【結論】「サマークリスマス」は8月25日に結びついた記念日です。発端は1974年、深夜ラジオでの呼びかけだったと伝わります。
夏の盛りに「クリスマス」という単語が流れてきて、
「何のことだろう」と首をかしげた方もいるかもしれません。
サマークリスマスは、12月25日から半年進んだ8月25日を、
夏版のクリスマスとして味わおうという発想から生まれた日と紹介されています。
本記事では、この日が生まれた経緯をたどりつつ、
よく混同される同名の植物についても整理します。
- 日付は8月25日
- 発端は1974年のTBSラジオ『パック・イン・ミュージック』と伝わる
- 呼びかけ役はパーソナリティの林美雄アナウンサー
- この日は林アナウンサーの誕生日でもあったとされる
- 同番組からは9月14日の記念日も生まれたと伝わる
- 「サマークリスマスブッシュ」は別物で、豪州原産の花木
8月25日という日付が選ばれた背景
記念日をまとめる各サイトによると、起点は1974年(昭和49年)とされています。
当時放送されていたTBSラジオの深夜番組『パック・イン・ミュージック』が舞台でした。
「12月25日があるなら、8月25日もクリスマスでいいのでは」というリスナーの声を受け、
パーソナリティの林美雄アナウンサーが集まりを呼びかけたと紹介されています。
| 確認事項 | まとめ |
|---|---|
| 日付 | 8月25日 |
| 起点となった年 | 1974年(昭和49年) |
| 舞台 | TBSラジオ『パック・イン・ミュージック』 |
| 呼びかけ役 | 林美雄アナウンサー(1943〜2002年) |
| 発想の元 | 12月25日の半年後を夏のクリスマスにするという案 |
8月25日は林アナウンサー本人の誕生日にもあたっていたと伝わります。
放送から生まれた記念日という成り立ちが、この日の個性になっています。
【考察】半世紀を越えて言葉が生き延びた事情
ここからは編集部の考察(予想)です。
この呼び名が今も口にされる背景には、
言葉そのものの強さがあるように思えます。
根拠を4点挙げます。
ひとつめは、解説なしで通じること。
「サマー」と「クリスマス」という誰もが知る2語の並びのため、
初見でもおおよその意味がつかめます。
由来を知らずとも使える言葉は、
世代をまたいで残りやすいと考えられます。
ふたつめは、日付の思い出しやすさ。
12月25日から半年進むと8月25日という関係は、
一度知れば頭に残ります。
語呂合わせよりも感覚的で、暦を見れば呼び戻せます。
記念日が根づくかどうかは、
思い出す手がかりの数で決まるのではないでしょうか。
みっつめは、暦の空きを埋めていること。
8月の下旬はお盆が過ぎ、夏の行事が落ち着く時期です。
大きな催しが手薄な期間に、気軽に使える話題が置かれています。
店舗の企画やSNSの投稿にとって、
取り上げやすい素材になっていると考えられます。
よっつめは、しばりがないこと。
この日にやるべき決まりごとは存在しません。
お菓子を食べても、飾りを出しても、口にするだけでも成り立ちます。
参加の形が自由な行事は、
負担が軽く長続きしやすいという性質があります。
加えて、話題にしやすい形も後押しになっています。
「今日はサマークリスマスだそうです」という一言は、会話の入り口として使いやすい形をしています。
知っている人は背景を語れますし、初耳の人は素直に驚けます。
どちらにも居場所がある話題は、
年を重ねるごとに広がっていくと考えられます。
さらに、南半球という現実の裏づけもあります。
オーストラリアなどでは12月のクリスマスが真夏に巡ってきます。
「夏のクリスマス」は絵空事ではなく、実際に成立している風景です。
支えになる事実があると、
冗談で終わらず筋の通った話になります。
同じ名前の花木が存在する事情も、この重なりから来ています。
最後に触れておきたいのが、発信元が放送だった点です。
深夜ラジオは聞き手との距離が近い場で、
呼びかけがそのまま行動へつながる空気がありました。
企業の宣伝から始まった記念日とは違い、受け手の側から言い出したという成り立ちです。
自分たちで作った言葉には愛着が残りますので、
語り継がれる力が強いとも考えられます。
整理すると、この記念日は
制度ではなく言葉の力で残ってきたように映ります。
もっとも、ここまでは編集部の予想です。
公式の行事ではありませんので、
感じ方は人によって違う点を添えておきます。
同じ名前で呼ばれる花木「クリスマスブッシュ」
「サマークリスマス」を調べると、「ブッシュ」「育て方」「花」という語が一緒に出てきます。
こちらは記念日ではなく、クリスマスブッシュという植物の話です。
クリスマスブッシュはオーストラリア原産でクノニア科の花木です。
現地では真夏となる12月に色づくため、クリスマスの名が付いたと説明されています。
- 白い小花のあと、がくが白からピンク、赤へと変化する
- 色づいた状態が1か月ほど保たれ、観賞期間が長い
- 日当たりと水はけのよい環境を好む
- 乾燥に弱いため、水切れさせない管理が向く
- 寒さには強くなく、寒冷地では冬に屋内へ移すと安心
日本では初夏が花の時期にあたるため、
「サマークリスマスブッシュ」の名で売られることがあると紹介されています。
記念日と植物という異なる話題が同じ語に集まっている状態です。
▼ クリスマスブッシュの苗はこちらから
※苗が出回る時期は年によって前後します。株の大きさもご確認ください。
この日の過ごし方のヒント
決まりごとのない日ですから、無理のない範囲で取り入れる形で構いません。
小さな飾りを出す、好きなお菓子を用意するといった過ごし方が挙げられます。
商業施設では夏向けのツリーを立てる企画が行われた例もあります。
実施の有無は年ごとに変わりますので、気になる方は近隣施設の案内をご確認ください。
よくある疑問(Q&A)
Q1. 何月何日にあたりますか?
8月25日です。
12月25日から半年進んだ日付が選ばれたと伝えられています。
Q2. 言い出したのは誰でしょうか?
ラジオ番組『パック・イン・ミュージック』で、
林美雄アナウンサーがリスナーへ呼びかけたことが始まりとされています。
1974年の話と紹介されています。
Q3. 正式に定められた日ですか?
国の祝日ではありません。
ラジオから生まれた民間の記念日として、
記念日を扱う各サイトで紹介されている扱いです。
Q4. 決まった過ごし方はありますか?
特にありません。
夏にクリスマス気分を楽しむという趣旨のため、
それぞれが好きに過ごす日と受け取られています。
Q5. 植物のサマークリスマスブッシュとは?
記念日とは無関係で、オーストラリア原産の花木を指します。
日本では初夏に見ごろを迎えることから、
この名で流通する場合があると説明されています。
Q6. 同じ番組が発祥の記念日は他にもありますか?
9月14日の「セプテンバーバレンタイン」も、
同じ番組から広まったと伝わります。
ラジオ由来の記念日という共通項があります。
これから注目したい2つのこと
この日は毎年8月25日に必ず訪れます。
大がかりな仕掛けがなくても言葉だけで話題が立つ日として、今後も残りそうです。
気になるのは、商業施設の企画がどこまで増えるかという点です。
夏の終わりは催しが手薄な時期のため、育つ余地はありそうです。
▼ 室内を彩る植物はこちらから
※飾る場所の日当たりとサイズを確かめてからお選びください。
まとめ
サマークリスマスは8月25日の記念日で、1974年の深夜ラジオが発端と伝えられています。
呼びかけ役は林美雄アナウンサーとされています。
同じ呼び名を持つ花木のクリスマスブッシュとは別の話題です。
検索する際は、どちらを指しているか確かめてみてください。
続報が入り次第、追記します。
参考: 雑学ネタ帳(サマークリスマス) / ベストカレンダー(8月25日の記念日) / LOVEGREEN(クリスマスブッシュの育て方) / GreenSnap(クリスマスブッシュの育て方)

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