菅島ってどんな島?名古屋大学の実験所がある鳥羽の離島を予想も交えて紹介

    【結論】菅島は、鳥羽港から船で15分の小さな離島です。

    • 読み方はすがしま
    • 三重県鳥羽市にある離島
    • 鳥羽港から東へ約3km
    • 定期船で約15分・510円
    • 名古屋大学の実験所が1939年からある
    • 関連番組は8月9日(日)深夜のEテレ
    この記事で分かること
    • なぜ80年以上も続いているのか(予想)
    • 菅島への行き方と料金
    • 実験所の歴史
    • 他大学にも開かれているという特徴
    • 番組の放送日時

    「名古屋大学 菅島臨海実験所」。
    番組に出る自見直人さんの肩書きに
    そう書かれています。
    ところがこの施設、
    名古屋にはありません

    目次

    まずは行き方から

    菅島は三重県鳥羽市の島です。
    鳥羽港から東へ約3km。
    渡る手段は船だけです。

    項目内容
    出発地鳥羽港
    手段鳥羽市営定期船
    所要時間約15分
    運賃(片道)大人510円/小人260円
    住所三重県鳥羽市菅島町

    15分、510円。
    数字だけ見ると気軽ですが、
    船は時刻表どおりにしか出ません
    乗り遅れれば次の便まで待つことになります。

    【予想】続いているのは、変わらなかったからだと思う

    ここからは編集部の予想です。
    先に結論を書くと、この実験所が80年以上も同じ島にあり続けているのは、その海が変わらずに済んだからではないかと考えています。

    理由その1:立地の理由が今も生きている。
    公式の沿革には、
    島を選んだ理由として生物相の豊かさと、
    離島ゆえに環境破壊を避けられることが
    挙げられています(菅島臨海実験所 実験所の歴史)。
    1939年に立てた前提が、
    いまも崩れていないということです。

    理由その2:比べるには同じ場所が要る。
    生きものが増えたか減ったかを言うには、
    昔と今を同じ条件で比べる必要があります。
    途中で海が埋め立てられてしまえば、
    それまでの記録は使えません。
    研究拠点にとって
    動かないことが何よりの価値になります。

    理由その3:船しかないことが結果的に守った。
    橋がかかっていれば、
    島の姿はもっと変わっていたはずです。
    不便であることが、
    そのまま開発を遠ざけてきた
    研究者には面倒でも、
    海にとっては幸運だったと予想します。

    もちろんこれは推測です。
    実際の運営判断がどうだったかまでは
    公表資料からは分かりません。

    スタートは医学部の施設だった

    創設は1939年(昭和14年)
    意外なことに、
    最初は名古屋帝国大学の医学部
    ぶら下がる形で作られました。

    • 1939年:医学部の附属施設として創設
    • 1942年:理学部へ移管
    • 1971年:改築
    • 1996年:増築

    戦前に建てられた施設が、
    建て替えを重ねながら現役で動いています。
    いま自見さんたちが
    ここで新種を記載し続けているわけです。

    現在の所長は五島剛太教授。自見直人さんは、この実験所で生物多様性・系統進化学のチームを担当する講師です。

    よその大学にも開かれている

    この実験所の面白いところは、
    名古屋大学だけのものではない点です。

    創設当初から、
    他大学や他機関の利用に対して
    壁を設けず受け入れる方針を採ってきたとされています。
    学部生向けの公開臨海実習も開かれており、
    他大学の学生も海の実習を受けられます。

    海に面していない大学にとって、
    こうした施設は唯一の窓口になります。
    島にある小さな建物が、
    日本中の学生の入り口になっているわけです。

    よくある質問

    Q1. 菅島の読み方を教えてください

    すがしまです。
    「かんじま」ではありません。
    鳥羽市には他にも離島があり、
    混同されやすい地名です。

    Q2. 実験所は見学できますか?

    一般公開に関する情報は
    確認できませんでした
    研究と教育のための施設なので、
    希望する場合は大学へ問い合わせが必要です。

    Q3. 島には観光で行けますか?

    島自体は定期船で渡れます。
    鳥羽市の離島として
    観光情報も出ています。
    ただし実験所は観光地ではありません

    Q4. なぜ名古屋から遠い場所にあるのですか?

    海の生きものを扱うには、
    海のそばにいる必要があるからです。
    採ってすぐ顕微鏡で見られるかどうかで、
    観察の質が変わります。

    Q5. どんな生きものを研究しているのですか?

    島全体の生物多様性を調べる
    プロジェクトが進んでいます。
    自見さんのチームは
    ゴカイの仲間である多毛類が専門です。

    Q6. 番組はいつ放送されますか?

    2026年8月9日(日)23時30分〜24時
    NHK Eテレのサイエンスの番組です。
    司会は井上咲楽さんと浅井理アナウンサー。

    まとめ

    菅島は、鳥羽港から約15分・510円で渡れる
    三重県の離島でした。
    そこには名古屋大学の臨海実験所があり、
    創設は1939年までさかのぼります。

    橋がかからず、船しか通わない島。
    その不便さが、
    研究に必要な「変わらなさ」を守ってきたのだと予想します。
    放送は8月9日(日)23時30分・Eテレです。

    参照リンク

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