【結論】問題視された点の一つは、月25万円〜の業務委託に週5日・1日8時間程度の目安が並んでいたことです。
- 募集したのは三崎優太さんのYouTube専属の動画編集者1名
- 出社はポスター・求人ページ・本人説明で表現が違う
- 本人は「勤務時間は自由」と説明し、不快に思った人へおわび
- 募集は11月7日に締め切り。次回は条件を分かりやすく書くとしています
「青汁王子の編集者募集、結局どこが問題視されたの?」と気になった人は多いはずです。
報酬の額が話題の中心に見えますが、実際には契約の形と時間の書き方が絡み合っていました。
ここでは、求人ポスター・求人ページ(報道)・本人の説明の3つを並べて比べます。
あわせて、同じような業務委託の募集に応募するときの確認ポイントもまとめました。
- 応募する側が一番確かめたかった点(編集部の予想)
- ポスター・求人ページ・本人説明の違いの早見表
- 業務委託の募集に応募する前のチェックリスト
- 「むしろ出しすぎなの?」投稿が出た経緯
【考察】青汁王子の編集者募集、応募する側が本当に知りたかったことは?
ここからは編集部(当ブログ)の予想です。
私の答えは、「どこまで納めれば25万円なのか」と「契約がどう続くのか」の2点です。
報酬の高い・安いは入り口にすぎず、仕事の範囲と継続の見通しが読み取りにくかったことが、不安の正体だと考えます。
理由1:月8本以外の作業がどこまで含まれるか読み取りにくかった
本人は11月7日の投稿で、求める成果は「月8本の動画編集」だと説明しました。
ところが報道によると、求人にはサムネイル用素材の制作や構成・演出の提案、相談しながらの切り抜き編集も並んでいました(coki)。
「8本だけで済むのか、それ以外もこの報酬に含まれるのか」。
ここがはっきりしないと、実際の作業量を見積もれません。
応募を考える人ほど、この線引きを知りたかったはずです。
下限の25万円を8本で割ると、1本あたり3万1250円です(通常動画だけに割り振った仮の計算で、求人が示す単価ではありません。JBニュースも同じ計算をしています)。
サムネイル素材や切り抜きまで同じ報酬に含まれるなら、1本ごとの手間に対する額はさらに小さく見えます。
逆に8本だけが対象なら、受け止め方は大きく変わります。
同じ数字でも、範囲の書き方ひとつで評価が割れるということです。
理由2:1カ月ごとの更新で、先の見通しが立てにくい
JBニュースとcokiは、契約が初回1カ月のトライアル、その後は1カ月ごとの更新だったと報じています。
ポスターには「将来的に正社員登用の可能性あり」とありますが、時期や条件は書かれていません。
JBニュースも指摘するように、週5日・1日8時間程度という目安どおりに働くなら、ほかの案件を入れる余地は小さくなります。
そのうえで更新が月単位だと、生活の見通しが立てにくい。
報酬の額より、この組み合わせに引っかかった人もいたと私は見ています。
本人の説明どおり短い時間で終えられるなら、ほかの仕事と両立できるため、評価は逆転します。
その前提が告知の段階で伝わっていたかどうかが、分かれ目だったと考えます。
理由3:取引条件は、本来は書面で示すもの
公正取引委員会は、フリーランスに業務委託をした場合、直ちに書面またはメールなどで取引条件を明示しなければならないと案内しています。
求人のポスターや告知は入り口で、細かい条件は契約の段階で示されるのが本来の流れです。
つまり、公開の求人に書ける範囲と、契約書面で決まる中身は別物です。
応募する側が判断できたのは、納品の範囲・更新の条件・費用の負担が求人の段階で見えていた場合だったと読みます。
本人も「次回募集をした際には、これらの条件をわかりやすくもっと書くように努めます」としています。
以上は、あくまで編集部の予想であり、断定ではありません。
早見表|ポスター・求人ページ・本人説明の違い
同じ募集でも、どこに書かれていたかで表現が少しずつ違います。
ポスターの記載、cokiが報じた求人ページの記載、本人の説明を並べます。
| 項目 | ポスター | 求人ページ(報道) | 本人の説明(11月7日) |
|---|---|---|---|
| 報酬 | 月額25万円〜(税別) | 同じ | 最低で月25万円。実績で増額も |
| 契約 | 業務委託 | 1カ月トライアル→1カ月ごと更新 | 業務委託。社員とは違う |
| 出社 | 慣れるまでは渋谷オフィス中心/応募条件に「渋谷オフィスで作業できる方」 | 「渋谷本社(出社必須)」(coki)/慣れたらリモート相談可(coki・JB) | 「当然出社義務はなく」 |
| 時間 | 週5日・1日8時間程度 | 同じ | 目安。月10〜20時間でも報酬は同じ |
| 成果 | 通常動画 月8本程度 | サムネ素材・切り抜きなども | 月8本の動画編集 |
とくに差が大きいのは出社の欄です。
求人ページの「出社必須」はcokiの報道によるもので、ページは当ブログが確認した11月8日朝の時点で非公開になっており、原文は確認できませんでした。
どれが実際の運用に近いかは、外からは判断できません。
応募条件は、プレミアプロ経験3年以上、フォトショップ経験1年以上、他のYouTubeチャンネルの制作実績、ポートフォリオの提出、渋谷オフィスで作業できる方でした。
経験者を前提にした募集で、未経験から学べる枠ではありません。
これから動画編集の仕事を目指す人は、まず基本の本で操作を固めておくと安心です。
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業務委託の募集に応募する前のチェックリスト
今回の募集で話題になった点を、応募する側の確認項目に置き換えてみました。
特定の募集を評価するものではなく、一般的な確認の目安です。
- 何を納めれば報酬が出るか(本数・尺・サムネや切り抜きを含むか)
- 修正は何回まで含まれるか
- 時間の目安は拘束なのか、参考なのか
- 出社の有無と期間(いつから在宅に切り替えられるか)
- トライアル期間と更新の単位、更新しない場合の扱い
- 報酬は税別か税込か、交通費やソフト代を誰が負担するか
- 条件が書面やメールで示されるか
なお、JBニュースは、今回の求人ページに交通費は月3万円までとの記載があったと報じています。
こうした手当の有無でも、実際の受け取り額の感覚は変わります。
「むしろ出しすぎなの?」投稿と、2023年の時給発言
11月7日夜、三崎さんは説明とおわびの投稿の約1分後に、「25万円でも高い?むしろ出しすぎなの?」と投稿しました。
これは、やまもとりゅうけんさんの「うちは8本単位ならむしろここの半額以下」とする投稿を引用したものです(coki)。
もう一つ取り上げられたのが、2023年7月の発言です。
三崎さんはコストコの時給1500円に触れ、「1500円はむしろ妥当」と投稿していました(しらべぇ)。
cokiによると、この発言を引き合いに求人を批判した11月6日夜の投稿は、7日夜までに表示800万回を超えたとされます。
ただし、2023年の発言は雇用の時給について、今回は業務委託の報酬についての話です。
前提が違うため、どちらが一貫しているかをここで決めることはしません。
よくある質問
Q1. この募集にはまだ応募できますか?
応募できません。
11月7日朝、スタッフのアカウントが「募集は締め切りました」と報告しています。
選考結果は応募者へ順番に連絡するとしています。
Q2. 三崎さんは条件を取り下げたのですか?
取り下げてはいません。
本人は、求人投稿が事実かという問いに「紛れもない事実」と答えたうえで、不快に思った人へおわびしました。
締め切りについては「おかげさまで応募の人数も達し、募集は締め切りました。」と説明しています。
Q3. いつ、どこで募集が始まったのですか?
11月4日に、スタッフのXアカウントが告知しました。
三崎さんも同じ日に「YouTubeを一緒に本気で作ってくれる編集者を久々に募集します。」と投稿しています。
チャンネル登録者は約117万人(11月8日時点)です。
Q4. 業務委託だと何が違うのですか?
本人は「業務委託は、稼働時間ではなくて、成果に対しての支払いです。」と説明しています。
雇用の時給のように働いた時間で払う形とは違い、納めた成果に対して報酬が決まる考え方です。
Q5. 冒頭の考察は本人の説明ですか?
いいえ、編集部の予想です。
本人の投稿と報道をもとに読み解いたもので、三崎さん側が語った理由ではありません。
まとめ|次の募集で見ておきたいこと
青汁王子こと三崎優太さんの編集者募集は、月25万円〜の業務委託と週5日・1日8時間程度の目安が並んだことで議論になりました。
本人は勤務時間は自由だと説明し、不快に思った人へおわびしています。
募集はすでに締め切られました。
次の募集では、成果の範囲・出社の扱い・更新の条件がどこまで書かれるかに注目です。
業務委託の募集に応募するときは、上のチェックリストも参考にしてみてください。

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