森保監督が堂安律と塩貝健人をめぐる配信を否定|3人の発言早見表と時系列で整理

    本記事はプロモーションを含みます。

    【結論】堂安律選手と塩貝健人選手の「W杯中の練習での衝突」を語った一部配信について、9月27日に森保監督と塩貝選手が内容を否定し、堂安選手も苦言を呈しました。

    • 森保監督は前日会見の終わりに自分から話を切り出した
    • 配信の話し手は現場を見ておらず人づての話だったと監督が指摘
    • 塩貝選手は堂安選手と今も普通に話すと関係の良さを強調
    • 堂安選手は選手とメディアの信頼関係を気にかけた

    代表戦の前日に、監督が報道陣へ「お願い」をするのはめったにないことです。
    ここでは、なぜ監督がそこまで踏み込んだのかという点から入り、3人の言葉を早見表と時系列で並べていきます。

    この記事で分かること
    • 森保監督が会見で自ら否定した理由の読み解き
    • 3人の発言を1枚で見比べる早見表
    • 初ゴールからベネズエラ戦までの時系列
    • この手の話を目にしたときの確かめ方
    目次

    【考察】森保監督はなぜ会見で自ら否定したのか

    ここからは編集部の予想です。

    私の読みはこうです。
    森保監督の要望は、話が「事実」として定着する前に止める一手だったと読みます。
    あわせて、選手を守るのは監督の役目だという姿勢を、チームの内外に示す場にもなったと考えます。
    根拠は3つです。

    根拠1:配信の中身が「人づての話」だった

    監督は会見で、配信の話し手がその場を見ておらず、人から聞いた話として語っていたと指摘しました(デイリースポーツ)。
    出どころが人づての話で、しかも切り抜き動画がSNSで拡散していたと報じられています(サッカーキング)。
    放っておけば、真偽が確かめられないまま「みんな知っている話」に変わっていきかねません。
    だからこそ代表戦の前日という一番注目が集まる場を選んで、監督本人の口から打ち消したのだと私は見ています。

    根拠2:堂安選手から頼まれたわけではなかった

    監督は「律も私にどうこう言ってきているわけではない」と話し、続けて「私自身がどう解決したらいいのかということで」と説明しています(フットボールゾーン)。
    少なくとも堂安選手の訴えを代弁したのではなく、監督が自分で考えて動いたということです。
    選手が自分で否定するより先に、チームの責任者が前に出た。その順番に、この要望の意味があると私は見ています。

    根拠3:監督自身が「広く見られて傷ついている」と語った

    監督は要望の理由として、「ありもしないことを、さらに言ってもないことを言ったということで、多くの日本人の方々、広くいうと世界中の人たちにみられるようなことになって傷ついているのかなと思う」と話しています(デイリースポーツ)。
    つまり監督が問題にしたのは、話の中身だけでなく、それが広く見られてしまう広がり方でした。
    なお塩貝選手は、この件の前の9月24日にも、W杯のころから向けられた批判で家族が周囲の声を気にしていたと明かしています(フットボールゾーン)。21歳にとっては、短い間に批判の話題が重なった形です。

    3つの根拠を重ねると、今回の要望は報道陣への抗議というより、チームの外に向けた「線引き」だったと私は考えます。
    監督は要望を切り出す際、まず「報道の自由というところがあると思いますが」と前置きしています(デイリースポーツ)。
    報道そのものは尊重する。ただし、事実でないとチームが判断した話には、監督が前に出て言葉を返す。
    私はこの要望を、代表戦の前日にその線をはっきり示し、選手がプレーに集中できる環境づくりにつなげる動きだったと読みます。

    以上は報道された発言から組み立てたあくまで編集部の予想で、監督自身が狙いをこう説明したわけではありません。

    3人の発言早見表

    まずは誰が何と言ったのかを1枚にまとめます。発言はデイリースポーツの記事から引いています(デイリースポーツ)。

    人物主な発言要点
    森保一監督「選手が傷つくような配信はやめてほしい」配信の自粛を要望
    塩貝健人「確かなエビデンスもないのに、僕に対しても失礼なことを言っていた」根拠のなさを指摘
    塩貝健人「僕と律君は今も全然普通に話します」関係は良好
    堂安律「メディア嫌いになるのはもったいないなと思う」信頼関係を重視

    並べてみると、3人とも事実と違う話が広まったことを問題にしている点で一致しています。
    一方で、強い言葉で否定したのは塩貝選手で、監督と堂安選手はメディアへの呼びかけに軸足を置いていました。

    初ゴールからベネズエラ戦までの時系列

    日付出来事
    9月24日ウルグアイ戦(3-1)で塩貝選手が90+1分に代表初ゴール
    9月25日塩貝選手が初ゴールの反響を語る
    9月下旬一部配信でW杯中の練習をめぐる話が語られ、切り抜きが拡散
    9月27日前日会見で森保監督が否定。練習後に塩貝選手も否定し、堂安選手も苦言
    9月28日ベネズエラ戦。塩貝選手はメンバー外(理由は報じられていない)

    初ゴールについては、83分から出場した塩貝選手が伊東純也選手、上田綺世選手とのパス交換から滑り込みながら決めたと報じられています(サッカーキング)。
    ベネズエラ戦では4人が先発でA代表デビューし、塩貝選手はベンチ外でした。外れた理由は記事に書かれていません(中日スポーツ)。

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    配信で語られたとされる内容

    問題になったのは、一部の配信番組でのジャーナリストの話です。
    W杯北中米大会の期間中、個人練習の時に2人がヒートアップし、堂安選手が塩貝選手に強めの言葉をかけたという内容でした(デイリースポーツ)。
    スポーツ各紙はいずれも番組名を出していません。この記事も同じ扱いにしています。

    森保監督・堂安律・塩貝健人それぞれの説明

    森保監督「建設的なやりとりはありました」

    監督は、練習で選手同士がぶつかり合うこと自体はあると認めました。
    そのうえで「どちらを威圧して汚い言葉を使ってということはない」と述べ、そうした配信は控えてほしいと求めています(デイリースポーツ)。

    堂安律「もったいない」

    堂安選手は、自分の意見をきちんと聞いて書くメディアもいると前置きしました。
    そのうえで、築いてきた信頼関係が一人の発言で崩れ、選手が話したくなくなるのはもったいないと話しています(サッカーキング)。

    塩貝健人「リスペクトがない」

    塩貝選手は「リスペクトがないなと思いました」と率直に口にしました。
    さらに「外部からなかったことを言われるのは本当に」と続け、堂安選手をすごく尊敬しているとも話しています(デイリースポーツ)。
    言い回しは媒体で少しずつ異なりますが、「確かなエビデンスもないのに」「普通に話します」の2点はデイリースポーツ、サッカーキング、フットボールゾーンで共通です(フットボールゾーン)。

    この手の話を見かけたときのチェックリスト

    今回のように、切り抜き動画だけが先に広がるケースは珍しくありません。
    信じる前に、次の4点を確かめると振り回されにくくなります。

    • 話し手がその場を見たのか、人から聞いたのか
    • 当事者や監督のコメントが出ているか
    • スポーツ紙など複数の媒体が同じ内容を伝えているか
    • 切り抜きの前後の文脈が省かれていないか

    よくある質問(Q&A)

    Q1. 森保監督の要望は選手からの依頼ですか?

    監督は「律も私にどうこう言ってきているわけではない」と話し、「私自身がどう解決したらいいのか」と考えての要望だったと説明しています。
    少なくとも堂安選手から頼まれた形ではありません。

    Q2. 堂安選手は塩貝選手について何か言いましたか?

    報じられた範囲では、堂安選手の話は選手とメディアの関係が中心でした。
    塩貝選手を責めるような言葉は確認できません。

    Q3. 塩貝選手の「一番悔しかった」という発言は今回の件のことですか?

    違います。9月24日のウルグアイ戦のあとに語ったもので、W杯のころから向けられた批判で家族が周囲の声を気にしていたという話です。
    今回の配信が話題になる前の発言です。

    Q4. ベネズエラ戦に出なかったのはこの件のせいですか?

    メンバー外の理由は報じられていません。
    ウルグアイ戦で得点した松木玖生選手も外れています(日刊スポーツ)。今回の件と関連づける材料はありません。

    Q5. 考察の内容は監督が話したことですか?

    いいえ。考察は報道された発言をもとにした編集部の予想です。
    監督が要望の狙いをそのように説明したわけではありません。

    今後の見通し

    この代表活動は国内4連戦で、10月1日のエクアドル戦、10月5日のパナマかニュージーランドとの試合が続きます(日本サッカー協会)。
    塩貝選手はウルグアイ戦後、先発を目指しながらも与えられた役割で結果を残す考えを示していました(サッカーキング)。
    配信をめぐる話が収まれば、関心は次の出場機会へ移っていくはずです。

    まとめ

    この記事のポイント
    • 一部配信でW杯中の練習での衝突が語られ、切り抜きが拡散したと報じられた
    • 森保監督は会見で自ら否定し、選手が傷つく配信の自粛を求めた
    • 塩貝選手は根拠のなさを指摘し、堂安選手との関係は良好と説明
    • 堂安選手はメディアとの信頼関係が崩れることを惜しんだ

    監督と当事者2人の言葉を合わせて読むと、チームとして同じ方向を向いていたことが分かります。
    切り抜きの話題に振り回されず、本人たちの言葉とピッチでのプレーを見ていきたいところです。

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