【結論】神奈川県警多摩署は、川崎市多摩区の集合住宅で飼われていた約2メートルのニシキヘビ2匹が見当たらなくなったと明らかにしました。毒はなく、見かけたら近寄らず110番へ、と案内されています。
タイムラインに「ニシキヘビ」が並び、
自分の住むエリアは平気なのかと
不安になった方も多いはずです。
きっかけは、2026年8月13日に多摩警察署の公式Xが出した捜索協力の呼びかけでした。
現場は川崎市多摩区菅馬場2丁目付近の集合住宅です。
ここでは、ヘビの種類と毒の有無、
大型のヘビをめぐる法律の線引き、
遭遇したときの動き方を、
公表されている材料だけで並べます。
- いなくなったのは約2メートルのニシキヘビ2匹(2歳オス/4歳メス)
- 種はアルバーティスパイソンで、警察は毒なしと説明
- 現場は川崎市多摩区菅馬場2丁目付近の居宅
- 案内は「近寄らず、まず通報」の一点
- この種は環境省の特定動物リストに名前がありません
【考察】潜んでいる場所と、「許可なしで飼えた」背景を読む
ここからは編集部の考察(予想)です。
2匹は広い範囲へ散らばらず、建物や敷地の内側に身を寄せているのではないかと考えられます。
さらに「なぜ届け出なしで飼えたのか」という点は、
法律が種ごとに線を引いていることで説明が付きます。
手がかりは3つあります。
1点目は、先例が「同じ建物」で決着していることです。
横浜市の記者発表によれば、2021年5月6日に戸塚区の住宅から逸走したアミメニシキヘビは、
5月22日午後4時40分、飼育者が暮らすアパートの屋根裏で見つかり捕獲されました。
3メートル級の個体でさえ
建物から離れていなかったわけで、
2メートル級の今回も
近場に残っている見立てが成り立ちます。
2点目は気温と天候の影響です。
ヘビは自分で体温を作れないため、
暗く狭く、温度と湿度が動きにくい場所へ入り込みやすいとされます。
13日の関東は雨が強まる時間帯もありました。
路上を延々と進むより、
天井裏・床下・室外機の裏・茂みといった
隠れ場所にとどまっている確率が高そうです。
3点目が、「体が大きい=許可が必要」ではないという制度の話です。
環境省の特定動物リストに載るニシキヘビ科は5種のみ。
内訳はアミメニシキヘビ、インドニシキヘビ、アフリカニシキヘビ、アメジストニシキヘビ、オーストラリアヤブニシキヘビです。
今回のアルバーティスパイソン(シロクチニシキヘビ)は、この5種に入りません。
結果として2メートル級でも許可を要さずに飼える種だったと読み取れます。
ここが今回いちばん考えさせられる部分です。
川崎市の案内では、令和2年6月1日を境に、特定動物をペットとして飼う許可は出なくなりました。
許可なく飼えば
6か月以下の懲役または100万円以下の罰金と記されています。
ところがリスト外の種は、その枠組みの外に置かれます。
実際の危険度は体格や筋力にも左右されますが、
制度の線引きは種名で決まるため、
感覚とのずれが残ります。
その分、逃がさない工夫は飼い主側の責任範囲に寄ります。
報道では網戸が10センチほど開いていたと伝えられました。
ケージと室内という2段構えが
どちらも機能しなかった形です。
この機会に施錠の追加や設置場所の再点検という
当たり前の対策が広まってほしいところです。
ここまでは公表資料に基づく予想で、
現在地も捕獲の見込みも判明していません。
今後は警察の発表を追う形になります。
何が起きたのか:発表の内容を整理
発表と各社の報道をまとめると、飼い主の男性は12日午後9時ごろにケージ内の2匹を確認していました。
その後13日午前2時ごろに見たところ、
2匹とも姿がなかったとされています。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 現場 | 川崎市多摩区菅馬場2丁目付近の集合住宅 |
| 匹数 | 2匹(2歳のオス/4歳のメス) |
| 大きさ | どちらも約2メートル |
| 胴回り | 500ミリリットルのペットボトル程度(報道より) |
| 体色 | 黒っぽい |
| 毒性 | なし(警察の発表) |
多摩警察署は公式Xで
「ヘビを見かけても近付かず、通報をお願いします」と記しています。
捜索は継続中との説明です。
身近な生き物の見分け方が気になった方は、
種類ごとの解説が載った図鑑が1冊あると
落ち着いて確認できます。
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※価格や在庫は変動します。掲載内容はリンク先でご確認ください。
アルバーティスパイソンという種について
アルバーティスパイソンは、和名でシロクチニシキヘビと呼ばれるニシキヘビ科の一種です。
今回の発表でも毒はないと示されています。
- 通称アルバーティスパイソン/和名シロクチニシキヘビ
- 警察の説明では毒はなし
- 体長約2メートル、体色は黒っぽい
- 環境省の特定動物リストには非掲載
SNS上では危険度の見方が真っ二つです。
「2メートルなら過度に恐れる必要はない」という声もあれば、
「早く保護してほしい」という声もあります。
公式に確定しているのは「毒なし」と「近寄らず通報」だけですので、
個人の見解より発表に合わせて動くのが確実です。
「特定動物」という枠組みと大型ヘビ
人に危害を及ぼすおそれのある動物は特定動物として定められ、
飼うには都道府県知事などの許可を前もって受ける必要があります。
ヘビも対象に含まれる分類です。
| 区分 | 内容 |
|---|---|
| リスト掲載のニシキヘビ科 | アミメ/インド/アフリカ/アメジスト/オーストラリアヤブの5種(環境省) |
| 今回の種 | アルバーティスパイソン=非掲載 |
| ペット目的 | 令和2年6月1日以降、特定動物の飼養許可は不可(川崎市の案内) |
| 無許可のペナルティ | 6か月以下の懲役または100万円以下の罰金(川崎市の案内) |
言い換えると「大きなヘビはすべて許可制」という理解は誤りです。
対象は種名で決まっているため、
2メートル級でも枠外になる種があります。
今回の話題で
取り違えやすいポイントだと感じます。
爬虫類を飼っているご家庭では、
ケージの施錠と設置場所の確認が
そのまま脱走防止につながります。
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5年前にも起きていた同種の騒動
思い出されるのが2021年に横浜市戸塚区で起きたアミメニシキヘビの逸走です。
横浜市の記者発表では、5月6日に個人宅から逃げ、
5月22日午後4時40分にアパートの屋根裏で発見・捕獲されました。
当時は大規模な捜索が連日続きましたが、
最終的な居場所は同じ建物の中でした。
広域へ逃げるより
手近な隠れ場所に落ち着くことを示す一例として、
今も引き合いに出されます。
遭遇したときの動き方
警察の案内はシンプルです。
近寄らない/触らない/すぐ知らせる——この3つに尽きます。
- 自力で捕獲しようとしない(驚かせるほど危険が増します)
- 間合いを取り、その場を離れる
- 110番など警察へ連絡し、場所と時間を伝える
- 余裕があれば離れた位置から撮影して特徴を共有する
お子さんやペットと歩くときは、
茂み・側溝・室外機の裏など
隠れられる場所に寄せないと安心です。
必要以上に怯えることはありませんが、
手を触れないという一点だけは
徹底しておきたいところです。
ニシキヘビ脱走に関するQ&A
Q1. 毒の心配はありますか?
警察の発表では2匹とも毒はありません。
種はアルバーティスパイソンとされています。
とはいえ毒がないから触ってよいわけではなく、
近寄らず通報という案内に従うのが安全です。
Q2. 現場はどのあたりですか?
発表では川崎市多摩区菅馬場2丁目付近の集合住宅の居宅と示されています。
周辺の捜索が続いているとのことです。
部屋番号や詳しい経路は
公表されていません。
Q3. 2メートル級を届け出なしで飼えるのですか?
種によって扱いが分かれます。
環境省のリストに載るニシキヘビ科は5種で、
アルバーティスパイソンは含まれません。
そのためサイズだけでは判断できない形になっています。
Q4. 似た出来事は過去にありましたか?
あります。2021年5月、横浜市戸塚区でアミメニシキヘビが逸走しました。
横浜市の発表によると、約2週間半後にアパートの屋根裏で捕獲されています。
建物内に潜んでいたケースとして知られています。
Q5. 室内に入り込む心配はありますか?
可能性がないとは言えません。
すき間や排水まわり、網戸の開きは閉じておくと安心につながります。
もし屋内で見つけたときも
追い立てず、扉を閉めて通報する形が安全と考えられます。
Q6. 自分で捕まえても構いませんか?
控えたほうがよいです。
驚いた個体はかみつくおそれがあり、
大型になるほど力も強くなります。
警察が「近付かず通報」と示している以上、
距離を保って連絡するのが最善です。
まとめ
川崎市多摩区の集合住宅から、体長約2メートルのニシキヘビ2匹が見当たらなくなったと発表されました。
種はアルバーティスパイソンで、
毒はないと説明されています。
先例では建物の中で見つかったケースもあり、
隠れられる場所に潜んでいる可能性が考えられます。
目撃したら近寄らず通報を
徹底したいところです。
続報が入り次第、追記します。
あわせて読みたい:中国洪水で毒蛇逃走・学校孤立の真相は?広西で起きたことと誇張の見分け方
参考: 神奈川県多摩警察署 公式X / 朝日新聞 / 環境省 特定動物リスト / 川崎市(特定動物の愛玩目的の飼養について) / 横浜市 記者発表(2021年)

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