【結論】右玉は、玉を飛車側に置くちょっと珍しい戦法。その使い手・吉池隆真四段が、10月からNHKの講座で教えます。
講座があるのはNHK Eテレ「将棋フォーカス」。
新しい先生の吉池四段は、10月4日(日)朝10時の放送でスタジオに登場します。
「右玉ってなに?」という人向けに、ポイントをまとめました。
- 右玉=玉を右側(飛車側)に置く作戦
- 番組いわく「いまアマチュアに人気」
- 吉池四段は相手が振り飛車でも右玉
- 講座は10月から半年間
- 右玉の基本
- 吉池四段が右玉にこだわる理由(予想)
- 講座のくわしい情報
【予想】この講座で身につくのは「自分の得意形で押し通す力」
ここからは私の予想です。
吉池四段の講座は、細かい手順よりも
「どんな相手でも自分の形で戦う」という軸が伝わる内容になると思います。
そう予想する根拠は8つあります。
根拠1。右玉の使用率がとても高いからです。
Wikipediaは読売新聞の記事をもとに、
奨励会時代の右玉の採用率をおよそ9割と紹介しています(Wikipedia)。
根拠2。振り飛車相手にも右玉を選ぶからです。
同じくWikipediaによると、吉池四段は
相手が振り飛車でも右玉を採用するそうです。
相手に合わせて作戦を変える棋士が多いなかで、とても個性的です。
根拠3。新聞に「右玉ボーイ」と書かれたからです。
2025年2月の読売新聞の記事には、
新世代の「右玉ボーイ」という見出しがつきました。
竜王戦で西山朋佳女流三冠(当時)の振り飛車を破った一局です。
根拠4。トップ棋士の研究相手に選ばれたからです。
文春オンラインによると、佐々木勇気八段が振り飛車対策の研究会を作ったとき、
メンバーに右玉を好む吉池四段が選ばれました(文春オンライン)。
根拠5。仲間からも「研究会でも右玉」と言われるからです。
斎藤明日斗五段は吉池四段のことを、
「まじめな好青年で、研究会でも右玉です」と話しています。
練習の場でも本番と同じ形を磨き続けてきたことが、講座の説得力につながりそうです。
根拠6。右玉で優勝した実績があるからです。
2025年の加古川青流戦で初優勝したとき、
神戸新聞は「得意の『右玉』で指し栄冠」と伝えました(神戸新聞NEXT)。
根拠7。番組が「わかりやすく楽しく」と予告しているからです。
番組表では、右玉の戦い方をわかりやすく楽しく伝えると紹介されています(番組表.Gガイド)。
難しい変化より、考え方の芯を伝える構成になりそうです。
根拠8。「引き付ける将棋」を目指しているからです。
プロ入りのとき、吉池四段は
「力戦を指していて、人に見てもらえる、引き付ける将棋を指していきたい」と話しました。
見る人を意識する姿勢は、講師にもぴったりです。
以上から、半年間の講座は
「右玉の手順」+「自分の型を持つ大切さ」が学べる時間になると予想します。
中身は放送を見てのお楽しみ。あくまで予想です。
右玉ってどんな戦法?
居飛車の将棋では、玉は飛車の反対側(左側)に囲うのが普通です。
右玉は、あえて飛車と同じ右側に玉を置きます。
| ポイント | 右玉の特徴 |
|---|---|
| 形 | 玉を飛車側に置き、駒を左右に広く配置 |
| 戦い方 | 相手の攻めを受け止めて反撃するカウンター型になりやすい |
| 展開 | 定跡から早めに離れた力戦になりやすい |
講座のくわしい情報
講座はNHK Eテレ「将棋フォーカス」の中で放送されます。
Wikipediaでは、期間は2026年10月〜2027年3月、
講座名は「吉池隆真のハットトリック右玉」と記載されています。
番組表によると、サッカー好きの吉池四段は青いユニフォームで登場。
きき手は山根ことみ女流三段です。
10月4日の放送には、ライバルの藤本渚七段も出演します。
講座に合わせて、テキストや右玉の本で予習するのもおすすめです。
▼ 右玉の本はこちらから
※在庫や価格はリンク先でご確認ください。
気になるQ&A
Q1. 初回はいつ?
吉池四段のスタジオ出演は10月4日(日)10時〜10時30分、NHK Eテレです。
Q2. 右玉のほかに得意な戦法は?
Wikipediaでは雁木も得意戦法に挙げられています。
Q3. 「ハットトリック」って?
サッカーで1人が1試合に3点取ることです。
講座名の由来について、公式の説明は確認できませんでした。
Q4. 吉池四段はどんな人?
2004年生まれ、東京都荒川区出身の21歳。
師匠は室岡克彦八段で、2025年度の将棋大賞・新人賞を受けています。
おわりに
右玉は、玉を飛車側に置くユニークな戦法。
その右玉ひと筋で勝ってきた吉池四段が、半年かけて教えてくれます。
まずは10月4日の将棋フォーカスをチェックしてみてください。

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