【結論】解剖したイカは2024年時点で約120匹。きっかけは飲み会の余興でした。
- 数:約120匹(2024年時点)
- 最初:イカパーティーで回ってきたコウイカ
- その後:料理してみんなで食べる
- 記録:解剖専用ブログ+ライブ配信
- 放送:7月30日(木)12時15分 Eテレ
- 解剖が始まった一日のこと
- イカ解剖は広がるかの予想
- 解剖したイカのゆくえ
- 釣りをやめた意外な理由
「イカを解剖する人がいる」
と聞くと、
まず理由が気になります。
7月30日にEテレ「おとな時間研究所」へ登場する
佐野まいけるさんが、まさにその方です。
番組の紹介文にも
自宅でイカを解剖していると書かれています。
【予想】イカ解剖は趣味として広がるのか
ここからは当ブログの予想です。
結論としては、
「やってみる人」は増えるが、続く人は限られると見ています。
そう考える材料を3つ挙げます。
材料1:入口はすでに整えられている
所属する日本いか連合は、
水産庁と「イカペディア」という発信で連携しています(水産庁)。
つまりイカを学ぶための入口が、
公的な形で用意されている状態です。
調べようと思えば調べられる。
これは広がるための条件を満たしています。
材料2:見るだけで参加できる形もある
佐野まいけるさんは
解剖のライブ配信を行っています(日本いか連合)。
さらにイカ解剖ぬいぐるみまで作っています。
本物を触らなくても、
見るだけ・触るだけの入り方が用意されているわけです。
ここまで揃っている趣味はそう多くありません。
材料3:それでも「材料」の壁がある
一方で、続けるのは簡単ではないはずです。
イカは種類によって出回る時期が違います。
見たい種類がいつでも買えるとは限りません。
実際、佐野まいけるさんも
釣りや採取のフィールド活動まで行っています。
富山ではホタルイカを自分の手で捕獲しました。
14年で約120匹という数は、
買い物だけでは届かない数字だと考えられます。
すべては1匹のコウイカから始まった
解剖の出発点は、
日本いか連合のイカパーティーでした。
余興としてコウイカを解剖するという機会があったものの、
その場では誰も手を挙げなかったそうです。
そこで佐野まいけるさんがやってみた。
すると想像以上に興奮し、
「もっと勉強したい」という気持ちが生まれ、
そのままライフワークになっていきました(ニュースクランチ)。
誰かに勧められたわけでも、
目標を立てたわけでもない。
その場の流れから始まっています。
数字でたどる解剖の歩み
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 解剖した数 | 約120匹(2024年時点) |
| 最初の1匹 | コウイカ |
| 始まった場所 | イカパーティーの余興 |
| 記録 | 解剖専用ブログ |
| 見せ方 | ライブ配信 |
| 派生作品 | イカ解剖ぬいぐるみ |
解剖したイカはどうなるのか
気になるのがそのあとです。
公式プロフィールに載っている活動のひとつが
「イカ解剖×料理イベント」。
つまり解剖してから料理して食べるという流れです。
標本にして飾るのではありません。
魚をさばくのと同じで、
最後は食卓に行き着く。
そう聞くと、
ぐっと身近な話に感じられます。
「部位を集める」という習慣
番組の紹介文には、
体の部位を大切に集めているとあります。
コウイカの甲のように、
種類ごとに形が変わる部分は
並べると違いがよく分かります。
ちなみに解剖で必ず出てくるイカ墨は、
かつてインクとして使われていたもの。
その色を指す言葉が「セピア色」です(語源由来辞典)。
語源のsepiaはコウイカを指すラテン語。
最初に解剖したのがコウイカだったと知ると、
ちょっとできすぎた話に思えてきます。
釣りをやめた理由が正直すぎる
解剖と並ぶ活動が釣りでした。
師匠に弟子入りし、
最初に釣ったのはコウイカ。
多い日は9杯釣れて、
新聞に載ったこともあるそうです。
ところが2024年のインタビュー時点では休止中。
理由は「興奮しすぎて実生活に支障が出たから」。
好きすぎて距離を取った、ということのようです。
解剖の舞台になった「イカパーティー」とは
すべての始まりになったイカパーティーは、
思いつきの飲み会ではありません。
水産庁のページによると、
日本いか連合が年2回開いている定期的な催しで、
イカ初心者からコアなファンまでが対象と説明されています。
そこに集まる幹部メンバーの顔ぶれも独特です。
| お名前 | 肩書 |
|---|---|
| いかいかよしか | 代表 |
| 佐野まいける | イカライター/「いか生活」編集長 |
| 笘野哲史 | アオリイカの生態を研究する大学研究者 |
| AAYAA | 海洋生物系アクセサリー作家 |
| 宮内裕賀 | イカ画家 |
研究者も画家も作家もいる。
その中で解剖という役割が空いていたとも言えます。
誰も手を挙げなかったあの日の余興は、
結果として持ち場を決める場面になったのかもしれません。
よくある質問
Q1. 何匹くらい解剖しているのですか?
公式プロフィールに2024年時点で約120匹と書かれています。イカ歴は同じ時点で14年なので、活動のかなりの部分を解剖が占めていることになります。
Q2. 解剖したイカは食べるのですか?
活動として「イカ解剖×料理イベント」が挙げられており、解剖と料理がセットになっています。捨てるのではなく食べるところまでが流れです。
Q3. 特別な資格は必要ですか?
食材として売られているイカを自宅でさばくのに資格は要りません。魚をさばくのと同じです。ただし衛生面と刃物の扱いには注意が必要です。
Q4. 解剖の様子はどこで見られますか?
ライブ配信を行っているほか、記録をまとめた解剖専用のブログがあります。メインブログ「キリンはハマグリのなかま」とは別に運用されています。
Q5. ぬいぐるみとは何ですか?
公式プロフィールに「イカ解剖ぬいぐるみ制作」と記されています。仕様や販売の有無までは公表されていないため、詳細は本人の発信をご確認ください。
Q6. 番組でも解剖が出てきますか?
紹介文に自宅での解剖と部位の収集が明記されているため、触れられる可能性は高そうです。ただし放送前なので確実なことは言えません。
Q7. どのイカがいちばん好きなのですか?
長らくアオリイカでした。水族館で最初に衝撃を受けた種類だからです。ただし富山でホタルイカを自分の手で捕獲してから愛着が深まったと書かれており、初めて釣ったコウイカも「捨てがたい」とのこと。自分で獲った種類ほど順位が上がるのが面白いところです。
Q8. 解剖のほかにはどんな活動をしていますか?
本業はIT系の会社員で、そのうえでWebメディアへの寄稿、同人誌「いか生活」の編集長、釣りや採取のフィールド活動を行っています。水産庁のページには「イカライター」という肩書で掲載されています。
まとめ
佐野まいけるさんが解剖したイカは
2024年時点で約120匹。
始まりは誰も手を挙げなかった余興のコウイカでした。
いまは配信し、ブログに記録し、
ぬいぐるみまで作り、
最後は料理して食べるところまでつながっています。
放送は7月30日(木)12時15分、Eテレ。
どんな解剖が映るのか、待ちたいところです。

コメント