「彦根城の石垣が崩れた」——そんなニュースが2026年6月28日に飛び込んできました。
滋賀県彦根市にある国宝・彦根城で、台風の大雨の影響とみられる石垣の崩落が確認されたのです。しかも今回で2024年に続いて2度目のこと。世界遺産登録を目指す彦根城にとって、大きな痛手となっています。
「修復はどうなるの?」「観光に行っても大丈夫?」「世界遺産登録に影響は?」——気になる疑問をまとめて解説します。
この記事で分かること
- 崩落したのは「米蔵水門石垣」:幅6.5m・高さ2.5mにわたる範囲
- 台風7号・8号の大雨が直接のきっかけとみられる
- 2024年にも別の箇所が崩落し、現在も改修工事中だった
- けが人なし、崩落箇所は立入禁止で安全を確保済み
- 世界遺産登録審査への影響が懸念されている
どこが崩れた?崩落の場所と規模
崩落が確認されたのは、彦根城の内堀沿いにある「米蔵水門石垣(こめぐらすいもんいしがき)」と呼ばれる部分です。
崩れた範囲は幅約6.5メートル・高さ約2.5メートル。人の身長をゆうに超える高さで、横幅は普通の部屋1〜2個分ほど——ドサッとまとまった石が崩れ落ちたイメージです。
けが人は確認されていませんが、崩落箇所の周辺は現在立入禁止となっています。
観光で彦根城を訪れる予定がある方は、立入禁止エリアや見学コースの変更がないか、彦根市の公式情報を事前に確認してください。最新情報は変わる可能性があります。
なぜ崩れたのか?台風大雨との関係
彦根市は崩落の原因として、台風7号・8号による大雨の影響があったとみて調査を進めています。
古い城の石垣は「空積み(からづみ)」と呼ばれる技法で積み上げられており、石と石の隙間にモルタルなどの接着剤は使われていません。長時間の大雨で水が石の裏側に浸透すると、背後の土が流れ出て支えを失い、崩落につながるケースがあります。
現代の建築基準で造られたものではないため、集中豪雨や台風には構造的に弱い面がどうしてもあります。それが日本の城が抱える維持管理の難しさでもあります。
2024年にも崩落していた——繰り返されるトラブル
実は彦根城では2024年にも別の場所で石垣が崩落しており、現在も改修工事の真っ最中でした。
修復が終わっていない段階で、また新たな崩落が発生したことになります。「たまたま今回だけ崩れた」のではなく、石垣全体の老朽化・維持管理の限界が表れているとも読み取れます。
城の石垣は一度崩れると修復に数年単位の時間と多額の費用がかかる。継続的な点検と予防措置が不可欠
彦根城は国宝であり、ユネスコ世界遺産への登録申請を目指しています。修復の質とスピードをしっかり示すことが、今後の審査でも重要なアピールポイントになります。
ネットの反応は?
TBS NEWS DIGが公開した崩落関連の動画(2026年6月28日)には少数ながらコメントが集まりました。傾向を見ると——
- 「松山城みたいなトラブルにならないでほしい」——過去の城をめぐる揉め事を気にする慎重な声
- 「自治体のものなのに国に補償させようとしないでね」——修繕費の負担先への率直な疑問
- 「城も興味ない、どうでもいい」——一部に無関心な声も
コメント数は少ないものの、国宝の管理責任や費用負担の所在への関心が垣間見えます。
世界遺産登録への影響はある?
彦根城は長年、世界遺産登録を目指して活動を続けています。ユネスコの審査では、文化財の「完全性(integrity)」と「真正性(authenticity)」が重要な評価軸になります。
石垣が立て続けに崩落しているという事実は、保全状態のアピールにとってマイナス要因になり得ます。一方で、適切に修復・管理されていることを示せれば審査上プラスに転じる可能性もあります。今後の対応次第といえるでしょう。
動画内の情報は投稿時点の内容です。修復の進捗や世界遺産申請の最新情報は彦根市や文化庁の公式発表をご確認ください。
まとめ
国宝・彦根城の「米蔵水門石垣」が台風大雨の影響で崩落。幅6.5m・高さ2.5mの範囲で、2024年に続く2度目の崩落となった
- 崩落箇所:内堀沿いの「米蔵水門石垣」(幅6.5m・高さ2.5m)
- 原因:台風7号・8号の大雨の影響とみられる
- けが人なし・立入禁止で安全を確保
- 2024年に続く2度目の崩落で、石垣全体の老朽化が懸念される
- 世界遺産登録申請への影響に今後も注目
訪問予定の方は彦根市公式サイトで最新情報を確認してから出かけましょう。今後の修復の動きも引き続き注目です。

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