにも軸足を移しており、『たいせつなぎゅうにゅう』『マグロリレー』といった作品を出しています。
Q5. コンテストでの実績はありますか?
公式サイトには2001年の六大学写真展 銀賞のほか、APA公募展への入選が2005年・2009年・2019年と並んでいます。20年近く応募を続けているのが、この人らしいところです。
Q6. 家族について何か公開されていますか?
結婚やお子さんについての情報は公開されていません。番組の紹介では春風亭一之輔さんと家族ぐるみのつきあいがあると触れられていますが、それ以上は情報源がないため書きません。
Q7. 見逃したらどこで見られますか?
8月2日の放送そのものが7月7日放送分の再放送です。配信の有無は回ごとに変わるため、放送後にNHKの公式サイトで確認するのが確実です。
おわりに
キッチンミノルさんは芸名で、
その下にある名前はSTEVEN MINORU CHO。
1979年にテキサスで生まれ、
3歳から日本で育った写真家です。
落語に憧れて破れ、
映画学校に落ち、
不動産の営業を経てカメラにたどり着く——
まっすぐ進んだところが一つもない経歴です。
その遠回りの果てに、
落語家・春風亭一之輔さんとの長いつきあいがあり、
2026年8月2日のNHK総合「アイカタ」へつながります。
名前に引っかかって検索した人こそ、
この回は当たりだと思います。

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