【結論】自見直人さんは、三重県の島でゴカイを研究する大学講師です。
- 名前の読みはじみ なおと
- 職場は三重県鳥羽市の菅島
- 名古屋大学の講師を務めている
- 扱うのは多毛類と呼ばれる仲間
- 2026年2月に新種を報告している
- 登場するのは8月9日(日)深夜のEテレ
- 移動し続けた経歴が何を生んだのか(予想)
- 4つの研究機関を渡った道のり
- 菅島という職場がどんな場所か
- 2026年に報告された新種のこと
- 番組の放送日時と出演者
深夜のEテレに、
聞き慣れない名字の研究者が出ます。
自見直人さん。
専門はゴカイ。
どんな人生を歩けばそこに着くのか、
正直かなり気になりました。
【予想】移り続けたことが、そのまま武器になった
ここからは編集部の予想です。
先に結論を書くと、この人の強みは、行った先の海がぜんぶ違っていたことにあると考えています。
理由その1:所属した機関が毎回入れ替わっている。
学部は東京、修士は広島、博士は北海道。
その後は東京の国立極地研究所へ移り、
今は三重県の島にいます(名古屋大学 研究者総覧)。
ふつうは同じ研究室に残るほうが有利です。
それでも動いたということは、
扱いたい生きものが先にあったのだと予想します。
理由その2:南極の海も日本の海も見ている。
2019年から2年あまり在籍した極地研は、
南極・北極の観測を担う機関です。
一方、現在の菅島は伊勢湾の入り口にあります。
極域と温帯では、
同じ多毛類でも顔ぶれがまるで違う。
両方を実際に見た人は比較ができる立場になります。
これは資料を読むだけでは手に入りません。
理由その3:淡水にまで手が伸びている。
2026年2月、佐渡島の川から
カワスナゴカイという新種が報告されました(名古屋大学 研究成果情報)。
ウロコムシの仲間が淡水へ入った例としては
世界で2例目、日本では初めてだといいます。
海の研究者が川まで見にいったから見つかった。
守備範囲の広さが結果につながった例だと考えます。
ただし、本人がどんな動機で移ったのかは
公表されていません。
上に書いたのはあくまで公表資料からの推測で、
番組の内容を先取りしたものではありません。
4つの機関を渡った道のりを並べてみる
年表にすると分かりやすいので、
公表されている情報を
時系列で並べてみます。
| 年 | できごと |
|---|---|
| 2013 | JAMSTECの研究生になる |
| 2014 | 東京海洋大学を卒業 |
| 2016 | 広島大学で修士を修了 |
| 2019 | 北海道大学で博士(理学) |
| 2019 | 国立極地研究所へ |
| 2021 | 名古屋大学の助教に |
| 2023 | 同 講師に昇任 |
学部在学中の2013年にはもう
JAMSTEC(海洋研究開発機構)に出入りしています。
大学2〜3年生のうちから
研究の現場にいたことになります。
職場の菅島臨海実験所はこんな場所
名古屋大学の付属施設ですが、
キャンパスは名古屋にありません。
三重県鳥羽市の菅島という島です。
- 伊勢湾の入り口に位置する
- 本土からは船で渡る
- 研究テーマは生物多様性と系統進化
- 正式には大学院理学研究科の附属施設
採集した生きものを
その日のうちに顕微鏡で見られるのが、
臨海実験所の最大の利点です。
多毛類はやわらかく壊れやすいため、
鮮度が観察の質を決めます。
島にいる意味はかなり実務的なのだと思われます。
論文120本超という数字の意味
研究者総覧には、
査読付き論文が120本を超えると記載があります。
博士号が2019年ですから、
年間にならすとかなりの本数です。
分類学の論文は、
1本でひとつの新種に名前をつけることも珍しくありません。
つまりこの数字は、
そのまま世界の生物リストに書き足した行数に近い。
日本動物分類学会からは
2023年に奨励賞、2025年に若手論文賞を受けています。
さらに『Species Diversity』『Taxa』という
分類学の専門誌で編集にも携わっています。
書く側と審査する側の両方にいるわけです。
よくある質問
Q1. 「自見」はなんと読みますか?
じみと読みます。
フルネームはじみ なおとさん。
変換候補に出にくい姓なので、
検索するときは注意が必要です。
Q2. 何歳ですか?出身はどこですか?
大学の公式ページにも研究室サイトにも
年齢・出身地の記載はありません。
2010年に大学へ入学した記録から
おおよその見当はつきますが、
公表情報ではないため書きません。
Q3. ゴカイは何の役に立つのですか?
海底の泥をかき混ぜて
環境を整える働きが知られています。
魚のエサとしても重要です。
番組では医療や防災への応用が
紹介される予定になっています。
Q4. カワスナゴカイはどこで見つかったのですか?
新潟県の佐渡島を流れる川の
淡水域だと発表されています。
論文は2026年2月24日付で
Zoological Science誌に掲載されました。
Q5. 研究室は見学できますか?
菅島臨海実験所は研究・教育のための施設で、
一般公開の情報は確認できませんでした。
訪問を考える場合は
大学の公式窓口へ問い合わせが必要です。
Q6. 番組はいつ放送されますか?
2026年8月9日(日)23時30分から24時、
NHK Eテレで放送されます。
司会は井上咲楽さんと浅井理アナウンサーです。
まとめ
自見直人さんは、
東京から広島、北海道、そして南極を扱う研究所を経て、
いま三重県の島にいる研究者でした。
専門はゴカイ、つまり多毛類の分類。
論文は120本を超えます。
行く先々の海が違ったからこそ、
川で見つかった一種の意味に気づけたのではないか。
そう予想しています。
放送は8月9日(日)23時30分・Eテレ。
深夜ですが、録画してでも見る価値がありそうです。

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