【結論】今季初先発の徳島戦で乾貴士に託されたのは、前線から守備を始める「スイッチ役」です。乾はその試合から5試合連続で先発しています。
- 8月22日の徳島戦で今季初先発・90分出場
- 90+2分に決勝点につながるFKを獲得
- 秋葉監督は「もう最高ですよ」と評価
- その後も5試合連続先発、先発試合は3勝2敗
- 38歳の乾が先発に定着した理由
- 監督が語った「スイッチ役」の中身
- 徳島戦での具体的なプレー
- 先発した試合の成績
ドリブルの名手として知られる乾貴士は、
今季からジュビロ磐田でJ2を戦っています。
開幕2試合は途中出場でしたが、
第3節からは先発に定着しました。
38歳のベテランに、監督は何を託したのか。
監督と本人の言葉から読み解きます。
【考察】38歳の乾貴士は、なぜ磐田で先発に定着したのか
ここからは編集部の予想です。
私の読みは、
少なくとも初先発は「前からの守備」を取り戻す役として選ばれたというものです。
これは監督のコメントから確認できます。
一方、その後の先発継続の理由や勝敗への寄与は、
公表情報だけでは特定できません。
理由は3つです。
理由1:開幕2試合でチームの守備が機能しなかった
磐田は開幕の秋田戦を1-1、続く横浜FC戦を1-3で終え、2試合勝ちがありませんでした。
秋葉忠宏監督は、特に横浜FC戦で
キャンプから取り組んできた前線からのプレッシングが足りなかったと問題視していたと伝えられています(フットボールチャンネル)。
立て直しの鍵が「前からの守備」にあったことが、起用の出発点です。
監督は開幕2試合のプレッシングについて「全然行ってねえな」と感じていたとも伝えられており、
危機感の強さがうかがえます。
理由2:監督が「真っ先に」思い浮かべたのが乾だった
秋葉監督は、
「38歳をちょっと休ませてやりたいと思っていましたけど」と前置きしたうえで、
チームを立て直すために「真っ先に貴士のことが頭に浮かびました」と話しています。
さらに、練習でその姿勢を一番表現していたのが乾だったとも語りました(フットボールチャンネル)。
練習での姿勢が、そのまま起用につながった形です。
監督は試合後、「百戦錬磨の貴士は、どういうふうにチームを蘇らせるかを分かっています」とも語っています。
技術に加えて経験が求められたことが分かります。
理由3:先発後のチーム成績は上向いた(ただし因果は不明)
乾が初先発した徳島戦で、磐田は2-1で今季初勝利を挙げました。
その後も乾は先発を続け、
先発した5試合は3勝2敗です(Jリーグ公式)。
途中出場だった開幕2試合が1分1敗だったことを考えると、
先発起用のあとにチームの成績は上向いています。
ただし、勝敗は相手や戦術、ほかの選手の状態にも左右されるため、
乾の起用との因果関係は確認できません。
一方で、この読みが外れる可能性もあります。
監督のコメントが残っているのは徳島戦についてだけで、
その後の試合で何が評価されているかは分かりません。
攻撃面での貢献や、相手ごとの戦術、ほかの選手の状態など、
別の理由で先発が続いている可能性もあります。
監督が語った「スイッチ役」とは
秋葉監督が乾に求めたのは、攻撃だけではありません。
ボールを失った瞬間に前から相手を追い、
チーム全体を押し上げる「守備のスイッチ」です。
監督は「どちらかしかできないのは、僕の中では半人前です」と、
攻守の両方をこなす選手像を示しています(フットボールチャンネル)。
| 場面 | 乾に求められた役割 |
|---|---|
| 守備 | 前線から最初にプレッシャーをかけ、チームを押し上げる |
| 攻撃 | 相手の中盤と最終ラインの間でボールを受け、前を向く |
| チーム | ピッチの中で基準を示し、全体を引っ張る |
乾本人も徳島戦後、
「前からファーストプレスをかけられるようにというところだけを意識してやりました」と話しています(フットボールチャンネル)。
監督の狙いと本人の意識が一致していたことが分かります。
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徳島戦で乾が関わった2つの得点
8月22日の徳島戦で、乾には得点もアシストもつきませんでした。
それでも、2つの得点のきっかけに関わっています。
| 時間 | 場面 | 乾の関わり |
|---|---|---|
| 13分 | 先制点 | 相手のライン間でボールを受け、味方を使って攻撃を展開 |
| 43分 | 失点(1-1) | — |
| 90+2分 | 決勝点 | ファウルを受けてFKを獲得、そのFKから決勝点 |
前半のシュート数は磐田9本、徳島1本で、
磐田が相手陣内に押し込む展開でした(フットボールチャンネル)。
乾は「誰が取ってもいいので、とにかく勝点3を取れたことが今は一番です」と振り返っています。
乾貴士の今季の数字
Jリーグ公式によると、乾の2026/27シーズンJ2の記録は、
7試合出場・0得点・1アシスト、出場時間は合計475分です(Jリーグ公式)。
磐田は9月20日更新の順位表で9位(勝点10)につけています(Jリーグ公式 J2順位表)。
シュートは7試合で15本、首位の新潟とは勝点5差です。
ゴールという形の結果はまだありませんが、
第3節から先発が続いている状況です。
乾貴士の経歴とJ2での実績
| 生年月日 | 1988年6月2日(38歳) |
| 出身 | 滋賀県(野洲高校) |
| 日本代表 | 36試合出場 |
| 海外でのプレー | ドイツ(ボーフム、フランクフルト)、スペイン(エイバル、ベティス、アラベス) |
| J2での受賞 | ベストイレブン(2023・2024)、最優秀ゴール賞(2023) |
乾はドイツとスペインで長くプレーしたあと日本に戻り、
清水エスパルス時代にはJ2ベストイレブンに2年連続で選ばれました(Jリーグ公式)。
J2での経験も、
磐田が乾を獲得した理由の1つだった可能性があります。
今季はヴィッセル神戸から完全移籍で加わりました(ヴィッセル神戸公式)。
よくある質問
Q1. 乾貴士は磐田で先発していますか?
第3節の徳島戦から5試合連続で先発しています。
開幕2試合は途中出場でした。
Q2. 磐田の監督は誰ですか?
秋葉忠宏監督です。
乾について「百戦錬磨」と表現し、チームを引っ張る存在として評価しています。
Q3. 「守備のスイッチ」とは何ですか?
前線の選手が最初に相手へプレッシャーをかけることで、
チーム全体の守備を始める合図にする役割のことです。
Q4. 乾貴士は今季ゴールを決めていますか?
9月25日時点のJリーグ公式では、まだゴールはありません。
アシストは1です。
Q5. 乾貴士は何歳ですか?
1988年6月2日生まれで、2026年9月時点で38歳です。
監督も「38歳をちょっと休ませてやりたい」と年齢に触れていました。
Q6. この記事の考察は事実ですか?
【考察】は編集部の予想です。
監督のコメントと記録は報道・公式で確認したものですが、
起用の理由の読み方は編集部の解釈です。
これからの注目点
注目は、乾の今季初ゴールがいつ生まれるかです。
守備で役割を果たしながら、
攻撃でも数字を残せるかが次の段階になります。
9位の磐田が上位に食い込むためにも、
ベテランの攻守の働きが欠かせません。
まとめ
乾貴士が今季初先発の徳島戦で任されたのは、
前線から守備を始める「スイッチ役」でした。
秋葉監督は徳島戦で「もう最高ですよ」とたたえ、
乾はその後5試合連続で先発しています。
ゴールはまだありませんが、
38歳でチームの基準を示す存在になっていると考えます。

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