【結論】『誓いノ淵』の返金を希望するなら、以前に伝えた人も含めてキャンプファイヤーのメッセージで再申請が必要です。返金は、なるにぃさんの個人資金から月々総額5万円程度ずつ進める方針です。
- 申請先はキャンプファイヤーのメッセージだけに統一
- 受付は3か月間、2027年1月〜2月頃までの予定
- 返金の原資は月々総額5万円程度。完了時期は未定
- 開発はゲーム会社と協力を相談中で、続ける方針
「前にメッセージを送ったけど、もう一度送るの?」
「月5万円だと、自分の分はいつ戻るの?」
そんな疑問を持った支援者の方も多いのではないでしょうか。
ゲーム考察動画で知られる上級騎士なるにぃさんが、クラウドファンディングで支援を集めた『誓いノ淵』の返金について、2026年10月23日に方針を示しました。
この記事では、やることの手順と返金にかかる期間の目安を、本人の発表をもとにやさしく整理します。
- この先、何が分かれば見通しが立つか(編集部の予想)
- 返金の再申請の手順と期限
- 希望額ごとの返金期間の早見表
- 動画で語られた開発の今と「お人よし」発言の中身
【考察】誓いノ淵の見通し、次に何が分かれば立つ?
ここからは編集部の予想です。
私の答えは、協力するゲーム会社の名前が正式に出る瞬間です。
発売までの道筋は、そこを境に初めて具体的な話に変わると見ています。
返金は個人資金で進める別の話なので、ここでは開発の見通しに絞って考えます。
そう考える理由は3つです。
理由1:予告された「区切り」でも会社名は出なかった
8月21日と9月2日の活動報告では、相手のある話を進めている最中で、自分の一存では外に出せないと繰り返し説明されていました(キャンプファイヤー活動報告一覧)。
返金についても、その時点では税理士と弁護士に相談しながら手続きを整えている段階でした。
8月・9月の報告では、「9月の半ばか、10月の頭」に改めて報告すると予告していました。
実際に10月23日に出た報告では、返金の方針は具体的になった一方、開発の相手はまだ「最終審議段階」で、名前は出ていません。
「相手のある話」は協力会社との話とみられ、残っている最大の未定事項がそこだと読めます。
理由2:これまでの開発データはほぼ作り直しが前提
2026年1月、本人が紹介した外部の解析では、1人が「0~1%、好意的に見ても3%」、もう1人が「2割程度」と評価しました(ゲームスパーク)。
解析した2人はいずれも、新しく作り直した方が早いという結論だったと報じられています。
ほぼゼロからの開発になる以上、誰がどの体制で作るのかが決まらなければ、発売時期は出せません。
だからこそ、会社名の発表がスケジュールの起点になると考えます。
8月の報告では、協力企業の名前は守秘義務のため公表できないとされていました(キャンプファイヤー活動報告一覧)。
名前が出せる段階に進むことは、それ自体が交渉がまとまった合図になるはずです。
理由3:本人も「最終審議段階」と表現している
10月23日の動画では、あるゲーム会社と数か月前から相談を続け、「最終審議段階」にあると説明しています(ゲームスパーク)。
一方で、活動報告では発売日やSteamページの案内は「もう少し先」としています。
「最終段階だが、まだ具体的には言えない」という状態は、正式発表の手前にいることを示していると私は読みます。
返金の集計が締まる2027年初めと、会社名の発表がどちらが先になるかで、支援者が受け取る情報の順番も変わってきます。
ただし、本人もまだ安心できる状況ではないと話しており(上級騎士なるにぃ YouTube)、交渉がまとまらない可能性も残ります。
あくまで予想であり、断定ではありません。
返金の再申請、やることは3ステップ
手続きは、10月23日に公開された活動報告「活動報告の遅延のお詫びと、返金をご希望の皆さまへのお願い」にまとまっています(キャンプファイヤー活動報告)。
- ステップ1:キャンプファイヤーのプロジェクトページで「メッセージを送る」を開く
- ステップ2:返金を希望する旨を送る
- ステップ3:キャンプファイヤーで送った人も、別の場所で伝えた人も、同じように送り直す
再申請が必要な理由は、ほかの媒体に届いた問い合わせを十分に確認できていない可能性があるためと説明されています。
お金に関わる確認なので、二重チェックの意味も含めて送り直してほしい、という案内です。
| 期間 | 内容 |
|---|---|
| 一次集計 | 活動報告の公開から1か月間(11月下旬ごろまで・編集部の計算) |
| 受付期間 | 一次集計を含めて3か月間(2027年1月〜2月頃までの予定) |
月5万円で返すと何年?希望額ごとの早見表
返金の原資は本人の個人資金で、月々総額で5万円程度とされています。
「1人に5万円」ではなく、希望者全員への合計が月5万円程度という意味です。
希望額の合計がまだ分からないため、いくつかの場合に分けて試算しました(編集部試算・月5万円で割った単純計算)。
| 返金希望の合計 | 完了までの目安 |
|---|---|
| 300万円 | 60か月(5年) |
| 500万円 | 100か月(約8年4か月) |
| 1,000万円 | 200か月(約16年8か月) |
| 支援総額すべて(約5,085万円) | 約1,017か月(約85年) |
クラファンで支援するときの見極め方を知っておくと、次に応援するプロジェクト選びにも役立ちます。
▼ クラウドファンディングの入門書はこちらから
※支援の仕組みや注意点を解説した本が並びます。価格はリンク先でご確認ください。
そもそも『誓いノ淵』のクラファンとは
『誓いノ淵』は、なるにぃさんがシナリオを担当するゲームです。
2023年2月10日から3月31日までのクラファンで、3,851人から50,851,500円が集まりました(キャンプファイヤーのプロジェクトページ)。
目標の3,000万円に対して169%の達成でした。
当時のリターンには「ゲーム完成予定が2024年6月」と書かれていましたが、完成は延びています。
2025年12月31日の報告動画では、ディレクターの離脱が報告されました(オートマトン)。
2026年8月には、ジャンルを探索型の横スクロールアクションに決めたと活動報告で伝えています(キャンプファイヤー活動報告一覧)。
返金については、2026年1月の時点で具体的な受付方法を2月以降に公表する予定と報じられていました(ゲームスパーク)。
このとき、手元に残る支援金約1,000万円は可能な限り開発に充て、返金は自身の活動で稼いだお金で行う方針も示されています。
今回の発表は、その受付方法が具体的に示されたものにあたります。
動画で話題になった「お人よし」発言
10月23日の動画「【誓いノ淵】本人の口から、あの事件の真実をお伝えします【ゲーム開発】なるにぃ」で、返金について話す場面がありました(上級騎士なるにぃ YouTube)。
そこで、返金を求めて怒っている人を「間違いなくいい人」としたうえで、「お人よしタイプ」が多いのではないか、という趣旨の言葉が出てきます。
さらに、乗せられてつい助けてしまう人、いつの間にか損をしている人、と続きます。
そのうえで、自分も同じタイプだと話し、返金をやめさせたいわけではない、気にしなくていいと伝えています。
本人の説明では、申し出る人の罪悪感を和らげたいという意図でした。
ただ、作品を待ち続けている支援者がこの言葉をどう受け止めるかは、人それぞれです。
10月24日には、表現や返金ペースについて説明を求める「公開質問状」の形の個人ブログ記事も公開されました(個人の記事のため、リンクは控えます)。
なお、開発がつまずいた経緯について、動画では前ディレクターとまともな契約書を作っていなかったことなどを本人が反省点として挙げています(ゲームスパーク)。
これはなるにぃさん側の説明で、相手側の言い分は公表されていません。
支援者が気になる5つの疑問
Q1. メッセージには何を書けばいいですか?
案内では、返金を希望する旨を送るよう求められています。
細かな書式の指定は、活動報告には書かれていません。
Q2. Xや動画のコメント欄で伝えた分は有効ですか?
窓口はキャンプファイヤーのメッセージに統一されました。
ほかの場所で伝えた人も、メッセージで送り直す必要があります。
Q3. 1か月を過ぎたら申請できませんか?
最初の1か月は一次集計の期間です。
受付は合計3か月間続き、2027年1月〜2月頃までの予定とされています。
Q4. 開発は中止になったのですか?
中止ではありません。
本人は開発を続けると説明し、今後の開発費は動画の収益で確保し、足りない分は銀行融資も視野に入れると報じられています(ゲームスパーク)。
Q5. この記事の考察は確かな情報ですか?
いいえ。【考察】は編集部の予想です。
協力会社の発表時期などは、公式の発表を待つ必要があります。
おわりに
『誓いノ淵』の返金で、まず押さえたいのは受付期間内にキャンプファイヤーのメッセージで再申請することです。
返金は月々総額5万円程度のペースで、完了時期はまだ示されていません。
開発の行方は、協力するゲーム会社の正式発表が一つの目安になりそうです。
新しい知らせは、キャンプファイヤーの活動報告と本人のYouTubeで確認していきましょう。

コメント