【結論】高校生1,334人への調査で、女子が好きなアニメの1位は『ハイキュー!!』(12.9%)でした。男子の1位は『進撃の巨人』(9.2%)で、上位の顔ぶれは男女でかなり違います。
「今の高校生は、どんなアニメが好きなのだろう?」
そんな疑問に答える調査結果が、アニメの日(10月22日)に合わせて公開されました。
女子の1位は、2位に3.8ポイント差をつけた『ハイキュー!!』。
この記事では、来年も1位が続くのかを予想したうえで、男女の順位をひとつの早見表にまとめました。
- 『ハイキュー!!』が来年も女子1位を守れるかの予想
- 男女の順位を並べた比較早見表
- 数字から読み取れる3つの特徴
- ランキングの読み違いを防ぐチェックリスト
【考察】女子1位の『ハイキュー!!』は来年も1位を守れる?
ここからは編集部の予想です。
私の予想は、「来年も上位に残る可能性は高い。ただし1位が“指定席”とまでは言えない」です。
追い風ははっきりある一方で、過去の別調査では1位を逃した年もあるからです。
根拠1:2027年に劇場版などの公開が控えている
『劇場版ハイキュー!! VS 小さな巨人』と、スペシャルアニメ『ハイキュー!! バケモノたちの行くところ』の2027年公開が発表されています(ギガジン)。
2作は、春高バレー準々決勝の同じ日の2試合を描く内容と伝えられています。
新作の予告や宣伝が増える時期は、作品の名前を目にする機会も増えます。
次回の調査が同じ時期に行われるなら、公開前後の盛り上がりの中で回答が集まると考えます。
根拠2:前作の劇場版が100億円を超えるヒットだった
2024年2月16日公開の『劇場版ハイキュー!! ゴミ捨て場の決戦』は、4月30日までの75日間で観客動員699万人・興行収入100億円を突破しました(電撃オンライン)。
これだけ多くの人が劇場に足を運んだ作品は、見た経験そのものが記憶に残りやすいはずです。
今回の回答者には、中学生の頃に前作を劇場で見た人も含まれていると考えられます。
その体験が、高校生になった今の「いちばん好き」につながっていると私は読みます。
根拠3:過去の別調査では2回とも上位だが、1位ではなかった
LINEリサーチが2021年秋に行った「いまハマっているアニメ」の調査では、女子高校生の3位でした(オールアバウトニュース)。
2022年12月の同種の調査では、同率2位に入っています(オールアバウトニュース)。
どちらも調査時点で放送中の作品から選ぶ設問で、好きな作品を広く聞いた今回とは土俵が違います。
そのため参考程度ですが、2回とも上位に入った一方で、1位ではなかったことは読み取れます。
だからこそ「上位は堅いが、1位は新作の勢い次第」と予想します。
2022年の調査で1位だったのは、その年にテレビ放送が始まった別の作品でした(オールアバウトニュース)。
今回の女子は1位と2位の差が3.8ポイントあり、一定の差はついています。
ただし2位の『鬼滅の刃』は、2021年の同じ別調査で女子1位だった作品です(オールアバウトニュース)。
大型の劇場版が話題になる作品が2位に控えている以上、順位が入れ替わる余地は残るというのが私の見方です。
発表された高校生調査のあらまし
調査を行ったのは、高校生向けのプロジェクト「YTJP」です。
高校生調査の第348回として、10月21日付で結果を公開しました(YTJP)。
- 期間:2026年9月10日〜24日
- 対象:参加校の高校生(オンラインのフォームで回答)
- 回答者:男子614人・女子720人の計1,334人
- 好きな作品の集計:男子575人・女子667人(未回答者を除く)
アニメそのものが「好き」と答えた割合は、男子65.4%・女子56.2%でした(YTJP)。
「どちらかというと好き」まで含めると、男子は9割近く、女子は8割程度と紹介されています。
女子1位の『ハイキュー!!』は、原作コミックで物語を最初から読み返すこともできます。
2027年の劇場版の前に、原作で烏野高校の歩みを振り返っておくのもおすすめです。
▼『ハイキュー!!』のコミックはこちらから探せます
※全巻セットや単巻など、品ぞろえはリンク先でご確認ください
男女の順位がひと目で分かる比較早見表
男子・女子どちらかのトップ10に入った全15作品を、1つの表にまとめました。
「圏外」は、その性別のトップ10に入っていないことを示します。
| 作品 | 男子 | 女子 |
|---|---|---|
| ハイキュー!! | 9位(4.3%) | 1位(12.9%) |
| 進撃の巨人 | 1位(9.2%) | 6位(6.0%) |
| ONE PIECE | 2位(8.9%) | 8位(4.5%) |
| ドラえもん | 4位(6.3%) | 5位(7.5%) |
| クレヨンしんちゃん | 10位(4.2%) | 3位(8.4%) |
| 鬼滅の刃 | 圏外 | 2位(9.1%) |
| 名探偵コナン | 圏外 | 4位(7.6%) |
| HUNTER×HUNTER | 圏外 | 7位(4.9%) |
| ちいかわ | 圏外 | 8位(4.5%) |
| 正反対な君と僕 | 圏外 | 10位(4.0%) |
| 呪術廻戦 | 3位(7.7%) | 圏外 |
| ジョジョの奇妙な冒険 | 4位(6.3%) | 圏外 |
| ドラゴンボール | 6位(6.1%) | 圏外 |
| 無職転生 〜異世界行ったら本気だす〜 | 7位(5.7%) | 圏外 |
| 僕のヒーローアカデミア | 8位(5.6%) | 圏外 |
男子4位の2作と、女子8位の2作は同率です。
数字は調査元の公表グラフをもとにしています(YTJP)。
数字から読み取れる3つの特徴
特徴1:女子は1位が抜け出し、男子は横並び
女子は1位と2位の差が3.8ポイントあるのに対し、男子は0.3ポイントしかありません。
女子の12.9%は、集計対象667人で計算すると約86人にあたります(四捨五入された割合からの概算)。
特徴2:両方のトップ5に入ったのはドラえもんだけ
男女ともトップ5に入ったのは『ドラえもん』だけでした。
ドラえもん以外は男女で顔ぶれがまったく違う、という点は報道でも特徴として紹介されています(マグミクス)。
特徴3:鬼滅の刃は女子2位でも男子は圏外
女子で2位の『鬼滅の刃』は、男子のトップ10に入っていません。
逆に男子3位の『呪術廻戦』は、女子のトップ10に名前がありません。
同じジャンプ作品でも、男女で支持の分かれ方が違うのが今回の面白いところです。
ランキングの読み違いを防ぐチェックリスト
ランキングは見出しの数字だけが広まりやすいものです。
人に話す前に、次の点を確かめておくと安心です。
- 対象は参加校の高校生か、全国から選ばれた人か
- 割合の分母は回答者全体か、未回答を除いた人数か
- 公表されているのは何位までか(今回はトップ10)
- 別の調査と比べるときは、質問の言い方や時期が同じか
- 紹介記事の順位が元のグラフと一致しているか
たとえば今回、男子の上位に『鬼滅の刃』があるように読める紹介も見られましたが、元のグラフでは男子のトップ10に入っていません。
迷ったときは調査元の公表ページを確認するのが確実です。
よくある質問
Q1. 女子高校生が好きなアニメの1位は何ですか?
今回の調査では『ハイキュー!!』が12.9%で1位でした。
2位は『鬼滅の刃』9.1%、3位は『クレヨンしんちゃん』8.4%です。
Q2. 『ハイキュー!!』の新しい映画はいつ公開されますか?
劇場版『VS 小さな巨人』とスペシャルアニメは、2027年公開と発表されています。
具体的な公開日は、公式の発表を確認してください。
Q3. 男子と女子で共通して人気の作品はありますか?
トップ10まで見ると、『進撃の巨人』『ONE PIECE』『ドラえもん』『ハイキュー!!』『クレヨンしんちゃん』の5作が男女の両方に入っています。
トップ5では『ドラえもん』だけです。
Q4. 過去の調査でも『ハイキュー!!』は1位でしたか?
LINEリサーチの調査では、2021年に3位、2022年に同率2位でした。
ただし放送中の作品に限った設問で、調査の主体も違うため、今回の順位とは直接比べられません。
Q5. 考察の「来年も上位」は確かな情報ですか?
考察は、公表データと報道をもとにした編集部の予想です。
次回の調査の有無や結果を保証するものではなく、断定ではありません。
まとめ:女子1位はハイキュー!!、次は2027年の新作に注目
- 女子1位は『ハイキュー!!』12.9%、男子1位は『進撃の巨人』9.2%
- 女子は1位が3.8ポイント差で抜け出した
- 『鬼滅の刃』は女子2位でも男子は圏外
- 『ハイキュー!!』は2027年に劇場版などが公開予定
高校生の「好き」は、男女でこれほど違うのかと驚かされる結果でした。
2027年の新作公開を経て、女子1位の座がどうなるかを楽しみに待ちたいと思います。

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