【結論】桜井優祐さんは、小諸市農林課で全国初の制度を現場で回してきた公務員ハンターです。
- 長野県小諸市 農林課の職員
- わな猟・銃猟の両方の狩猟免許を保有
- 2026年4月時点で41歳(2025年10月時点は40歳)
- 小諸市の制度は2011年スタート=2026年で15年目
- 桜井優祐さんの基本情報
- 報道で確認できる発言をまとめた一覧
- 「駆除」ではなく「管理」という言葉づかいの意味
- 知事や県議が小諸市を評価している理由
全国で初めてガバメントハンターを採用した自治体、長野県小諸市。
その現場を長く支えてきたのが桜井優祐さんです。
8月4日にはテレビ東京がこの市に密着します。
放送前に、桜井さんという人物を整理しておきます。
【予想】桜井さんは「駆除する人」ではなく「管理する専門職」だとみています
ここからは編集部の予想です。
結論を言うと、桜井さんの発言は一貫して「管理」という言葉で貫かれている点に、この職の本質があると見ています。
根拠1:本人が「個体を管理する」と言っている
山林でわなを確認しながら、桜井さんはこう語っています。
「(野生鳥獣が)出てきやすい環境がすぐそこにあるので、いかに鳥獣被害をもたらしてしまう個体を管理していくことが重要」(NBS長野放送)。
ここで使われているのは「駆除」でも「退治」でもありません。
被害を出す個体を選別するという発想です。
根拠2:成果が「シカ捕獲数7倍」という数字で語られている
小諸市の実績として報じられているのは、
ニホンジカの捕獲数が年間約7倍に増えたという数字です(関西テレビ)。
クマではなくシカ。
つまりこの職の日常業務は、
報道が注目するクマ対応よりも、農作物被害をもたらすシカ・イノシシの継続的な管理にあります。
根拠3:増員の理由も「初動対応力」だった
2026年に人員が増えたとき、桜井さんが挙げたのは
「被害報告が重なるとどうしても対応が遅れてしまう場合もある」という点でした。
語られているのは件数をさばく力です。
危険な一発勝負ではなく、
日々届く通報を取りこぼさない体制づくり。
これが小諸市が15年かけてつくってきたものだと考えます。
ただし以上は公開された発言からの推測であり、
本人がこう整理したわけではありません。
あくまで予想としてお読みください。
基本情報
| 名前 | 桜井 優祐(さくらい ゆうすけ) |
| 年齢 | 41歳(2026年4月時点)/40歳(2025年10月時点) |
| 勤務先 | 長野県小諸市役所 農林課 |
| 免許 | わな猟・銃猟 |
| チーム | 2026年度から3人体制(他に佐藤勝弥さん・児玉翔さん) |
報道で確認できる発言まとめ
| 場面 | 発言 |
|---|---|
| わなの確認中 | 「これが獣道で、下っているのもあるんですが、この辺に(わなが)かけてある」 |
| 現場環境について | 「出てきやすい環境がすぐそこにあるので、いかに鳥獣被害をもたらしてしまう個体を管理していくことが重要」 |
| 増員について | 「被害報告が重なるとどうしても対応が遅れてしまう場合もある。1人増えるだけでも初動対応力が変わる」 |
| 新人への声かけ | 「どの辺の地域で来ている?」 |
| 新人への期待 | 「うまく地元のハンターさんと連携取りながら捕獲をすすめてもらえたらいいかな」 |
並べてみると、
自分の武勇伝がひとつもないことに気づきます。
語られるのは環境、体制、後輩のこと。
この職に必要なのが個人技ではなく継続できる仕組みであることが、言葉から透けて見えます。
危険がないわけではない
2025年12月、共同通信が配信した記事は桜井さんを取り上げ、
見出しに「危ない。こいつは来る」クマと目が合った瞬間に直感した…という言葉を掲げました。
あわせて「危険と隣り合わせ」「デスクワークとの二重負担」、
そして「生きがいを仕事にできている」という受け止めも並んでいます(山陽新聞)。
記事本文は有料公開のため、詳しい状況はここでは扱いません。
ただし見出しに並んだ言葉だけでも、
この仕事が命の危険と事務作業を同時に抱えていることは伝わります。
県が小諸市を見ている
2025年10月10日、長野県議会の有志が阿部守一知事にガバメントハンターの導入を要望しました。
宮沢敏文県議はこう述べています。
「ガバメントハンターは長野県の小諸市が全国で初めて活用した制度で、とても効果を生じまして、意識も高まった」
阿部知事も
「民間の人たちにやっていただいている状況だと、もし万が一のことがあったときに、行政として中途半端な責任の負い方にならざるを得ない。公務員化することが必要だとかねてから思っていた」
と語りました。
小諸市の現場が、県の政策判断の材料になっているわけです。
なぜ「市の職員が免許を持つ」と早くなるのか
桜井さんが繰り返す「初動」という言葉。
その意味は、従来の流れと比べると分かります。
| 従来のやり方 | ガバメントハンターがいる場合 |
|---|---|
| 住民が市に通報する | 住民が市に通報する |
| 市の職員が現場を確認する | 免許を持つ職員が現場を確認する |
| 猟友会に捕獲を依頼する | その場で捕獲の判断ができる |
| 猟友会から市へ報告が上がる | 報告の往復が不要 |
関西テレビの報道でも、
現場での確認から捕獲依頼がその場で実行でき、猟友会への報告手続きが不要になる点が利点として挙げられています。
省けるのは作業量ではなく待ち時間です。
野生鳥獣の対応で待ち時間が減ることの意味は大きい。
相手は同じ場所に留まってくれないからです。
シカ捕獲数が約7倍になったという結果も、
この時間短縮の積み重ねだと考えられます。
よくある質問
Q1. 名前の読み方は?
「さくらい ゆうすけ」さんです。報道では漢字表記で紹介されています。
Q2. 8月4日の放送に出るのは桜井さんですか?
分かりません。番組の情報には個人名がなく、「長野県小諸市役所に勤めるガバメントハンター」とだけ書かれています。市には3人います。
Q3. 銃を撃つこともあるのですか?
桜井さんは銃猟免許を持っています。2025年9月に始まった緊急銃猟制度では、生活圏に出没した場合に自治体の判断で猟銃を使えるようになりました。ただし個別の発砲実績は公表されていません。
Q4. 給料はいくらですか?
公表されていません。桜井さんの任用形態も報道からは確認できません。8月4日の番組が給与や手当を深掘りすると告知しています。
Q5. なぜ小諸市だけ早く始められたのですか?
理由は明らかにされていませんが、市域に野生鳥獣が出やすい環境が接していることが背景にあると考えられます。桜井さんも「出てきやすい環境がすぐそこにある」と語っています。被害が先に来ていた地域だったということです。
これからどうなる?
クマ被害の深刻化を受け、国も動き出しました。
環境省はクマ対策として約34億円を補正予算案に計上し、
ガバメントハンター雇用の人件費を含めています。
制度が全国に広がるとき、
参照されるのは小諸市の15年です。
その中心にいた桜井さんの経験が、
これから各地でつくられる仕組みの土台になっていくのだと思います。
まとめ
桜井優祐さんは小諸市農林課の職員で、
わな猟と銃猟の両免許を持つ41歳(2026年4月時点)。
2026年度からは3人体制の中心として、
新人の育成にもあたっています。
語る言葉に武勇伝はなく、
あるのは「管理」と「初動」という運用の話ばかり。
全国初の制度を15年続けてこられた理由は、
そのあたりにありそうです。
放送は8月4日(火)23時06分、テレビ東京。

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