白菜の高騰はいつまで?農水省は10月中は平年超え、下がる目安は10月下旬以降|代わりの野菜も

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    【結論】白菜の高値は9月の長雨と日照不足が原因で、農林水産省は10月中は平年を上回ると見ています。落ち着く目安は10月下旬以降です。

    • 東京の卸売価格は9月1日の66円/kgから9月23日に182円/kgへ上昇
    • 原因は主産地・長野の長雨と日照不足による生育不良
    • 農水省の見通しは「10月は平年を上回って推移」
    • 民間予測では10月下旬にかけて下がるとの見方が多い
    • たまねぎ・じゃがいもは平年より安い見込みで、代わりに使いやすい

    スーパーで白菜の値札を見て、「こんなに高かったかな」と感じた方も多いと思います。鍋やスープがおいしくなる季節だけに、いつまで高いのかは気になるところです。

    この記事では、白菜が高い理由と国の見通しを整理し、値下がりの時期を編集部の視点で予想します。高い時期の買い方や、代わりに使える野菜もまとめました。

    目次

    【考察】白菜の高騰はいつまで続く?

    ここからは編集部の予想です。

    私は、白菜の高値は10月下旬から段階的に落ち着き、11月には平年に近い水準へ戻っていくと予想します。ただし、9月下旬のピークより下がっても、10月中は「安い」とまでは言えない価格が続くと読みます。

    理由1:値上がりの原因が「一つの産地の天候」に集中している

    農林水産省によると、東京都中央卸売市場に入る白菜は、10月時点で長野県産が87%を占めます。その長野県産が9月の長雨と日照不足で生育不良や歩留まりの低下を起こしています(農林水産省)。

    原因が天候による一時的な不作なので、産地が切り替われば供給は戻りやすい構造です。長野・群馬・北海道から茨城などへ産地が移る流れも示されています(ウェザーニュース)。

    理由2:民間の予測も「下がる方向」でそろっている

    ウェザーニューズは、白菜の10月平均を135〜155円/kg程度と予測しています。9月下旬の173.0円/kgから、下旬にかけて低下する見込みです(ウェザーニュース)。

    日本気象協会も10月9日の相場予測で、白菜は生育がおおむね順調で値上がりが一段落し、比較的買い求めやすくなると見ています(tenki.jp)。2社の予測がそろって「下がる方向」を示している点を、私は重く見ます。

    理由3:それでも次の産地にリスクが残る

    一方で、ウェザーニューズは次の産地でも9月の日照不足の影響が報告されていると指摘しています。天候の回復が遅れたり台風が来たりすれば、低下が遅れて高値が長引く可能性もあるとしています(ウェザーニュース)。

    このため私は、10月下旬に一気に元通りとは見ていません。少しずつ下がり、11月に平年へ近づくという読みです。

    ここまでの内容は、公表された見通しや予測をもとにした編集部の予想です。実際の価格は天候や地域、お店によって変わるため、断定ではありません。

    白菜の価格は今どれくらい高い?

    農林水産省がまとめた東京都中央卸売市場の価格を見ると、白菜は9月に入ってから急に上がったことが分かります(農林水産省(資料PDF))。

    日付白菜の卸売価格平年比
    9月1日66円/kg66%
    9月11日108円/kg93%
    9月17日141円/kg122%
    9月23日182円/kg172%
    9月24日172円/kg162%
    東京都中央卸売市場の日別価格(平年比は過去5か年の旬別平均との比較)

    9月初めは平年より安かった白菜が、3週間ほどで平年の1.7倍まで上がっています。この数字は卸売市場の価格で、店頭の値段とは異なる点に注意してください。

    店頭の様子については、テレビ朝日の「グッド!モーニング」が10月11日、白菜やキャベツが1キロあたり200円を超え、平年のおよそ倍になっていると伝えました(テレ朝NEWS)。

    白菜が高い時期は、鍋のスープや調味料で満足感を出すのも一つの方法です。

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    白菜が高い理由

    最大の理由は9月の天候です。ウェザーニューズによると、主要産地の9月の降水量は平年比約294%、日照時間は約35%でした(ウェザーニュース)。

    雨が多く日が当たらないと、白菜は大きく育たず、外葉を取り除く量が増えて出荷できる量が減ります。農林水産省が書いている「歩留まりの低下」は、この状態を指します。

    白菜だけではありません。農林水産省の10月見通しでは、レタスやピーマンも平年を上回る見込みです(農林水産省)。葉物を中心に、秋野菜の多くが値上がりしています。

    ほかの野菜の10月の見通し

    農林水産省は9月30日、10月の主な野菜の価格見通しを公表しています(農林水産省)。上がる野菜と下がる野菜がはっきり分かれたのが今年の特徴です。

    平年より安い・平年並み平年より高い
    たまねぎ(安い)
    ばれいしょ(安い)
    にんじん(平年並み)
    ねぎ・さといも(平年並み)
    はくさい・レタス
    ピーマン
    ほうれんそう(やや高い)
    キャベツ・だいこん(後半やや高い)

    キャベツは10月前半は平年並み、後半はやや高い見込みです。白菜の代わりにキャベツを選んでも、月末に向けて差が縮む可能性があります。

    白菜が高い時期の買い方と代わりの野菜

    高い時期の買い方のポイント

    使い切れる量だけ買う:1玉より1/4カットを選ぶと、傷ませて捨てる分を減らせます。

    かさ増しは安い野菜で:鍋やスープは、平年より安いたまねぎ・じゃがいもで具の量を補えます。

    まとめ買いは下旬以降に:漬物用などの大量買いは、価格が落ち着くのを待つのも一つの方法です。

    「白菜と豚肉の鍋」や「白菜スープ」は、白菜の量を減らしてねぎやにんじんを足すだけでも作れます。ねぎ・にんじんは農水省の見通しで平年並みとされています。

    白菜の高騰についてのQ&A

    Q1. 白菜はなぜこんなに高いのですか?

    主産地の長野県で、9月の長雨と日照不足により生育不良や歩留まりの低下が起きたためです。出荷量が平年を下回っています。

    Q2. いつ頃から安くなりますか?

    農林水産省は10月中は平年を上回ると見ています。ウェザーニューズは下旬にかけて低下、日本気象協会は値上がりが一段落と予測しています。天候次第で前後する点に注意してください。

    Q3. 店頭ではいくらくらいですか?

    10月11日のテレビ朝日の報道では、白菜やキャベツは1キロあたり200円超で平年のおよそ倍とされています。地域やお店によって差があります。

    Q4. キャベツなら安く買えますか?

    農林水産省の見通しでは、キャベツは10月前半が平年並み、後半はやや高いです。白菜ほどではありませんが、月末に向けて上がる可能性があります。

    Q5. 今安い野菜はありますか?

    北海道産が中心のたまねぎとじゃがいも(ばれいしょ)は、大玉傾向で平年を下回る見込みです。

    Q6. 記事の【考察】は確定情報ですか?

    いいえ。【考察】は公表された見通しをもとにした編集部の予想です。実際の値下がり時期を保証するものではありません。

    今後の見通し

    農林水産省は、10月分の見通しを9月30日に公表しました。同じ流れなら11月の見通しは10月末ごろに出ると考えられ、白菜の高値が落ち着くかを確かめる材料になります。

    今後の天候、とくに10月の雨や台風が次の産地の出荷に影響します。鍋の季節に向けて、週ごとの価格の動きを見ながら買い時を判断するのがおすすめです。

    まとめ

    • 白菜の高値は長野の長雨と日照不足が原因
    • 卸売価格は9月下旬に平年の1.7倍まで上昇
    • 農水省は10月中は平年超え、民間予測は下旬にかけて低下
    • 代わりはたまねぎ・じゃがいもが狙い目

    白菜の高騰は天候による一時的なものと見られ、産地の切り替えとともに落ち着いていく見込みです。しばらくは使う量を工夫しながら、値下がりのタイミングを待ってみてください。

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