【結論】吉田輝星選手の現在はオリックス・バファローズの中継ぎ投手で、2026年は26試合に登板して10ホールドを挙げています。

- 所属はオリックス・バファローズ、背番号は23、ポジションは中継ぎ
- 2026年の成績は26試合・2勝2敗・10ホールド・防御率4.22
- 2025年はトミー・ジョン手術のため一軍登板がゼロ
- 2026年4月25日に574日ぶりの一軍マウンドへ戻り、1球でピンチを消してホールド
- 8月10日に出場選手登録を抹消。弟の大輝選手は亜細亜大学で投手を続けている
「吉田輝星」で検索する方の多くは、2018年夏の甲子園で金足農業高を準優勝に導いたあのエースが、今どこで何をしているのかを知りたいところだと思います。
結論から書くと、現在はオリックス・バファローズの中継ぎ投手です。ただし、ここ2年の歩みは平坦ではありませんでした。この記事では、今季の成績、大きな手術から復帰するまでの流れ、8月10日の登録抹消の意味、弟・大輝選手の現在を順番に整理します。
【考察】吉田輝星は今季「50試合登板」に届く?復帰後の起用をこう読む
私は、吉田輝星選手の今季は40試合前後で着地し、本人が掲げた「50試合登板」は2027年に持ち越しになると読みます。そのうえで、これは足踏みではなく復活がほぼ完了したことを示す数字だと考えます。
理由の1つ目は、起用の形がすでに手術前と同じに戻っている点です。2026年は26試合で21回1/3。1試合あたり1イニング未満で、しかも10ホールドが付いています。ホールドはリードしている終盤に投げないと記録できません。負け試合の消化ではなく、勝ちパターンの一角として送り出されているということです。2024年の50試合・40回2/3・18ホールドと比べても、1登板あたりのイニング数はほぼ同じです(NPB公式)。
2つ目は、「50試合」という数字の出どころです。この数字は球団の目標ではなく、吉田選手が復帰登板の直後に自分で口にしたものでした。「50試合くらい投げられるように頑張ります」という言葉で、移籍1年目の登板数に並ぶことを完全復活の証明に置いた形になります(NPB公式)。手術明けの年に本人が高い基準を置いたのであって、届かなかったからといって計算が狂ったわけではありません。
3つ目は、球そのものが戻っている点です。本人は復帰後に「プロに入ってから自分の中で見たことのないような球筋に戻りました」と語っています(NPB公式)。手術で肘の状態が変わり、高校時代の球質に近づいたという説明です。ここが戻っているなら、残る課題は球数と回復の管理だけになります。
その視点で見ると、8月10日の登録抹消も、崩れたから外されたというより、間隔を空けて肘を守る運用と読むほうが自然です(ベースボールチャンネル)。手術明け1年目の投手を、夏場に連投させ続ける球団はほとんどありません。
まとめると、数字の「50」に届くかどうかより、9月以降に接戦の終盤を任され続けるかどうかが本当の分岐点です。そこを任され続けるなら、2027年に50試合は自然に見えてきます。ここまでは編集部の予想であり、球団が抹消の理由を公表したわけではありません。
吉田輝星の現在はオリックスの中継ぎ投手(プロフィール)
現在の所属と基本情報は、球団の選手名鑑に出ているとおりです(オリックス・バファローズ公式)。
| 所属 | オリックス・バファローズ |
| 背番号 | 23 |
| 生年月日 | 2001年1月12日(25歳) |
| 出身 | 秋田県 |
| 体格・投打 | 175cm/83kg・右投右打 |
| 経歴 | 金足農業高-日本ハム(ドラフト1位・2019〜2023)-オリックス(2024〜) |
| 登場曲 | 「咆哮」(友成空)/ナイターは「BANG BANG BANG」 |
日本ハムにはドラフト1位で入団し、5年在籍しました。2023年11月に黒木優太投手との交換トレードでオリックスへ移り、背番号は18から23に変わっています。
年俸は、移籍1年目を終えた2024年11月の契約更改で2100万円増の3700万円となりました(日本経済新聞)。
2026年の成績は26試合10ホールド|年度別の推移
年度別の投手成績は、日本野球機構の個人成績ページで確認できます(NPB公式)。
| 年度 | 球団 | 登板 | ホールド | 防御率 |
|---|---|---|---|---|
| 2019 | 日本ハム | 4 | 0 | 12.27 |
| 2020 | 日本ハム | 5 | 0 | 8.41 |
| 2021 | 日本ハム | 1 | 0 | 9.00 |
| 2022 | 日本ハム | 51 | 7 | 4.26 |
| 2023 | 日本ハム | 3 | 0 | 9.00 |
| 2024 | オリックス | 50 | 18 | 3.32 |
| 2026 | オリックス | 26 | 10 | 4.22 |
表を見ると、先発だった最初の3年と、中継ぎへ移った2022年以降で数字がはっきり分かれています。2025年の行がないのは、その年に一軍登板がなかったためです。
574日ぶりの一軍復帰までに何があったのか
2025年、吉田選手は右ひじのじん帯を再建するトミー・ジョン手術を受けました。復帰までには1年以上のリハビリが必要になる手術で、この年は一軍のマウンドに立っていません。
復帰は2026年4月25日の日本ハム戦でした。2024年9月28日以来、574日ぶりの一軍登板です。場面は7回二死満塁。相手はレイエス選手で、初球のシュートで打ち取り、1球でピンチを消してホールドを記録しました(NPB公式)。
リハビリ期間については「ずっとオフシーズンのトレーニングをしているような感覚」。復帰後の球については「プロに入ってから自分の中で見たことのないような球筋に戻りました」。そして目標として「50試合くらい投げられるように頑張ります」と話しています(NPB公式)。
この「50試合」は、オリックス移籍1年目の2024年に記録した登板数と同じ数字です。自分がいちばん働けた年に並ぶことを、復活の目安に置いた形になります。
8月10日に出場選手登録を抹消|再登録はいつから可能か
2026年8月10日の公示で、吉田選手は出場選手登録を抹消されました。同じ日にオリックスからは宜保翔選手、杉澤龍選手も抹消されています(ベースボールチャンネル)。
ここで押さえておきたいのが、抹消の理由は公示に書かれないという点です。故障、調整、登録枠の入れ替えのどれであっても、公示の見え方は変わりません。球団の発表がない段階で理由を決めつけないほうが安全です。
また、一度抹消された選手は抹消日から10日間は再登録できないという決まりがあります。8月10日の公示にも「8月20日以後でなければ出場選手の再登録はできません」と記載されているため、再登録は8月20日以降になります(NPB公式)。
弟・吉田大輝の現在は亜細亜大学の投手
「吉田輝星 弟」もよく一緒に検索されている言葉です。弟の吉田大輝選手も投手で、兄と同じ金足農業高の出身です。最速147kmの右腕で、2024年と2025年の夏の甲子園に出場しています。
高校卒業のタイミングではプロ志望届を出さず、亜細亜大学へ進学しました。兄が指導を受けた監督のもとで4年間鍛え、2029年のドラフトを目指す進路です(ドラフト会議ホームページ)。
つまり、兄弟でプロの舞台に立つ可能性が残っている状態です。兄がその頃も現役であれば、対戦もあり得ます。
吉田輝星についてよくある質問(Q&A)
Q1. 吉田輝星は今どこのチームにいますか?
オリックス・バファローズです。日本ハムに5年在籍したあと、2023年11月に黒木優太投手との交換トレードで移籍しました。背番号は23で、役割は中継ぎです。先発として起用されていた時期もありましたが、2022年以降はリリーフが主戦場になっています。
Q2. 2026年の成績はどうなっていますか?
8月10日時点で26試合に登板し、2勝2敗、10ホールド、投球回21回1/3、防御率4.22です(NPB公式)。手術明けの年でホールドが二桁に乗っている点は、勝ちが決まりかけた場面で使われている証拠になります。防御率は2024年の3.32には届いていません。
Q3. トレードでオリックスへ移ったのはいつですか?
2023年11月です。オリックスの黒木優太投手との交換トレードでした。日本ハム時代の背番号は18で、オリックスでは23を着けています。移籍1年目の2024年に50試合登板・18ホールド・防御率3.32と自己最多の登板数を記録しました。
Q4. 年俸はいくらですか?
公表されている直近の数字は、2024年11月の契約更改で2100万円増の3700万円です(日本経済新聞)。その後の更改額は、この記事の作成時点で確認できていません。プロ入り時は契約金1億円・年俸1000万円でのスタートでした。
Q5. 8月10日の登録抹消は故障ですか?
理由は公表されていません。出場選手登録の公示には抹消の事情が書かれないため、故障か調整かは判断できない状態です。この記事の考察部分では「肘を守るための間隔調整」と読んでいますが、あくまで予想であり、球団の発表ではありません。
Q6. 甲子園での成績はどうでしたか?
2018年夏、金足農業高のエースとして決勝まで勝ち上がり、準優勝でした。公立の農業高校が決勝に進んだこともあり、大きな話題になった夏です。この投球がドラフト1位指名につながりました。弟の大輝選手も2024年と2025年の夏に同じ金足農業高で甲子園の舞台に立っています。
今後の見通し
注目点は、再登録の時期と、戻ってからどの場面で投げるかの2つです。公示に記載のとおり再登録は8月20日以降となるため、早ければ8月20日に一軍へ戻る可能性があります(NPB公式)。
戻ってきたときに、またリードしている7回や8回を任されるようであれば、球団の信頼は変わっていないと判断できます。逆に点差の開いた場面が続くようなら、状態面で慎重に見られていると読めます。
もう1つの見どころが、弟の大輝選手です。亜細亜大学で結果を出せば、数年後に兄弟そろってプロの舞台という展開もあり得ます。
まとめ
- 現在はオリックス・バファローズの中継ぎ投手(背番号23)
- 2026年は26試合・10ホールド・防御率4.22(8月10日時点)
- 2025年にトミー・ジョン手術、2026年4月25日に574日ぶりの復帰
- 8月10日に登録抹消。再登録は8月20日以降に可能
- 弟の大輝選手は亜細亜大学で投手を続けている
甲子園で注目された投手が、プロで一度苦しみ、中継ぎで居場所を作り、大きな手術から戻ってきた——これが吉田輝星選手の現在地です。目標の50試合に今季届くかどうかより、接戦の終盤を任され続けるかを追うと、復活の度合いが見えてきます。

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