碁聖戦2026はどっちが勝った?桃太郎・佐田篤史さんと魔王・井山裕太さんの5番勝負をやさしく解説

    【結論】2026年の碁聖戦は、「魔王」井山裕太さんが3勝2敗で勝ち、タイトルを守りました。「桃太郎」佐田篤史さんは2勝して最後の5局目までもつれさせました。

    NHK Eテレ「囲碁フォーカス」、
    10月4日(日)お昼12時からの回は、
    この夏の碁聖戦を
    佐田篤史さん本人が振り返ります。
    (10月8日(木)13時10分に再放送)
    「結局どっちが勝ったの?」という人のために、
    流れをかんたんにまとめました。

    本記事はプロモーションを含みます。

    • 先に3勝した方が勝ちの5番勝負
    • 1局目は佐田さんが勝利
    • 4局目で2勝2敗のタイに
    • 5局目に井山さんが勝って6年連続の碁聖
    • 井山さんの碁聖は合計12回目
    この記事で分かること
    • 5番勝負の1局ずつの結果
    • 碁聖戦ってどんな大会?
    • 佐田さんが挑戦者になれた理由
    • 佐田さんのこれから
    目次

    【予想】桃太郎のリベンジは、そう遠くないうちに見られそう

    ここからは放送前の予想です。
    今回はタイトルに届きませんでしたが、佐田さんがまた大きなタイトル戦に出てくる日は、そう遠くないと予想しています。
    理由は5つです。

    1つ目は、挑戦者を決める一番で名人に勝っているからです。
    5月7日の挑戦者決定戦の相手は、名人の一力遼さんでした。
    佐田さんは185手で勝ち、自分にとって初めての大きなタイトル挑戦を決めています(関西棋院ニュース)。
    地元・宮城の河北新報はこの一局を「一力遼四冠敗れ」という見出しで伝えています(河北新報)。
    4つのタイトルを持つ棋士に、大事な一番で勝ったということです。こうした相手に勝てる力があるなら、次のチャンスもめぐってくるはずです。

    2つ目は、魔王を2回も追い込んだからです。
    囲碁棋譜.COMの記録を見ると、佐田さんは1局目に勝って先にリード。
    1勝2敗で負けたら終わりの4局目も勝ち、2勝2敗に戻しました(囲碁棋譜.COM)。
    勝った2局は、先に打つ黒番と後から打つ白番が1回ずつ。どちらの順番でも勝てたのは心強い材料です。

    3つ目は、1局目が岡山にとって歴史的な1勝だったからです。
    山陽新聞は、266手まで打って1目半の差で勝ったこの1局を、岡山県出身の棋士が大きなタイトル戦で挙げた初めての勝ちと伝えました(山陽新聞デジタル)。
    初めての大舞台でも落ち着いていた、と書かれています。

    4つ目は、来年の碁聖戦も途中から出られそうだからです。
    日本棋院の大会ルールでは、前の回で準決勝まで進んだ4人は、次の回の本戦から出場できるとされています(日本棋院)。
    挑戦者決定戦まで進んだ佐田さんも当てはまると考えられます。予選からやり直さなくていいのは大きいです。

    5つ目は、課題も見えているからです。
    同じ時期の棋聖戦Aリーグでは、佐田さんは3勝4敗で下のリーグに落ちています(日本棋院)。
    タイトル戦とリーグ戦を同時に戦い抜く力がつけば、次はもっと上を狙えるはずです。
    番組でこの忙しい夏をどう振り返るのかも、気になるところです。

    こうしたことから、数年のうちに佐田さんがまたタイトル戦の舞台に戻ってくると予想します。
    勝負ごとなので外れるかもしれません。あくまで予想として読んでください。

    5番勝負、1局ずつの結果

    何局目日にち勝った人この時点の成績
    1局目6月23日佐田さん佐田さん1勝
    2局目7月10日井山さん1勝1敗
    3局目7月21日井山さん井山さん2勝1敗
    4局目8月10日佐田さん2勝2敗
    5局目8月21日井山さん井山さん3勝2敗で防衛

    2〜5局目は、どれも途中で負けを認めて終わる「中押し(ちゅうおし)」での決着でした。
    1局目と5局目は大阪の日本棋院関西総本部、3局目は東京の日本棋院で打たれています。

    3局目は井山さんの大胆な一手

    囲碁教室のブログによると、3局目では、自分の石が攻められているのにあえて守らず別の場所に打つ井山さんの一手が「衝撃」と紹介されています。
    この局で佐田さんは、あと1敗で終わりという場面に追い込まれました。

    碁聖戦ってどんな大会?

    囲碁には特に大きな7つのタイトルがあり、碁聖はそのひとつです。
    1日で1局を打ち、先に3勝した人がタイトルを取ります。
    持ち時間はそれぞれ4時間、日本棋院の案内では優勝賞金は800万円です。

    桃太郎と魔王って誰のこと?

    桃太郎=佐田篤史さん。桃太郎のお話で有名な岡山県の出身だから、このあだ名です。
    魔王=井山裕太さん。とにかく強いことから、そう呼ばれています。
    今回の勝利で、井山さんの碁聖は合計12回。自分の持つ最多記録をまた伸ばしました。

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    碁聖戦についての疑問

    結局どっちが勝った?

    井山裕太さんです。3勝2敗で、6年続けて碁聖になりました。

    佐田さんが勝ったのは何局目?

    1局目と4局目です。

    番組には誰が出る?

    番組表には、佐田さん、井山さんのほか、講師の横塚力八段、司会の羽根彩夏二段の名前があります。

    放送はいつ?

    10月4日(日)12時〜12時30分、NHK Eテレ「囲碁フォーカス」です。再放送は10月8日(木)13時10分から。

    おわりに

    2026年の碁聖戦は、「魔王」井山さんが3勝2敗で勝利。「桃太郎」佐田さんは2勝を挙げ、最後の1局まで粘りました。
    本人が振り返る放送で、どの場面が語られるか楽しみです。

    「囲碁フォーカス」は10月4日(日)12時からです。

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