【結論】トラベーションの処分は、行為をした業務委託スタッフは契約解除、管理する立場の責任者は無期限降格と、立場ごとに分かれました。代表の西園寺さんへの処分の発表はなく、本人が自らXで謝罪しています。
- 2回目の声明は2026年10月22日午後10時ごろに掲載
- 行為をしたのは業務委託契約の40代男性と説明された
- 同席の関係者は計5名、うち1人がクリエイターのZAKIさん
- 代表取締役(西園寺さん)は同席していなかったと会社が説明
「厳罰にて対処」と予告されていた処分の中身が、ついに示されました。
ただ、その中身は人によって形がまったく違います。
なぜ1人は契約解除で、もう1人は降格なのか。
そして代表の西園寺さんは、どのように責任を表したのか。
この記事では、声明の言葉を手がかりに処分の分かれ方を読み解きます。
- 処分が立場ごとに分かれた理由(編集部の予想)
- 2回目の声明で分かったこと・分からないことの早見表
- 1回目の謝罪と2回目の声明の違い
- 西園寺さんとZAKIさんの謝罪の言葉
【考察】処分はなぜ「契約解除」と「無期限降格」に分かれたのか
ここからは編集部の予想です。
私はこう読みます。会社は「厳罰」の対象とした2人について、それぞれの立場に向けた手段を選んだ。
契約でつながる人には契約の解除、社内の役職にある人には降格という形です。
1回目の謝罪で「対象スタッフ及び現場に居合わせた責任者」と予告した2人への厳罰を、立場ごとに具体化した結果が今回の声明だと考えます。
そして、その2人の上にいる代表は、処分ではなく自分の言葉で責任を引き受けました。
根拠1:行為をした人は社員ではなく「業務委託」だった
声明は当該スタッフを「弊社と業務委託契約を締結している40代の男性」と説明し、対応を「業務委託契約を解除すること」と書きました(トラベーション公式X)。
社員であれば懲戒や解雇という言葉が出てきますが、業務委託では契約を終わらせることが関係を断つ直接の手段になります。
「解雇」という言葉が使われていないのは、手加減ではなく契約の形に合わせた表現だと読みます。
会社の業務から外れることで、会社の名前で同じ場に出る機会はなくなる形です。
根拠2:責任者には「管理・監督上の責任」という別の理由が付いた
マネジメント責任者について、声明は「管理・監督上の責任を重く受け止め、無期限の降格措置」としました(トラベーション公式X)。
理由は行為そのものではなく、管理・監督上の責任とされています。
しかも期限を区切らない「無期限」です。
社内に残したまま責任を負わせ続ける形を選んだのは、組織の中で再発防止に向き合わせる意味もあると読みます。
外に出すのではなく、内側で責任を負わせる処分だと考えます。
1回目の謝罪が「なぜ誰も止めることはできなかったのか」と自ら問うていたことを考えると、監督する立場への処分は避けられなかったはずです(日刊スポーツ)。
根拠3:代表は自分の言葉で「管理不足」を引き受けた
西園寺さんは「全ては代表である私の管理不足であり、組織運営に対する未熟さが招いたこと」と書きました(西園寺さんのX)。
代表への処分の発表はなく、西園寺さんは自らの言葉で非を認める形を取りました。
処分を受けた2人とは別の形で、組織のトップとしての責任に触れたと読みます。
投稿は、会社の声明の掲載からわずか2分後でした(トラベーション公式X)(西園寺さんのX)。
会社の文書と代表の言葉をほぼ同時に出すことで、処分と代表の謝罪を一度に示す狙いがあったと見ます。
文書だけでは「個人に責任を押し付けた」と受け取られかねません。代表本人の言葉が添えられたことで、責任の話が組織の上まで及んだ形になりました。
以上はあくまで予想であり、会社が処分の分け方の理由を説明したものではありません。
早見表|2回目の声明で分かったこと・分からないこと
| 項目 | 声明の内容 |
|---|---|
| 行為をした人 | 業務委託契約の40代男性(氏名は非公表) |
| その人への対応 | 業務委託契約の解除 |
| 責任者への対応 | 無期限の降格措置 |
| 代表の同席 | 同席していた事実はない、と説明 |
| 行為の背景 | 特定のクリエイターへの偏見や否定的な感情があった、と会社は認識 |
| サインを書いた人・店への個別対応 | 記載なし |
| 再発防止策の時期 | 記載なし |
表の内容は、会社がXに掲載した文書によるものです(トラベーション公式X)。
「記載なし」の項目は、今後の発表を待つ必要があります。
声明が説明した当日の状況
声明によると、出来事が起きたのは2026年10月20日(火)の午後10時ごろ、場所は大阪市淀川区内の飲食店です。
会社の関係者は、隣り合う2つのテーブルに分かれて座っていました。
当該スタッフのテーブルには2名、もう一方のテーブルには4名がいたとされます。
会社は、隣のテーブルの4名は会話中や離席中で、行為にその場では気づかず、後から把握したと説明しています(トラベーション公式X)。
行為は会食が終わる間際に起き、居合わせた客がスマートフォンで撮影した映像がSNSに投稿されたとしています。
会社は、当該スタッフの言動を「他者への敬意や配慮を著しく欠くもの」と表現しました。
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西園寺さんとZAKIさんは何と書いたか
西園寺さん:「弁解の余地もありません」
西園寺さんは会社の声明を引用し、被害に遭った人、お店、視聴者に向けて謝罪しました。
当該スタッフとの契約解除を報告したうえで、「弁解の余地もありません」と書いています。
投稿の後半では、乗り物と旅行が好きでYouTubeを始めた思いを振り返りました。
そして組織体制の見直しとコンプライアンス教育の徹底を約束し、社員一同で動画を作っていくと結んでいます(西園寺さんのX)。
ZAKIさん:「止めることができませんでした」
同席していたZAKIさんも、声明を引用して謝罪しました。
当日は同じ場で食事をしていたものの、「事象が発生した時には離れた所にいたため止めることができませんでした」と説明しています(ZAKIさんのX)。
ZAKIさん自身への処分については、声明に記載はありません。
この点は推測で補わず、今後の発表を待つのが適切です。
1回目の謝罪から何が変わった?
| 比べる点 | 1回目(10月21日夕方) | 2回目(10月22日夜) |
|---|---|---|
| 処分 | 「厳罰にて対処」のみ | 契約解除と無期限降格を明記 |
| 当該スタッフの説明 | 「スタッフの1人」 | 業務委託の40代男性 |
| 同席者 | 「他にもスタッフがいた」 | 計5名の内訳と席の配置 |
| 代表の同席 | 触れていない | 同席の事実はないと説明 |
1回目の文面は、謝罪と反省の気持ちが中心でした(日刊スポーツ)。
2回目は発生状況・経緯・処遇・再発防止と項目を立てた報告書の形になり、説明の性格が大きく変わったと言えます。
よくある質問
Q1. 処分を受けたのは何人ですか?
声明で対応が示されたのは、当該スタッフとマネジメント責任者の2人です。
前者は業務委託契約の解除、後者は無期限の降格措置とされました。
Q2. 「解雇」ではないのですか?
当該スタッフは雇用ではなく業務委託契約だったと説明されています。
そのため声明では「解雇」ではなく、契約の解除という言葉が使われています。
Q3. 西園寺さんは処分を受けたのですか?
西園寺さんへの処分という発表はありません。
代表として自らXで謝罪し、管理不足を認めて組織体制の見直しを約束しています。
Q4. なぜ同席者は止められなかったのですか?
会社は、隣のテーブルの4名が会話中や離席中でその場では気づかなかったと説明しています。
ZAKIさんも離れた所にいたと書いていますが、いずれも当事者側の説明です。
Q5. 考察の内容は会社の説明ですか?
いいえ。処分の分かれ方についての考察は、声明と投稿の言葉から読み取った編集部の予想です。
会社が理由を説明したものではありません。
この先に注目したいこと
声明は、信頼の回復は「決して容易ではない」と認めたうえで、具体的な行動で取り組むとしています(トラベーション公式X)。
挙げられた再発防止策が、どこまで目に見える形で示されるかが焦点です。
新しい発表が出れば、一次情報を確かめて追記していきます。
まとめ|処分は2人に、代表は謝罪で応じた
- 行為をした業務委託スタッフ:契約解除
- 管理する立場の責任者:無期限の降格
- 代表の西園寺さん:自ら謝罪し、組織の見直しを約束
- サインを書いた人・店への個別対応は声明に記載なし
「厳罰」の予告から約1日で、会社は処分を立場ごとに具体化しました。
処分の言葉の違いは、それぞれの立場に合わせた責任の取り方として読むと、声明の意図が見えやすくなります。

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