【結論】佐藤輝明選手のポスティングは、メジャー球団と交渉できる「公示」がまだ先です。ヤンキースとの「契約発表」は出ておらず、話題の金額は米記者の予想でした。
- ポスティングの申請受け付けは11月1日スタート
- メジャー30球団と交渉できるのは公示の翌日から45日間
- 「ヤンキースと3年7500万ドル」は契約の予想で、発表ではない
- 編集部は、公示を11月の第1〜2週と予想
阪神がメジャー挑戦を認めてから、佐藤輝明選手の名前とヤンキースを結びつける話題が一気に増えました。
中には「大型契約が発表された」という言い方まで出ています。
けれど、ポスティングには決まった順番があり、契約はその最後に来ます。
ここでは、手続きの順番と日付を先に押さえ、交渉が始まる「公示」がいつになるかを予想します。
- 申請から契約発表までの6つの手続き
- 交渉が始まる公示の時期(編集部の予想)
- 「ヤンキースと契約発表」と言われた理由
- 本物の契約ニュースを見分けるチェックリスト
【考察】佐藤輝明の公示はいつ?交渉解禁の日を予想
ここからは編集部の予想です。
私の見立ては、佐藤選手の公示は11月の第1週から第2週の間になる、というものです。
申請の受け付けが始まってから、大きく間を空けずに交渉が解禁されると考えます。
根拠は3つです。
根拠1:日本シリーズが11月1日までに終わるから
今年の日本シリーズは10月24日に開幕し、第7戦は11月1日の予定です(NPB公式)。
阪神は出場しませんが、ヤンキース専門のファンサイト、ピンストライプス・ネーションは正式な公示は日本シリーズの後になる見込みと書いています(ピンストライプス・ネーション)。
シリーズの最終戦の予定日と、申請受け付けの初日が同じ11月1日に重なります(NPB公式、スポニチアネックス)。
つまり、11月に入れば、待つ理由はほぼなくなると読みます。
手続きは、所属球団が容認したうえで申請し、公示後に獲得を希望する球団と交渉する流れです(スポニチアネックス)。
阪神は日本シリーズに出ていないので、シーズンの片づけと申請の準備を並行して進められる立場にあります。
根拠2:前年の村上選手は11月8日に公示されたから
昨オフの村上宗隆選手は、11月8日(日本時間9日)に獲得可能選手として公示されました(MLB公式サイト日本語版)。
受け付け開始からおよそ1週間です。
同じ三冠王経験のある左の大砲で、手続きの流れも同じです。
佐藤選手の場合も、受け付け開始から公示までの日数は大きく変わらないと見ています。
交渉の終わりは相手球団しだいで読みにくくても、始まりの日付は前例から読みやすいのがポスティングの特徴です。
受け付けが始まってから公示までに1週間ほどの事務の時間がかかった、という実例として見ています。
根拠3:容認と本人の会見がもう済んでいるから
阪神は10月19日に容認を発表し(スポニチアネックス)、佐藤選手も21日に会見を開いて球団への感謝を語りました(阪神タイガース公式)。
容認するかどうかを話し合う段階は、すでに過ぎています。
残っているのは、申請書類を出すという事務の手続きです。
ピンストライプス・ネーションは佐藤選手側が早めの公示を求めたとも書いていますが、同サイトは情報源を示していません(ピンストライプス・ネーション)。
この点は参考にとどめても、球団の判断が出そろっている以上、申請を遅らせる理由は見当たらない。だから私は、公示は11月前半に来ると読みます。
あくまで予想であり、断定ではありません。申請の日付は、阪神と本人側の判断で決まります。
早見表:申請から契約発表までの6つの手続き
ポスティングは、所属球団の許可がある選手だけが使える制度です。
阪神は10月19日に容認を発表しました(スポニチアネックス)。ここから先の流れを、順番に並べます。
| 手順 | 中身 | 現在地 |
|---|---|---|
| 1 申請 | 阪神が申請 | 11月1日から受け付け |
| 2 受理・公示 | メジャー全30球団に獲得可能選手として知らせる | まだ |
| 3 交渉 | 公示の翌日から45日間、どの球団とも話せる | まだ |
| 4 合意 | 金額と年数がまとまる | まだ |
| 5 身体検査・署名 | 45日の中で終える必要がある | まだ |
| 6 球団発表 | 入団が正式に決まる | まだ |
交渉期間が公示の翌日から45日間であることは、スポニチなどが伝えています(スポニチアネックス)。
身体検査や署名まで45日の中で終える必要があり、握手だけでは足りないとされます(シービーエス・スポーツ)。
申請の受け付けは、スポニチによると12月15日までです(スポニチアネックス)。
また労使協定が12月1日(日本時間2日)に切れ、合意がなければロックアウトで交渉が止まる点にも注意が必要です。
「ヤンキースと契約発表」はどこから出た?
元になったのは、米メディアのファンサイデッドの記事です。
クリストファー・クライン記者が、今オフの有力FA選手10人について契約額と行き先を予想し、佐藤選手を「ヤンキースと3年7500万ドル」としました(ファンサイデッド)。
この予想を取り上げた米サイトのヘビーも、本文で正式な契約はまだ結ばれていないと断っています(編集部訳)(ヘビー)。
国内ではスポニチが約118億円と換算して紹介しました(スポニチアネックス)。
佐藤選手が21日に開いた会見でも、語られたのは球団や関係者への感謝でした(阪神タイガース公式)。
球団の掲載内容に、ヤンキースを含む希望球団の名前は出ていません。
行き先が決まるまでは、阪神の4番としての姿を楽しめる関連グッズを手元に置いておくのも一つです。
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チェックリスト:本物の「契約発表」を見分ける5つのポイント
これから11月にかけて、ヤンキースに限らず多くの球団名と金額が飛び交うはずです。
次の5点を確かめると、予想と本物の発表を分けやすくなります。
- 公示の後か:公示前の「契約」は制度上ありえない
- 誰が言ったか:球団の発表か、記者の予想か
- 見出しの言葉:「予想」「準備か」「可能性」が付いていないか。「判明」は誰の情報かとセットで見る
- 身体検査の有無:「合意」の段階では、まだ正式契約ではない
- 公式の発信:球団の公式発表や本人の発信があるか
たとえば昨オフの村上選手も、最初に伝わったのは「身体検査の結果に問題がなければ、正式契約を結ぶ」という段階の大筋合意でした(MLB公式サイト日本語版)。
「合意」と「発表」は別のニュースとして読むのが安心です。
よくある質問
Q1. ヤンキースとの契約は決まりましたか?
決まっていません。まだ申請の前で、メジャー球団との交渉も始まっていません。
ヤンキース専門のファンサイトも、オファーは報じられていないと書いています。
Q2. 「公示」とは何ですか?
申請を受けたメジャー側が、全30球団に「この選手と交渉できます」と知らせることです。
公示の翌日から45日間が交渉期間になり、この日が実質的な交渉解禁日です。
Q3. 45日以内に決まらなかったらどうなりますか?
佐藤選手は阪神に戻り、来季も阪神でプレーすることになります。
その場合、次のオフまで再び公示できないとされています(MLB公式サイト)。
Q4. 3年7500万ドルは安いのですか?
予想した記者は、27歳の左の長打力で市場が盛り上がる可能性を挙げる一方、海外から来る選手は村上選手のように低く抑えられる可能性もあると説明しています。
実際の金額は交渉で決まるため、今の段階で高い・安いは判断できません。
Q5. 「11月の第1〜2週に公示」は確かですか?
確かではありません。日本シリーズの日程と前年の例、米メディアの報道から読んだ編集部の予想です。
申請日は阪神と本人側が決めるため、前後にずれる可能性があります。
まとめ|まず見るべき日付は「公示日」
- 申請は11月1日から受け付け。交渉は公示の翌日から45日間
- ヤンキースとの契約は発表されていない
- 「3年7500万ドル」は米記者の予想を紹介したもの
- 編集部の予想では、公示は11月の第1〜2週
ポスティングは、公示の日に初めて時計が動き出します。
球団名や金額のニュースに振り回されず、まずは阪神の申請と公示の日付を待つのが近道です。

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