干潟になりたいのラグーナ出版ってどこ?鹿児島の「心の病と働く」出版社をやさしく紹介

    【結論】ラグーナ出版は鹿児島市の出版社で、「働くことで回復する」を掲げ、心の病を抱える人たちが本づくりの中心を担っています。

    フジテレビの深夜、10月6日(火)午前1時45分から
    ドキュメンタリー「干潟になりたい」が放送されます。
    鹿児島テレビが4年かけて取材した作品で、
    舞台は「ラグーナ出版」という小さな会社。
    「どこにある、どんな会社?」をやさしくまとめました。

    本記事はプロモーションを含みます。

    • 場所は鹿児島市の西千石町
    • 病院の患者さんたちと作った雑誌が会社の原点
    • 番組表によるとスタッフの8割が心の病を抱えている
    • 番組は民放連賞の優秀賞を受けた作品
    この記事のポイント
    • ラグーナ出版の場所と基本データ
    • 医師と支援者が病院を辞めて始めた理由
    • 会社の中の仕事いろいろ
    • 番組はどこが評価された?
    目次

    【予想】番組は「治ってから働く」ではなく「働きながら回復する」姿を1人の社員で見せる

    ここからは編集部の予想です。
    「干潟になりたい」は、ラグーナ出版が大切にしてきた「働くことで回復する」という考え方を、1人の社員の変化を通して見せる番組になると予想します。
    根拠は7つです。

    根拠1。会社そのものが、その考え方で作られているからです。
    社長の川畑善博さんは公式サイトで、病気が治ったから働くのではなく、働くことで回復をはかれる職場作りも使命だと書いています(ラグーナ出版)。

    根拠2。番組の主人公が、長く働けなかった人だからです。
    番組表によると、編集部の岩井雄次さんは24歳で統合失調症を発症し、定職につけないまま20年を過ごしたあと、ラグーナ出版にたどり着きました(番組表.Gガイド)。
    取材当時で入社9年。働き続けてきた時間そのものが、回復の記録です。

    根拠3。「書けない」から「書ける」への変化が描かれるからです。
    番組表の紹介文は、コラムが書けずに悩む岩井さんが、最後に書き始めるところで結ばれています。
    仕事の中で心が動き、手が動く。その流れがまさに「働きながら回復する」姿です。

    根拠4。4年という長い取材だからです。
    民放連賞の審査では「4年にわたる長期取材で築いた人間関係が見て取れる」と評されました(鹿児島ニュースKTS)。
    短い取材では見えない、調子の波や少しずつの前進を映せる長さです。

    根拠5。会社を知る人も「働いて変わった人」を見てきたからです。
    経営学者の坂本光司さんは、5年ほど入退院をくり返した女性が、ラグーナ出版で働くようになったことを手紙で伝えてきたのが同社を知るきっかけだったと書いています(社長の知恵袋)。

    根拠6。働き方の段階を、会社の中に用意しているからです。
    ラグーナ出版は出版・製本を行うA型事業所に加え、衣・食・農のB型事業所「ポラーノ・ポラーリ」も運営しています。
    その人に合う速さで働ける場所があることも、番組で映る可能性があります。

    根拠7。会社のモットーが「あせらず ゆっくり 確実に 健康に」だからです。
    公式サイトに掲げられたこの言葉は、1人の変化を急がず見守る番組の姿勢とも重なります。
    ナレーションや締めくくりに、この空気がにじむと予想します。

    7つを合わせると、番組は「働く場があるから、人は少しずつ回復できる」ことを1人の姿で伝える1時間になると予想します。
    中身は放送まで分かりません。あくまで予想です。

    ラグーナ出版の基本データ

    項目内容
    場所鹿児島市西千石町 イースト朝日ビル
    できた年2008年
    社長川畑善博さん(精神保健福祉士)
    会長森越まやさん(精神科医)
    働く人患者68名・スタッフ17名(2026年2月)

    医師と支援者が病院を辞めて作った会社

    ラグーナ出版の始まりは、2006年に鹿児島の精神科病院で生まれた雑誌「シナプスの笑い」です。
    患者さんや医師、看護師が一緒に作った雑誌に、全国から投稿や読者が集まりました。

    当時は、精神障がいのある人を雇う会社がなかなか見つからなかったそうです。
    そこで、精神科医の森越まやさんと、精神保健福祉士の川畑善博さんは病院を辞め、
    働きたいと願う患者さんたちと一緒に2008年に会社を作りました。

    会社の中にはどんな仕事がある?

    • メンタルヘルスの本の企画・編集・販売
    • 手作りの製本やノートづくり
    • 名刺やチラシのデザイン
    • 個人の記録を本にする自費出版の手伝い

    鹿児島県や鹿児島市の役所などからも、印刷物の仕事を受けています。
    2018年には地元の南日本文化賞(社会福祉部門)も受けました。

    この会社が作った本を読んでみたい人は、ネット書店で探せます。
    ▼ ラグーナ出版の本を探すならこちら

    ※在庫の有無はリンク先でご確認ください。

    番組はどこが評価された?

    「干潟になりたい」は、2026年5月に鹿児島テレビで放送されました。
    その後、日本民間放送連盟賞で九州・沖縄地区の最優秀、
    さらに全国の審査でテレビ報道番組部門の優秀賞に選ばれています。
    評価されたのは、長い取材で築いた人間関係が画面から伝わる点でした。

    気になるQ&A

    Q1. 放送はいつ?

    フジテレビで10月6日(火)午前1時45分〜2時45分です。5日(月)の夜から続く深夜の時間帯です。

    Q2. ナレーションは誰?

    俳優の甲本雅裕さんです。

    Q3. 「干潟になりたい」ってどういう意味?

    タイトルの由来は公表されていません。「ラグーナ」はイタリア語などで潟(ラグーン)を意味する言葉なので、社名とのつながりがあるのかもしれません。

    Q4. 見学はできる?

    公開情報では確認できませんでした。問い合わせは公式サイトの窓口からどうぞ。

    おわりに

    ラグーナ出版は、「働く場があるから、少しずつ元気になれる」を形にしてきた鹿児島の出版社です。
    深夜の放送ですが、録画してでも見る価値がありそうです。

    参考にした情報

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