【結論】児玉翔さんは、狩猟免許を取ってから約2年後に市の職員へ転じた32歳です。
- 2024年:知人に勧められ狩猟免許2種を取得
- 2025年9月:緊急銃猟制度がスタート
- 2025年12月:パーソナルトレーナーを退職/市が募集開始
- 2026年4月:小諸市農林課に着任
- 児玉翔さんの経歴を時系列で整理した表
- 2024年に免許を取ったタイミングが持つ意味
- 現在の仕事内容と、覚え直しが必要な業務
- 公表されていること・されていないことの線引き
クマ対策の話題で名前が出てくるガバメントハンター。
長野県小諸市でこの職に就いている3人のうち、
最も新しく加わったのが児玉翔さんです。
前職はなんとパーソナルトレーナー。
その経歴を、公表資料をもとに時系列で追ってみます。
【予想】2024年という免許取得の年が、結果的に効いたとみています
ここからは編集部の予想です。
結論を言うと、児玉さんは狙って転職したというより、免許を持っていたところに制度の追い風が来たのではないかと見ています。
根拠1:免許取得のきっかけが「知人の勧め」だった
報道によれば、児玉さんが2024年に銃猟とわな猟の免許を取ったきっかけは
知人に勧められたことでした(NBS長野放送)。
「将来これを仕事にしよう」と考えて取った、という説明はどこにも出てきません。
当時はパーソナルトレーナーとして働きながらの取得です。
順序としては趣味・地域活動が先だったと読むのが自然でしょう。
根拠2:その1年後にクマ被害が全国的な事態になった
2025年度、クマによる人身被害は全国で過去最悪の水準になりました。
長野県内でも過去10年で最多の16人が被害に遭い、1人が亡くなっています。
2025年9月には緊急銃猟制度が始まり、
自治体の判断で猟銃を使った捕獲ができるようになりました。
この流れを受けて、小諸市は増員に踏み切ります。
根拠3:募集開始と退職の時期がほぼ重なっている
市が新たなガバメントハンターの募集を始めたのが2025年12月。
児玉さんがパーソナルトレーナーを辞めたのも2025年12月です。
この一致が偶然か、募集を見て決断したのかは公表されていません。
ただ、2年前に取った免許が、その時ちょうど求人の条件と噛み合ったことは確かです。
本人の動機として語られているのは
「地元のために狩猟免許を生かせないか」という言葉でした。
以上は時系列からの推測にすぎず、あくまで予想としてお読みください。
経歴を時系列で見る
| 時期 | 出来事 |
|---|---|
| 2024年 | 知人の勧めで銃猟・わな猟の狩猟免許を取得。地元猟友会に入会 |
| 2025年9月 | (制度)緊急銃猟制度が全国で開始 |
| 2025年12月 | パーソナルトレーナーを退職。同月、小諸市が新たなガバメントハンターの募集を開始 |
| 2026年(選考) | 書類選考・面接審査を経て採用が決定 |
| 2026年4月 | 小諸市農林課に会計年度任用職員として着任。市のガバメントハンターは3人体制に |
基本プロフィール
| 名前 | 児玉 翔(こだま しょう) |
| 年齢 | 32歳(2026年4月時点) |
| 住まい | 長野県小諸市 南ヶ原 |
| 勤務先 | 小諸市役所 農林課 |
| 雇用形態 | 会計年度任用職員(採用時の位置づけは「集落支援員」) |
| 持っている免許 | 銃猟・わな猟 |
誕生日、出身地、学歴、家族についてはいずれも公表されていません。
児玉さんは自治体の職員であり、
報道も業務内容と経歴に限られています。
この記事でも私生活には触れません。
今どんな仕事をしているのか
取材時の児玉さんは、
やぶの中でイノシシの足跡を確認していました。
「こう来て上がっていってますね」と痕跡を読む姿が伝えられています。
市民からの相談にも直接対応します。
「小諸市の御牧ヶ原の方でシカの足跡がある」
「畑のあぜを踏まれて、どうにかならないか」
といった電話が入るそうです。
現場を見て、対策を考え、必要なら捕獲まで行う。
通報から解決までを一人でつなげられるのがこの職の強みです。
ただし、狩猟の腕だけでは務まりません。
動物の捕獲許可の手続き、
国の補助金の申請といった行政の事務も覚える必要があります。
ハンターとしての経験があっても、
役所の仕事は一から学ぶことになるわけです。
「トレーナー→ハンター」は珍しいのか
異業種からの転身と聞くと特殊に思えますが、
実は狩猟の担い手はもともと兼業や転身組が多い世界です。
そもそも狩猟免許は誰でも受験できます。
都道府県が実施する試験に合格すればよく、
わな猟・網猟・第一種銃猟・第二種銃猟の4区分から選んで取得します。
児玉さんはこのうち銃猟とわな猟の2つを持っています。
ただし猟銃を実際に所持するには、
免許とは別に警察の所持許可が必要です。
難しいのは資格ではなく、取ったあとに続けられるかどうかのほうです。
猟具や装備には相応の費用がかかりますし、
単独では山に入れません。
児玉さんが免許取得後に地元の猟友会へ入ったのは、
この点で理にかなった順序でした。
体力面のハードルも見逃せません。
やぶを分け入り、わなを見て回り、捕獲後は獲物を運ぶ。
32歳という年齢と、
体を鍛えることを職業にしてきた経歴は、
この仕事とかなり相性がよさそうです。
よくある質問
Q1. なぜパーソナルトレーナーを辞めたのですか?
報道されている本人の言葉は「地元のために狩猟免許を生かせないか」というものです。前職への不満といった説明は一切出ていません。転職の詳しい経緯は公表されていません。
Q2. 経験ゼロから採用されたのですか?
いいえ。2024年に免許を取り、地元の猟友会で活動していました。約2年の実地経験があったうえでの採用です。選考も書類と面接の両方が行われています。
Q3. 小諸市には他にもガバメントハンターがいますか?
はい。桜井優祐さん(41歳)と佐藤勝弥さん(29歳)の2人がいます。児玉さんが加わって3人体制になりました。いずれも2026年4月時点の年齢です。
Q4. 8月4日のテレビに映るのは児玉さんですか?
公表されていません。番組の情報には「長野県小諸市役所に勤めるガバメントハンター」としか書かれていません。3人のうち誰が登場するかは放送を見るまで分かりません。
Q5. 猟友会と市の職員は何が違うのですか?
猟友会は民間の団体で、市からの依頼を受けて動きます。ガバメントハンターは市の職員そのものなので、現場判断から捕獲までを内部で完結できます。責任の所在がはっきりする点も行政側の利点とされています。
これからどうなる?
児玉さんのような異業種からの参入は、担い手不足に悩む全国の自治体にとって参考になるはずです。
特別な家系や幼少期からの経験がなくても、
免許を取って猟友会に入り、数年活動すれば道が開ける。
そのモデルケースになりました。
課題は雇用の安定性です。
会計年度任用職員は単年度契約が基本で、
長く続ける前提の仕組みとは言いにくい面があります。
命の危険もある仕事をどう処遇するのか。
8月4日の放送が「給与や手当」を掘り下げると告知しているのは、
この論点に踏み込むためでしょう。
まとめ
児玉翔さんは、小諸市南ヶ原に住む32歳。
2024年に知人の勧めで狩猟免許を取り、
猟友会での約2年を経て、
2026年4月に市の農林課へ移りました。
前職はパーソナルトレーナーです。
免許を取ったタイミングと、
クマ被害の深刻化・制度改正・市の募集が重なった結果の転身でした。
放送は8月4日(火)23時06分、テレビ東京です。

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