【結論】真木警部補を演じるのは、宙組の鷹翔千空(たかと ちあき)さんです。
- 役どころは若い刑事
- 番組では宝塚版だけの役と説明されている
- もとの小説を書いたのは江戸川乱歩
- 舞台の台本は三島由紀夫の戯曲
- 東京公演は9月6日まで
- 本人の話は8月9日(日)朝7時・TOKYO MX1
- 観客から見た真木警部補の役割(予想)
- 演じている人のプロフィール
- 小説版と舞台版のちがい
- 配役の一覧
- 公演と放送の日程
宙組『黒蜥蜴』を観たあと、
プログラムで真木警部補という名前を見て
調べた方は多いと思います。
小説には出てこない名前だからです。
演じているのは
鷹翔千空さんです。
【予想】三島の言葉は難しい。真木警部補は客席が物語に入るための入口
ここからは編集部の予想です。
先に結論を書くと、この役は物語を進めるためではなく、観ている側が置いていかれないために置かれていると見ています。
その1:この芝居は、事件ではなく気持ちの話になっている。
演出の生田大和さんは、
乱歩の小説を乾いた活劇、
三島の戯曲を湿った恋愛劇という趣旨で対比しています(Web東京創元社マガジン)。
つまり舞台版で中心にあるのは
宝石泥棒の顛末ではなく、
明智と黒蜥蜴の間に流れるもの。
事件の説明は
誰かが引き受けないと消えてしまいます。
その2:台詞がわざと抽象的に書かれている。
生田さんは三島の文章について
「抽象性こそがこの物語を豊かにしていると思うんです」と述べ、
それを具体に落としすぎないようにしていると語ります。
美しい選択ですが、
初めて観る人にとっては
手がかりが少ないということでもあります。
だからこそ普通の言葉でしゃべる登場人物が要る。
刑事は職業柄、
状況を口に出して確認する人です。
その3:舞台装置が「ぐるぐる回る」構造になっている。
美術は松井るみさんが手がけ、
メビウスの輪のような円環として作られています。
生田さんはその意図を
「追われているつもりで追っているのか/追っているつもりで追われているのか」と表現しました。
主役の二人は
この輪の中にいるので、
自分たちが今どちらなのか説明できません。
客席から見ると、
輪の外にいる人物がいてはじめて位置関係が分かる。
若い刑事という設定は
その立ち位置にちょうど合うと予想します。
その4:警部と警部補が両方いるのは偶然ではなさそう。
配役表を見ると、
警察側には浪越警部(叶ゆうりさん)と
真木警部補(鷹翔さん)の
二人が並んでいます(宝塚歌劇公式 配役)。
階級が違うので、
上司が命じ、部下が反応する
という会話が成立します。
ひとりだけでは独り言になってしまう。
説明のための会話を
自然に見せる仕掛けだと予想します。
その5:ただし「完全な新キャラ」と言い切る材料はない。
番組の紹介文はオリジナルキャラクターとしていますが、
生田さんのインタビューでは
人物を増やすより既存の関係を深めるという方向が語られています。
もとの戯曲にも警察側の人物はいます。
新設なのか、既にある役に名前を与えたのかは
公開資料からは分かりません。
ここは予想として読んでください。
演じている鷹翔千空さんについて
| 芸名 | 鷹翔 千空(たかと ちあき) |
| 呼び名 | こってぃ |
| 出身 | 滋賀県草津市 |
| 身長 | 175cm |
| 組 | 宙組(101期生) |
2015年に101期生として入団し、
月組『1789』で初舞台。
その後宙組へ配属されました。
新人公演では2度の主演を経験しています。
小説版と舞台版のちがい
『黒蜥蜴』はもともと江戸川乱歩の小説です。
名探偵明智小五郎と
女怪盗黒蜥蜴が
宝石をめぐって知恵を競い合う話です。
それを三島由紀夫が戯曲にしたとき、
二人の関係に恋に近い感情が加わりました。
宝塚が上演しているのは
この三島版です。
| 版 | 中身 |
|---|---|
| 乱歩の小説 | 探偵対怪盗の活劇 |
| 三島の戯曲 | 二人の関係を描く恋愛劇 |
| 宝塚版 | 生田大和が潤色・演出 |
主な配役
| 役 | 出演者 |
|---|---|
| 明智小五郎 | 桜木 みなと |
| 黒蜥蜴(緑川夫人) | 春乃 さくら |
| 雨宮潤一(山川健作) | 水美 舞斗 |
| 岩瀬庄兵衛 | 悠真 倫 |
| 浪越警部 | 叶 ゆうり |
| 真木警部補 | 鷹翔 千空 |
公演・放送の日程
東京宝塚劇場の宙組公演
『黒蜥蜴』『Diamond IMPULSE』は
2026年7月25日から9月6日まで。
東京での新人公演は8月13日です。
よくある質問
Q1. 真木警部補は小説に出てきますか?
乱歩の小説にこの名前はありません。
番組の紹介では宝塚版のオリジナルとされています。
Q2. 鷹翔千空さんの読み方は?
たかと ちあきです。
公式サイトでは
「Chiaki Takato」と表記されています。
Q3. 主演は誰ですか?
明智小五郎が宙組トップスターの桜木みなとさん、
黒蜥蜴がトップ娘役の春乃さくらさんです。
Q4. 演出は誰ですか?
生田大和さんが潤色・演出を担当。
舞台美術は松井るみさんです。
Q5. テレビで見られますか?
公演そのものではありませんが、
8月9日(日)朝7時〜7時30分の
宝塚カフェブレイク(TOKYO MX1)に
鷹翔さんが出演し、役について語ります。
まとめ
真木警部補を演じているのは
宙組の鷹翔千空さん。
番組では宝塚版だけの役と紹介されています。
抽象的な台詞が続く舞台のなかで、
この役は観客が状況を掴むための足場になっていると予想します。
本人の話が聞けるのは
8月9日(日)朝7時・TOKYO MX1です。

コメント