【結論】国の保育所保育指針は、1歳以上3歳未満児の保育内容に水や砂などの素材に触れて楽しむことを挙げ、水遊び中を重大事故が起きやすい場面としています。
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- りせさんは見学で見た水遊びを「めっちゃ暇やん」と表現
- 保育所保育指針は水や砂などの素材に触れて楽しむことを保育内容に挙げる
- 同じ指針は水遊び中を重大事故が起きやすい場面としている
- 国のガイドラインは監視だけを担う職員の配置を求める
浅いプールに、ジョウロがひとつ。
大人の目には地味に映る光景を、国際夫婦ユーチューバーりせとルイスのりせさんは「めっちゃ暇やん」と評しました。
この一言に、保育士や保護者から反発が集まったと報じられています。
では、保育園の水遊びは何のために行われているのでしょうか。
この記事では、国の保育所保育指針と事故防止のガイドラインを手がかりに、保育士が反発した背景を考えます。
- 保育士が反発した背景(編集部の予想)
- りせさんの発言と謝罪の要点
- 国の指針が定める水遊びの位置づけと安全ルール
- 保育園見学で水遊びを見るときのチェックポイント
【考察】りせとルイスの発言に保育士が反発したのはなぜか
ここからは編集部の予想です。
私の見立てははっきりしています。
反発の核心は「楽しそうかどうか」だけで保育を測ったことへの違和感です。
保育の現場は、発達の狙いと安全の確保を同時に考えて活動を組みます。
その両方を見ずに「暇」と言い切ったことが、働く人の誇りに触れたと読みます。根拠は3つです。
根拠1:水に触れること自体が保育の内容に入っている
保育所保育指針は、1歳以上3歳未満児の「表現」の内容として「水、砂、土、紙、粘土など様々な素材に触れて楽しむ。」を挙げています(こども家庭庁「保育所保育指針」)。
つまり、水そのものに触れる体験が、保育の中身として書かれています。
指針のこの項目は、道具の数や派手さには触れていません。
保育士から見れば、ジョウロひとつの水遊びも意味のある時間と考えられます。
そこを「暇」と言われれば、仕事の中身ごと否定されたと受け止める人がいても不思議ではありません。
根拠2:水遊びは「事故が起きやすい場面」と明記されている
同じ指針は、睡眠中・プール活動・水遊び中・食事中は重大事故が発生しやすいとして、必要な対策を講じるよう定めています(こども家庭庁「保育所保育指針」)。
こども家庭庁が公開している事故防止ガイドラインは、監視に専念する職員と指導する職員を分けて置くことを求めています(こども家庭庁「事故防止ガイドライン」)。
ガイドラインは、十分な監視体制が取れない場合はプール活動の中止も選択肢とまで書いています(同)。
活動の規模は、楽しさだけでなく見守れる人数との兼ね合いでも決まる、と読めます。
一般論として、派手さより確実に見守れる形を優先する判断があり得ることになります。
見学者には静かな光景でも、保育士は目を離せない緊張の時間を過ごしています。
その見えない負担を知る人ほど、一言が重く響いたと私は考えます。
根拠3:りせさん自身が謝罪で同じ点を認めた
りせさんは謝罪で、保育の現場では安全を確保しながら複数の子どもたちを見守る必要があると書きました(スポニチアネックス)。
そのうえで「自分の視点だけで発言してしまいました」と反省しています。
謝罪文も、安全と集団生活の視点が足りなかったという点に触れています。
批判した人の思いはさまざまですが、論点の一つがここにあったことは、謝罪文の内容からもうかがえます。
なお、ここまではあくまで予想です。
批判した一人ひとりの思いは同じではなく、りせさんが見学した園の活動の狙いも報じられていません。
発言と謝罪の要点|何が起きたのか
発端は、2026年10月18日に公開された質問コーナーの動画です(りせとルイス公式YouTube)。
入園時期の質問に答える流れで、りせさんは園の見学の感想を語りました。
報道によると、りせさんは浅いプールでゾウさんのジョウロ1個を使う水遊びについて、「めっちゃ暇やんみたいなね」と話しました(coki)。
同じ動画では、先生や友だちとの関わりは大事とも話しています。
その後、りせさんはInstagramで謝罪文を出しました。
見学で目にした一場面を「楽しそうに見えなかった」と表現したことを、「配慮に欠けていたと反省しています」としています(スポニチアネックス)。
動画のコメント欄にも、チャンネルによる謝罪の固定コメントが置かれています。
保育園の水遊びの目的と安全ルール早見表
国の資料で確認できる水遊びのポイントを、表にまとめました。
| 項目 | 国の資料に書かれていること |
|---|---|
| 保育内容(指針) | 1歳以上3歳未満児の保育内容に「水、砂、土、紙、粘土など様々な素材に触れて楽しむ」 |
| 危険性(指針) | プール活動・水遊び中は重大事故が発生しやすい |
| 人の配置(ガイドライン) | 監視に専念する人とプール指導をする人を分ける |
| 監視(ガイドライン) | エリア全域をくまなく、規則的に目線を動かす |
| 無理な時(ガイドライン) | 十分な監視体制が取れなければ中止も選択肢 |
ガイドラインは、監視の注意点として「動かない子どもや不自然な動きをしている子どもを見つける」ことも挙げています(こども家庭庁「事故防止ガイドライン」)。
水遊びは、職員にとって気の抜けない時間だと分かります。
ゾウの形をしたぞうさんのジョーロは、家庭の水遊びでも手軽に使えます。
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※家庭で使うときも、水遊び中は大人がそばで見守りましょう
保育園見学で水遊びを見るときのチェックリスト
見学で見えるのは、活動のほんの一場面です。
「楽しそうか」に加えて、次の点も園に質問してみると、活動の狙いが見えやすくなります。
- 水遊びのねらいは何か(年齢に合わせた工夫)
- 監視役の職員は別に決まっているか
- 1日の中で、水遊びがどの時間帯に入っているか
- 天候や人手が足りない日の代わりの活動は何か
- 子どもの様子を家庭へどう伝えているか
これらは国の資料が示す考え方をもとに、編集部が整理した一般的な目安です。
園ごとの方針は異なるため、気になる点は直接たずねるのがいちばん確実です。
自宅保育と集団保育はどちらが正しい?
cokiは、今回の批判は自宅保育を選ぶことそのものに向けられたわけではないと指摘しています(coki)。
りせさんも謝罪文で「自宅保育にも集団保育にも、それぞれ異なる良さがあり、どちらが正しいというものではないと思っています」とつづっています(スポニチアネックス)。
家庭では一対一でじっくり向き合える良さがあり、園では集団生活ならではの経験があります。
どちらを選ぶかは、それぞれの家庭の事情しだいです。
りせさん自身も、異なる選択への敬意を持つことは両立すべきだと謝罪文に書いています。
保育園の水遊びとりせとルイス発言のQ&A
Q1. 保育園の水遊びにはどんな目的がありますか?
保育所保育指針では、1歳以上3歳未満児の保育内容として水や砂などの素材に触れて楽しむことが挙げられています。
園ごとのねらいは、見学時に直接たずねると分かります。
Q2. 水遊びはなぜ監視が厳しいのですか?
国の指針が、水遊び中を重大事故が発生しやすい場面としているためです。
事故防止ガイドラインは監視専任の職員を置くよう求めています。
Q3. りせさんは何と言ったのですか?
見学で見た、浅いプールでジョウロ1個を使う水遊びを「めっちゃ暇やん」と表現しました。
2026年10月18日公開の動画での発言です。
Q4. りせさんは謝罪しましたか?
はい。りせさんはInstagramの謝罪文で謝罪し、チャンネルも動画に謝罪の固定コメントを載せています。
「自分の視点だけで発言してしまいました」と認めました。
Q5. 冒頭の考察は事実ですか?
いいえ。考察は編集部の予想です。
国の資料と報道をもとにしていますが、批判した人の思いを代弁するものではありません。
この騒動から見えること
見学で受けた印象を家族で話すことは、園選びに欠かせません。
ただ、多くの人に届く場で話すときは、その場の印象と活動の価値は別という視点が求められます。
りせとルイスの発端の動画は、確認した範囲では今も公開されています。
夫婦が今後の動画で保育をどう語るかにも、関心が集まりそうです。
まとめ
りせさんの「めっちゃ暇やん」は、見学で見た一場面への感想でした。
しかし国の指針は、1歳以上3歳未満児の保育内容に水や砂などの素材に触れて楽しむことを挙げ、水遊び中を事故が起きやすい場面としています。
事故防止ガイドラインは、監視体制の確保も求めています。
保育園を見学するときは、楽しそうかどうかに加えて、ねらいと安全の工夫も聞いてみてください。
園の見え方が、きっと変わるはずです。

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