槙野智章「歴代ヤンキー」6位の紹介を検証|追いかけられた場面は2017年の浦和対済州、代表戦ではなくクラブの試合

    本記事はプロモーションを含みます。

    【結論】「日本代表歴代ヤンキー」6位の槙野智章が追いかけられる場面は、代表戦ではなくクラブの試合です。2017年、浦和レッズと韓国の済州ユナイテッドの一戦でした。

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    日本代表歴代ヤンキー6位

    ♬ オリジナル楽曲 – 俺はサッカーが好きなんだよコラ – 俺はサッカーが好きなんだよコラ

    • 場面は2017年5月31日、アジアチャンピオンズリーグの浦和対済州
    • 動画の「韓国チーム」は韓国のクラブという意味で合っている
    • 「何を言ったら」について、報道で具体的に挙がったのはしぐさ
    • 処分は済州の3選手とクラブ、浦和にも罰金。のちに2選手が軽減
    この記事で分かること
    • 動画の紹介を1つずつ確かめた結果
    • 追いかけられた試合の日付・会場・スコア
    • 済州と槙野、それぞれの言い分
    • 処分が軽くなるまでの流れ

    「日本代表歴代ヤンキー」のシリーズで、6位として紹介されたのは槙野智章でした。
    動画は、試合終了の直後に韓国のチームの選手たちに追いかけ回される場面を映し、
    「一体何を言ったら」ここまで怒らせるのか、と問いかけています。
    ランキングだけを見ると代表戦の出来事に思えますが、実際はどうだったのでしょうか。
    この順位は投稿者が独自に付けたもので、公式の評価ではありません。
    当時の日本と韓国の報道を突き合わせて確かめました。

    目次

    【考察】なぜ「日本代表」の順位に、クラブの試合の場面で入ったのか?

    ここからは編集部の予想です。

    私の答えはこうです。
    槙野の「やんちゃな印象」は、代表での38試合よりも、2017年の一夜で決まった。
    ランキングの枠は「日本代表」でも、
    人々の記憶に残っているのは埼玉スタジアムの追走劇だと読みます。
    根拠は3つです。

    根拠1:日韓の両方で、強い言葉とともに報じられた

    騒動の直後、日本のスポーツ紙やサッカーメディアは一斉に報じ、
    見出しには「最悪な後味」「地獄絵図」「驚愕の蛮行」といった言葉が並びました。
    韓国の京郷新聞も「恥ずべき暴動」と伝えたとされます(ジェイキャスト)。
    国をまたいで大きく扱われた映像は、何年たっても切り抜かれて出回ります。
    だからこそ、クラブの場面が「代表選手・槙野」の代表的な1コマになったと私は考えます。

    根拠2:済州側が「槙野」を名指しした

    槙野を追いかけた済州のDFクォン・ハンジンは、韓国メディアの取材に
    「槙野を除いたら、これといったトラブルはなかった」と話したと伝えられています(フットボールチャンネル)。
    サッカーダイジェストによると、槙野を追ったのはクォン・ハンジンだけではなく、DFチョン・ウン、DFキム・ウォニル、FWアン・ジョンボムらも集団で加わりました(サッカーダイジェスト)。
    乱闘には両チームの多くの選手が関わり、済州側は武藤雄樹の名前も挙げていますが(サッカーダイジェスト)、
    言い分の中心にあったのは主に槙野の名前でした。
    そのため「槙野が何かした」という受け止め方が広がったと私は読みます。
    動画の「一体何を言ったら」という問いも、その延長線上にあると読めます。

    根拠3:処分をめぐる議論が、夏まで続いた

    済州は処分の発表直後に上訴の意向を示し、
    その際に、浦和側が済州のベンチに向かってあざけるような身ぶりをしたと主張しました(ソウル新聞)。
    7月20日に2選手の出場停止が軽くなった際も、
    済州側は浦和の挑発を訴えていたと報じられています(MKスポーツ)。
    勝った浦和のペトロヴィッチ監督は試合後、「しこりを残すのは、私は好きではありません」と話し、友好試合で関係を築きたいと呼びかけていました(日本サッカー協会)。
    それでも、試合から軽減まで約50日、話題が続いたことで、「槙野=相手を怒らせる人」という印象が固まったのでしょう。

    ただし、挑発があったかどうかは両者の説明が食い違っており、私はどちらかを正しいとは考えていません。
    ここで述べたのは、印象が生まれた理由についての編集部の予想です。
    事実として断定するものではありません。

    早見表:動画の紹介を1つずつ確かめた結果

    動画の短い紹介文を、当時の報道と並べてみました。
    確かめられたこと、表現に注意が必要なこと、確かめられなかったことを分けています。

    動画の紹介確認結果
    韓国チームとの対戦で追いかけ回された確認できた。相手は韓国の済州ユナイテッド
    日本代表歴代(の出来事)追走の場面はクラブの試合。代表戦ではない
    一体何を言ったら報道で具体的に挙がったのはしぐさ(ガッツポーズ、指を立てる行為)。どんな言葉が交わされたかは報じられていない
    競り勝つとガッツポーズ映像の試合は特定できず、裏付けは取れていない
    テレビで見るエンターテイナー引退後は解説者やタレント業もこなしてきたと報じられている(ゴール)

    動画は「韓国チーム」と紹介しており、韓国のクラブという点では内容と一致しています。ランキングの枠が「日本代表」であるため、代表戦の出来事と受け取られやすい点に注意が必要です。

    試合の特定:2017年5月31日、埼玉スタジアムでの一戦

    動画に映る相手は、胸に「SK」と入った橙と白のユニフォームです。
    これは韓国の済州ユナイテッドで、浦和の5番が槙野でした。
    試合は2017年のアジアチャンピオンズリーグ、決勝トーナメント1回戦の第2戦です。

    日付2017年5月31日(水)
    会場埼玉スタジアム
    スコア浦和3-0済州(延長)
    2試合合計浦和3-2済州(第1戦は0-2)
    決勝点99分、森脇良太
    槙野の年齢30歳

    浦和は第1戦の2点差をひっくり返し、8強に進みました(日本サッカー協会)。
    一方で、延長の終わり際から両チームの選手がエキサイトし、
    試合後にも選手とスタッフが入り乱れる混乱が続いています。
    ゲキサカは、試合後を含めてレッドカード3枚、イエローカード8枚が出たと伝えました(ゲキサカ)。

    当時の浦和をグッズで振り返りたい方は、下のリンクから探せます。

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    「何を言ったら」の答えは?報道で挙がったのはしぐさ

    動画は「一体何を言ったら」と締めくくっていますが、
    当時の報道で具体的に挙がったのは、しぐさでした。
    済州の監督は「相互のアクションと言葉があった」とも述べていますが、どんな言葉だったかは報じられていません(ジェイキャスト)。
    具体的に挙がっているのは次の2つです。

    ①決勝点のあとのガッツポーズ

    済州のチョ・ソンファン監督は、浦和の選手が済州のベンチ側を向いて勝利のセレモニーをしながら刺激をしたと主張しました。
    ジェイキャストは、韓国の中央日報(日本語版)の記事としてこの発言を紹介しています(ジェイキャスト)。
    これに対し槙野は、ガッツポーズは浦和のサポーターに向けたものだと説明しました。

    ②指を立てたとされる行為

    韓国のスポーツソウルは、済州によると槙野が指で「3-0」を示す挑発的な行動をとったと思われると伝えました(ゲキサカ)。
    クォン・ハンジンも、浦和の選手が謝りに来た最中に槙野が指を3本立てて挑発したと主張しています(フットボールチャンネル)。

    指を立てた行為は、済州側の主張として報じられたものです。日本側の報道で、その行為を映像などで確かめた記述は見当たりませんでした。槙野は追いかけられた理由を聞かれ「分かんないっす」と答えています。

    処分はどうなった?発表から軽減までの流れ

    アジアサッカー連盟の懲戒委員会の決定は、6月9日に明らかになりました。
    韓国日報は、済州の選手3人とクラブへの処分を次のように伝えています(韓国日報)。
    浦和にも、クラブ関係者が騒動に加わったとして2万ドルの罰金が科されました(AFPBB)。

    対象6月9日の処分7月20日以降
    チョ・ヨンヒョン出場停止6か月3か月に軽減
    ペク・ドンギュ出場停止3か月2か月に軽減
    クォン・ハンジン出場停止2試合変更の報道なし
    済州罰金4万ドル変更の報道なし
    浦和罰金2万ドル変更の報道なし

    チョ・ヨンヒョンは81分に退場した後、試合後の騒ぎに加わって審判に詰め寄ったとされ、最も重い処分でした。
    ペク・ドンギュは、控えの立場でピッチに入り阿部勇樹に肘打ちをしています(サッカーダイジェスト)。

    済州の上訴を受け、7月20日に2選手の出場停止が軽くなりました。
    罰金はそのままとされ(MKスポーツ)、チョ・ヨンヒョンには1年以内に同じことがあれば3か月の追加という条件が付いています(文化日報)。
    軽減の理由として伝えられた「浦和の挑発」などは、済州側が訴えた内容です。
    アジアサッカー連盟がどの点を認めたのかは、今回確認した範囲では分かっていません。
    なお、槙野個人への処分は、確認した報道には記されていませんでした。

    槙野智章は日本代表で何をした選手?

    ランキングの枠である日本代表での実績も確かめておきます。
    藤枝MYFCの発表によると、代表歴は2009〜2019年で、
    国際Aマッチは38試合4得点、2018年のロシアW杯では1試合に出場しました(藤枝MYFC公式)。
    1987年5月11日生まれで、現在39歳です。
    2022シーズン限りで現役を引退し(サッカーキング)、2025年12月からはJ2藤枝の監督を務めています。

    よくある質問

    Q1. 済州ユナイテッドはどんなクラブですか?

    韓国のクラブで、胸スポンサーの「SK」の文字が目印です。
    2017年は2度目のアジアチャンピオンズリーグ出場で、初めて16強に入っていました(日本サッカー協会)。
    浦和との第1戦はホームで2-0と勝っていました。

    Q2. 槙野智章はどうやって逃げたのですか?

    本人は「逃げました」と話し、全速力でロッカールームへ駆け込んだと報じられています(ゲキサカ)。
    チームメートや浦和のスタッフが間に入り、警備員がゲートを封鎖したと伝えた媒体もあります(サッカーダイジェスト)。

    Q3. 浦和はこの大会でどうなりましたか?

    済州を破って8強に進んだ浦和は、この年のアジアチャンピオンズリーグで優勝しています(サッカーキング)。
    槙野も優勝に貢献した一人です。

    Q4. 藤枝の監督としての成績は?

    9月26日のJ2第8節は大分と1-1の引き分けでした。
    この時点で3勝3分け2敗、4試合勝ちがない状況です(静岡新聞)。

    Q5. 考察の内容は確定した情報ですか?

    いいえ。考察は、報道をもとにした編集部の予想です。
    なぜ槙野がランキングに入ったのかは、投稿者本人が説明したものではありません。
    事実として書いているのは、出典を示した部分だけです。

    動画と報道を見比べて分かったこと

    「日本代表歴代ヤンキー」6位の決め手として映された追走の場面は、
    2017年のクラブの試合、浦和対済州で起きたものでした。
    「何を言ったら」という問いに対して、報道で争点になったのはガッツポーズと指のしぐさです。
    指の件は済州側の主張にとどまり、槙野はサポーターへの喜びだったと説明しています。

    検証のポイント
    • 追走の場面は代表戦ではなくクラブの試合
    • 挑発の有無は両者の言い分が食い違う
    • 処分は済州中心、浦和にも罰金、2選手はのちに軽減
    • 代表では38試合4得点、ロシアW杯にも出場
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