【結論】ふたりの縁は14年もの。一之輔さん自身が「最悪の出会いだった」と振り返る仲です。
- 付き合いの長さはおよそ14年(一之輔さん談)
- 出会いは本人いわく「最悪」
- キッチンミノルさんが一之輔さんを撮り続けてきた
- 著書『春風亭一之輔の、いちのいちのいち』の写真も担当
- 今回は役割が入れ替わる回になる
- ふたりが出会った時期と、その後の歩み
- 番組発表で一之輔さんが残したコメント
- 「最悪の出会い」という言葉の読み解き
- 撮る人と撮られる人が入れ替わる面白さ
8月2日に流れる
NHK総合「アイカタ」シーズン2の第2回。
落語家春風亭一之輔さんが
誰を撮りに行くのかが公表されています。
お相手は写真家のキッチンミノルさん。
タレントでも芸人でもありません。
売れっ子の落語家が
この人を「自分の相方」と呼ぶ背景には、
14年という積み重ねがあります。
【予想】「最悪の出会い」は、たぶん照れ隠しです
ここからは編集部の予想です。
言い切ってしまうと、
「最悪の出会い」は本気の悪口ではなく、落語家ならではの言い回しだと見ています。
本当に嫌なら、
14年も撮らせ続けるわけがありません。
そう思う手がかりを3つ。
手がかり1:同じ発言の後半でしっかり褒めている
番組の発表に寄せて、
一之輔さんはこう話しています。
「14年前に『最悪の出会い』をした私たちですが、
ガサツでお調子者の彼が、熱い男でもあることを再認識しました」(TVガイドWeb)。
先に落として、あとで持ち上げる。
落語の「まくら」そのものの運び方です。
親しい相手を語るときの
お決まりの形とみていいでしょう。
手がかり2:一緒にやってきた仕事が多すぎる
キッチンミノルさんは
一之輔さんのポートレートや密着の撮影を
何年も引き受けてきました。
その代表が
『春風亭一之輔の、いちのいちのいち』という本。
2017年3月28日に出ており、
写真をこの方が担当しています(八重洲ブックセンター)。
発売に合わせて
八重洲ブックセンターでふたりのトークショーまで開催。
撮る側と撮られる側の1年間の攻防を振り返るという中身でした。
手がかり3:家族ぐるみにまでなっている
番組の紹介文では、
ふたりは家族ぐるみでも深い付き合いがあるとされています。
仕事だけの間柄なら、
そこまでは進みません。
「最悪」で始まった縁が家族単位に育った——
この落差こそ、
番組が撮りたかったものだと思われます。
ふたりの歩みをざっと年表で
| いつ | 何があったか |
|---|---|
| 14年ほど前 | 一之輔さんいわく「最悪の出会い」 |
| 以降 | ポートレートや密着の撮影を継続して担当 |
| 2017年3月28日 | 『春風亭一之輔の、いちのいちのいち』発売。写真を担当 |
| 2017年4月19日 | 八重洲ブックセンターでふたりのトークショー |
| いま | 家族ぐるみの付き合いがあると番組が紹介 |
| 2026年8月2日 | NHK総合「アイカタ」で一之輔さんがカメラを持つ |
目を引くのは2017年。
本を出したうえに、
そろって舞台にも立っています。
被写体とカメラマンが並んで人前に出る時点で、
もう普通の取引先ではありません。
「アイカタ」はどういう番組なのか
正式名称は
「アイカタ 〜大切な人の“イイところ”撮ってきてください〜」。
司会は加藤浩次さん、
サブに近藤春菜さんが付きます。
仕組みは単純で、
出演者が自分の大切な人を自分の手で撮ってくるというもの。
撮影スタッフではなく、
本人がカメラを持ちます。
だから今回は、
落語家がプロの写真家を撮るという妙な構図が生まれます。
シーズン2の第1回はエバースで、
佐々木隆史さんが相方の町田和樹さんを撮っていました。
役割が入れ替わると何が見えるか
14年ものあいだ、
キッチンミノルさんはずっと撮る側にいました。
それが今回はひっくり返ります。
撮り慣れた人ほど
撮られるのが苦手という話はよく聞くところです。
おまけに撮るのは、
自分の写真の手口を知り尽くした相手。
逃げ場のない状況がそろっています。
キッチンミノルさんはどんな人か
一之輔さんが選んだ相手のことも、
ざっと押さえておきましょう。
| 名乗り | キッチンミノル |
| 生まれ | 1979年・アメリカ テキサス州フォートワース |
| 日本へ | 3歳で来日。のちに日本国籍を取得 |
| 出た大学 | 法政大学 人間環境学部 |
| ご職業 | 写真家/しゃしん絵本作家 |
| 得意なもの | 人物と料理の撮影 |
面白いのは、
この方が18歳で落語家を目指して挫折していること。
不動産の営業を経て、
2005年にようやく写真家になっています。
つまり落語家になり損ねた人が、売れっ子落語家の相方をしているのです。
ふたりの関係を見るうえで、
ここは効いてくる話でしょう。
気になる点をQ&Aで
Q1. 「最悪の出会い」って何があったの?
中身は公表されていません。一之輔さんが番組コメントでその言い方をした、というだけです。番組内で明かされるかもしれませんが、放送前の今は推測でしかないので書きません。
Q2. 出会ったのは何年ごろ?
コメントに「14年前」とあるので、逆算すると2012年前後になります。ただしご本人の記憶による数字なので、多少の前後はあると考えたほうが自然です。
Q3. 一之輔さんの専属カメラマンなのですか?
専属という記述はありません。長年ポートレートや密着を担当してきたという説明までです。雑誌・書籍・広告と幅広く仕事をされている方なので、専属と書くのは正しくありません。
Q4. 『いちのいちのいち』ってどんな本?
春風亭一之輔さんの著書で、2017年3月28日の発売です。写真をキッチンミノルさんが担当し、刊行イベントでは「1年間の攻防」を語るという告知が出ていました。
Q5. 家族ぐるみとはどの程度の関係?
番組の紹介に「家族ぐるみでも深い親交がある」とある、それ以上の情報はありません。ご家族の構成や交流の中身は公開されていないため、この記事でも触れないでおきます。
Q6. シーズン2はいつから始まった?
2026年6月30日スタートで、火曜の夜枠で放送されています。第1回がエバース、第2回が春風亭一之輔さんの回です。全体の本数は編成によって変わる可能性があります。
Q7. どこを楽しみに見ればいい?
撮る人と撮られる人が入れ替わるところです。14年ずっとカメラの後ろにいた方が、この回だけ前に出ます。プロがどんな顔で写るのか——そこが一番の見どころになりそうです。
Q8. 春風亭一之輔さんはどんな落語家?
テレビやラジオでもおなじみの人気落語家で、著書も複数出しています。NHKでは「趣味どきっ! 春風亭一之輔の江戸落語入門」のような番組も担当してきました。今回の「アイカタ」では撮影者の役にまわります。
Q9. キッチンミノルさんは他にどんな仕事を?
雑誌・書籍・広告の撮影のほか、近年はしゃしん絵本を手がけています。『たいせつなぎゅうにゅう』『マグロリレー』などがあり、2024年にはテキサスブックセラーズという個人出版社も立ち上げました。
おわりに
春風亭一之輔さんとキッチンミノルさんは、
14年来の間柄。
始まりは本人いわく「最悪の出会い」でした。
そこから撮影の仕事、
本『いちのいちのいち』、
ふたりのトークショーと重ね、
いまでは家族ぐるみだといいます。
そして2026年8月2日、
とうとう立場が逆になります。
14年ぶんの関係が、
たった30分にどう詰まるのか。
そこを見に行く回です。

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