【結論】佐藤輝明が9月22日に36号を放ち、森下翔太に1本差をつけて単独トップへ戻りました。
【9月23日 S-T 公式戦】
— 阪神タイガース (@TigersDreamlink) September 23, 2026
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※上は阪神タイガース公式Xの9月23日スタメン。3番・森下、4番・佐藤輝が並んでいます。
- NPB公式の9月22日現在で佐藤輝は打率.313・36本・98打点の3部門1位
- 森下は.296・35本・83打点。本塁打は1本差です
- 36号は9月6日以来11試合47打席ぶりの一発
- この一発に3つの記録が絡み、うち2つが41年ぶりです
- 40号に届くかどうかが、ここからの見どころです
同じチームの3番と4番がタイトルを争う。
珍しい形ですが、数字を並べると勝負どころがはっきり見えてきます。
ここでは公式記録と報道内容をもとに整理します。
- 2人の成績比較表(NPB公式)
- 36号に絡む3つの記録の中身
- 40号に届くのかという計算
- 9月20日と9月6日、2つの場面の違い
【考察】40号に届くのはどちらか?
ここからは編集部の予想です。
2人とも40号には届かず、佐藤輝が38本前後、森下が37本前後で終わると読みます。
根拠を5つ挙げます。
根拠1|残り試合の数が足りない
日刊スポーツは9月21日の時点で残り12試合と伝えています(日刊スポーツ)。
その後9月22日と23日に1試合ずつ消化しました。
つまり残りはおよそ10試合です。
佐藤輝が40号に届くには4本、森下は5本必要になります。
根拠2|1本のペースを計算すると足りない
佐藤輝は133試合で36本。
単純に割るとおおよそ3.7試合に1本という計算になります。
このペースのまま残り10試合を戦うと、上積みは2〜3本にとどまります。
森下も133試合で35本で、ペースはほぼ同じです。
40号には、平均を上回る固め打ちが要ります。
根拠3|佐藤輝には直前に長い空白があった
36号は9月6日以来、11試合47打席ぶりでした(スポニチアネックス)。
本塁打が2週間以上出ていなかったことになります。
同じ長さの空白が残り10試合で一度でも来れば、4本の上積みはほぼ消えます。
ここが40号を低く見る一番の理由です。
根拠4|森下の9月は本拠地中心だった
森下の35号は9月の本拠地4本目でした(デイリースポーツ)。
本人は今月初旬に「甲子園で(残り試合が)いっぱいあるので、そこで打ちたい」と話していたと伝えられています。
つまり本拠地の多い日程を本人が意識していた時期でした。
ただし森下はビジターでも21本を打っています。
球場が成績を左右したとまでは言えません。
根拠5|それでも両者に「固め打ち」の実績がある
一方で、佐藤輝は9月1日から3試合で4本を打った時期があります(日刊スポーツ)。
あと4本なので、このペースがもう一度来れば40号に届く計算です。
森下も7月9日の時点では佐藤輝に6本差をつけていました。
短期間で数字が動く2人であるのは確かです。
だからこそ40号は届かないと読みつつ、1本差は最後まで動くとみています。
5つを合わせると、平均ペースの上積み2〜3本を足した38本前後・37本前後が着地点と予想します。
本塁打王そのものは1本差のまま最終盤まで動くとみています。
ただし残り試合の球場や相手投手は確定していません。
けがや欠場が出れば前提も変わります。
雨天中止による日程の組み替えも、打席数を増やしたり減らしたりします。
あくまで予想であり、断定ではありません。
数字で見る2人の比較
まずはNPB公式の数字を並べます。
2026年9月22日現在のセ・リーグ個人打撃成績(規定打席以上)です。
| 項目 | 佐藤輝明 | 森下翔太 |
|---|---|---|
| 打率 | .313(1位) | .296(2位) |
| 本塁打 | 36(1位) | 35 |
| 打点 | 98(1位) | 83 |
| 安打 | 157 | 146 |
| 二塁打 | 37 | 30 |
| 試合 | 133 | 133 |
佐藤輝は打率・本塁打・打点の3部門すべてで1位です(NPB公式)。
本塁打3位はDeNAの牧秀悟で30本。
打率3位も牧で.290となっています。
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36号に絡む記録は3つ|うち2つが「41年ぶり」
9月22日の36号は神宮での阪神9-7ヤクルトで出ました。
初回無死二塁から、松本健の真ん中低めのカットボールを初球で捉えた一発です。
打球は角度34度で右翼席中段へ入りました。
ここから性質の違う記録が3つ生まれています。
混同しやすいので分けて整理します。
| 記録 | 内容 | 前例 |
|---|---|---|
| 個人の記録 | 佐藤輝の2年連続ビジター20本塁打(41年ぶり3人目) | 田淵幸一(74・75年/各24本)、掛布雅之(84年22本・85年21本) |
| 球団の記録 | 同じシーズンに2選手がビジター20本以上(41年ぶり2度目) | 85年の掛布21本・バース28本 |
| カード別の記録 | ヤクルト戦で今季10本目=同一カード2桁本塁打 | 佐藤輝は自身初/球団では2010年ブラゼルの横浜戦14本以来16年ぶり |
2つ目の記録には森下も関わっています。
森下は今季ビジターで21本塁打を打っており、この2人で41年ぶり2度目が成立しました(スポニチアネックス)。
争いながら、同じ記録を一緒に作っている形になります。
9月20日、森下35号の直後に起きたこと
2日前の9月20日、甲子園の阪神8-1DeNA。
森下は6-1の8回先頭で、中川虎大の113キロの緩いカーブをバックスクリーン右へ運びました。
17日の広島戦以来3試合ぶりの一発です。
本塁打数で並ばれた佐藤輝は、打った瞬間に両手を挙げてバンザイ。
森下がダイヤモンドを1周すると笑顔で迎え入れました(Full-Count)。
日刊スポーツの写真には、佐藤輝がお尻をたたいて祝福する場面も残っています。
藤川球児監督は「(佐藤と)争わなくていいというのが本音なんですけど」と前置きしたうえで、2人がいることを誇りに思うと話しました(日刊スポーツ)。
9月6日には逆の場面があった
9月6日、甲子園のDeNA4-1阪神。
佐藤輝が4回2死から竹田の148キロを右中間最深部へ運び、35号としました。
この時は中継が抜いたベンチの森下が表情を緩めなかったことが記事になっています(Full-Count)。
東スポによると、2人は本塁打を打った際にベンチで行うセレブレーションが知られています。
ところがこの日、一塁ベンチで佐藤輝とそれを行ったのは36歳のベテラン・伏見でした(東スポWEB)。
同じ2人でも、日によって反応の出方が違います。
読み違えやすい点
1つ目は3部門1位と三冠王の違いです。
これは9月22日時点の順位で、シーズン終了まで確定しません。
2つ目は2種類の「41年ぶり」です。
個人の記録と球団の記録は別物で、1つにまとめると意味が変わります。
3つ目はベンチの表情の扱いです。
映像から受ける印象は報じられていますが、本人が心境を語った報道は確認できません。
印象と発言は分けて読みたいところです。
Q&A
Q1. いま本塁打王争いはどうなっていますか?
佐藤輝明36本、森下翔太35本で1本差です(NPB公式・9月22日現在)。
9月20日にいったん並びましたが、9月22日に佐藤輝が抜け出しました。
3位はDeNAの牧秀悟で30本です。
Q2. 佐藤輝明の36号はどんな打球でしたか?
9月22日、神宮の初回に出た2ランです。
無死二塁で松本健の真ん中低めのカットボールを初球から捉えました。
角度34度の高い打球が右翼席中段へ。
試合は阪神9-7ヤクルトでした。
Q3. 「41年ぶり3人目」とは何の記録ですか?
2年連続でビジター20本塁打を打った阪神の選手としての記録です。
過去は田淵幸一(74・75年)と掛布雅之(84・85年)だけでした。
これとは別に、同じシーズンに2選手がビジター20本以上という球団記録も41年ぶり2度目になっています。
Q4. 40号に届く可能性はありますか?
計算上は残っていますが、条件は厳しめです。
9月21日時点で残り12試合と伝えられ、その後2試合を消化しました。
佐藤輝はあと4本、森下はあと5本必要になります。
ただし佐藤輝には3試合4本という時期もありました。
Q5. 2人の関係は悪いのですか?
そう判断できる材料はありません。
9月20日には佐藤輝が両手を挙げて祝福しています。
9月22日には森下の先制打に続こうと思って打席に入ったと振り返りました。
ベンチでの一場面だけで関係を決めるのは無理があります。
Q6. この記事の考察は確定情報ですか?
考察は編集部の予想です。
公式記録と残り試合数から組み立てた内容で、確定情報ではありません。
これから確認したいこと
1つ目は打順の並びです。
9月23日のスタメンも3番・森下、4番・佐藤輝でした。
森下が出塁すれば、後ろの佐藤輝に打点機会が生まれやすい並びが続きます。
2つ目は打点差です。
98と83の15差は、残り試合では簡単に動きません。
打点王だけは先に決まる可能性があります。
3つ目は残り試合の球場です。
森下は9月に本拠地で4本を打ちました。
ビジターが続くか本拠地が多いかで、1本差の行方が動く可能性はあります。
まとめ
佐藤輝明が9月22日に36号2ランを放ち、森下翔太に1本差をつけました。
NPB公式の9月22日現在で、打率.313・36本・98打点の3部門1位です。
この一発には性質の違う記録が3つ絡み、うち2つが41年ぶりです。
個人の2年連続ビジター20本と、球団の2選手同時20本がそれにあたります。
後者には森下も名を連ねています。
残りはおよそ10試合。
40号までは佐藤輝が4本、森下が5本です。
平均ペースなら上積みは2〜3本で、40号は遠い計算です。
本塁打王がどちらに転ぶかは、最後まで分かりません。

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