【結論】2026年のFA宣言の期限は、日本シリーズの終わり方で変わり、最長の第7戦までもつれた場合は11月11日(水)が計算上の期限です。第4戦で終われば11月9日(月)、第5戦なら11月10日(火)になります。
- NPBは10月19日にFA有資格者104人を公示
- 今季新たに国内FAを得たのは21人、海外FAは17人
- 広島の坂倉将吾・床田寛樹・森下暢仁、オリックスの宗佑磨らが新たに国内FA権を取得
- 行使期間は日本シリーズ終了の翌日から、土日祝を除く7日間
- 日本シリーズは10月24日開幕、最長11月1日(DeNA対ソフトバンク)
FA有資格者が公示され、「FA宣言はいつまで?」「交渉はいつから?」と日付を気にする人が増えています。期限は毎年同じ日ではなく、日本シリーズが何戦で終わるかで前後します。
この記事では、公示の中身とルールから計算した宣言期限の早見表、新たに権利を得た主な選手をまとめます。最初に、期限が何日になりそうか編集部の予想を書きました。
【考察】2026年のFA宣言期限はいつになる?
ここからは編集部の予想です。
編集部は、今年のFA宣言期限は11月11日(水)になると予想します。日本シリーズが第6戦以上までもつれ、計算上いちばん遅い日付になると読みます。理由は3つあります。
理由1:第6戦でも第7戦でも期限は同じ11月11日
FA権の行使は、日本シリーズ終了日の翌日から土・日曜日と祝日を除く7日以内に球団へ意思を伝える決まりです(デイリースポーツ、スポニチアネックス)。
第6戦は10月31日(土)、第7戦は11月1日(日)です(NPB公式)。どちらで終わっても、数え始めは11月2日(月)からになります。さらに11月3日(火)は文化の日で数えないため、7日目は11月11日(水)です。4通りの終わり方のうち2通りが同じ11月11日になる点が、予想の一つ目の根拠です。
理由2:この組み合わせは過去2回とも第6戦まで続いた
今年の日本シリーズはDeNA対ソフトバンクです。両チームは過去に2017年と2024年に日本シリーズで対戦し、どちらも4勝2敗、第6戦で決着しています(プロ野球データバンク)。
過去2回が同じ第6戦決着だったことは、今年もある程度もつれる展開を想像させます。もちろん過去の結果が今年を決めるわけではありませんが、短期決戦より長めの決着を基本線に置くのが妥当と考えます。
理由3:横浜は屋外球場で、雨による順延がありうる
第1・2戦と第6・7戦の会場は横浜スタジアムです(NPB公式)。屋外球場のため、天候によっては試合が順延される可能性があります。順延が起きればシリーズの終了日が後ろへずれ、期限も11月11日より遅くなることがあります。
早く終わる要素より遅くなる要素のほうが多いため、「11月11日またはそれ以降」を想定して動向を見ておくのがよいと考えます。
FA有資格者公示の中身
日本野球機構(NPB)は10月19日、FA有資格者として計104人を公示しました(NPB公式)。内訳は国内FA権の保有者35人、海外FA権の保有者69人です。
そのうち今季新たに権利を得たのは、国内FAが21人、海外FAが17人です。デイリースポーツとスポニチアネックスは、広島の坂倉将吾捕手、床田寛樹投手、森下暢仁投手、オリックスの宗佑磨内野手を新たな国内FA取得者として挙げています(デイリースポーツ、スポニチアネックス)。
今季新たに権利を得た主な選手
NPB公式の一覧から、今季新たに権利を得た選手を球団別に抜き出しました(NPB公式)。
| 球団 | 国内FA(今季取得) | 海外FA(今季取得) |
|---|---|---|
| 広島 | 床田寛樹、坂倉将吾、森下暢仁 | 秋山翔吾 |
| オリックス | 宗佑磨、中川圭太、田嶋大樹 | 西野真弘 |
| 楽天 | 前田健太、太田光、加治屋蓮、小深田大翔 | なし |
| 中日 | 山本泰寛、藤嶋健人、加藤匠馬、上林誠知 | なし |
| 阪神 | 木浪聖也、熊谷敬宥 | 坂本誠志郎、糸原健斗、植田海、岩崎優、伏見寅威 |
| ソフトバンク | 周東佑京 | 上沢直之、近藤健介 |
| 西武 | なし | 髙橋光成、外崎修汰 |
| DeNA | なし | 京田陽太、佐野恵太 |
| 巨人 | 増田大輝 | 高梨雄平、大城卓三 |
| ヤクルト | 星知弥、宮本丈 | なし |
| ロッテ | 小島和哉 | N.ソト |
| 日本ハム | なし | 有原航平 |
報道によると、ソフトバンクの周東佑京外野手と楽天の前田健太投手は複数年契約を結んでいる選手です(デイリースポーツ)。また西武の髙橋光成投手は、昨オフにポスティングでの大リーグ移籍を目指したもののかなわず、今季海外FAの条件を満たしました(スポニチアネックス)。
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期限の早見表|日本シリーズの終わり方別
ルールに沿って、日本シリーズが何戦で終わるかごとに宣言期限を計算しました。日程はNPB公式の日本シリーズ日程をもとにしています(NPB公式)。
| 終了 | 終了日 | 数え始め | 宣言期限(計算上) |
|---|---|---|---|
| 第4戦 | 10月28日(水) | 10月29日(木) | 11月9日(月) |
| 第5戦 | 10月29日(木) | 10月30日(金) | 11月10日(火) |
| 第6戦 | 10月31日(土) | 11月2日(月) | 11月11日(水) |
| 第7戦 | 11月1日(日) | 11月2日(月) | 11月11日(水) |
11月3日(火)の文化の日は数えない点に注意してください。祝日が挟まるため、終了日から期限までは2週間近く空きます。
計算方法は昨年の実績で確認
この数え方は、2025年の実績と一致します。2025年の日本シリーズは10月30日の第5戦で終わり(NPB公式)、FA宣言の期限は11日までと報じられました(北海道新聞)。10月31日を1日目とし、土日と11月3日を除くと、7日目が11月11日になります。
期限が後ろにずれるケース
表の日付は、試合が予定どおり進んだ場合の計算です。次のような場合は終了日が変わり、期限も後ろへずれます。
- 雨などで試合が順延された場合
- 引き分けが出て、第8戦以降まで続いた場合
「有資格者」と「FA宣言」の違い
今回公示されたのは「権利を持っている選手」であり、移籍を決めた選手ではありません。ここを混同すると、ニュースの読み違いにつながります。
FA権を使うかどうかは選手本人が決め、期限内に球団へ伝えると「FA宣言選手」として改めて公示されます。他球団と交渉できるのは、その公示の翌日からです(デイリースポーツ、スポニチアネックス)。
- 有資格者の公示(10月19日に済み)
- 期限までに本人が球団へ意思を伝え、FA宣言選手として公示
- 公示の翌日から他球団との交渉が可能
権利を持っていても、宣言せずに残留を選ぶ選手は毎年少なくありません。104人という数字は、移籍する人数とはまったく別物です。
SNSや報道で注目されている点
NHKは、広島の森下暢仁投手・床田寛樹投手・坂倉将吾捕手の去就に注目する見出しで公示を報じました(NHKニュース)。主力の投手2人と捕手が同時に国内FA権を得たため、ファンの関心が集まっています。
同じ19日には、阪神が佐藤輝明選手のポスティングによる大リーグ挑戦を容認したことも発表されました(時事ドットコム)。FAとポスティングは別の制度ですが、オフの移籍の話題が一気に動き出した日として受け止められています。
よくある質問
Q1. 2026年のFA宣言の期限はいつですか?
日本シリーズの終わり方で変わります。計算上は第4戦終了なら11月9日、第5戦なら11月10日、第6戦・第7戦なら11月11日です。順延や引き分けがあればさらに後ろへずれます。確定はシリーズ終了後です。
Q2. 他球団との交渉はいつから始まりますか?
FA宣言選手として公示された翌日からです。公示は宣言期限のあとに行われるため、交渉開始は早くても宣言期限より後の日付になります。
Q3. 有資格者104人は全員移籍するのですか?
いいえ。104人は権利を持っている選手の数です。宣言するかどうかは本人が決めます。宣言せずに残る選手や、複数年契約を結んでいる選手も含まれています。
Q4. 国内FAと海外FAの違いは何ですか?
国内FAは国内の他球団への移籍、海外FAは海外球団を含めた移籍に使える権利です。今季は国内21人、海外17人が新たに条件を満たしました。
Q5. 編集部の「11月11日」の予想は確実ですか?
確実ではありません。日程とルール、過去の対戦結果から立てた予想です。第4戦や第5戦で終われば期限は早まります。
今後の見通し
まずは10月24日開幕の日本シリーズの決着が、宣言期限を決めます。シリーズが終われば期限が確定し、各球団の主力が残留か宣言かを表明する時期に入ります。
とくに注目されるのは、広島の3選手のように主力が同時に権利を得た球団です。球団が残留交渉をどこまで進めるかで、宣言期限までの動きが大きく変わります。
まとめ
- FA有資格者は104人、今季新規は国内21人・海外17人
- 宣言期限は日本シリーズ終了の翌日から土日祝を除く7日間
- 第6戦・第7戦で終われば期限は11月11日(水)
- 11月3日の文化の日は数えない
- 交渉はFA宣言選手の公示の翌日から
期限の日付はシリーズの結果しだいで動きます。日本シリーズが終わった日を起点に、早見表で確認してください。

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