ロシア最大級のネット通販「ワイルドベリーズ」の倉庫が、なぜウクライナ軍のドローン攻撃の標的になっているのか、気になっている方もいるのではないでしょうか。
7月に入ってから同社の物流拠点が繰り返し攻撃を受け、ロシア国内の生活にも影響が広がっています。ここでは分かっている事実と、現地映像に寄せられた反応の傾向を整理します。
この記事で分かること
- ワイルドベリーズの物流センターが7月に入り複数回攻撃を受けている
- ウクライナはロシアの物流網を狙う攻撃を強めている
- 同時期にロシア軍もキーウ近郊へミサイル攻撃、10人死亡
- ワイルドベリーズは被害を受けた従業員らへの補償を開始
- YouTubeコメントでは物流網攻撃の効果に注目する声が目立つ
なぜ通販倉庫が狙われているのか
ワイルドベリーズはロシア国内最大手のオンライン小売企業です。7月18日には倉庫への攻撃で8人が死亡、22日にも倉庫2か所が攻撃を受け、大きな黒煙が上がりました。
ウクライナ側にはロシアの物流網そのものを弱らせる狙いがあるとみられています。同社の倉庫は全国に20か所ほどあるとされ、そのうち多くがウクライナ軍の攻撃圏内に入っているという指摘も出ています。
攻撃の意図や被害規模について、双方の発表には食い違いも見られます。ここで紹介する内容は報道時点の情報であり、今後変わる可能性があります。
同じ頃、キーウ近郊にもミサイル攻撃
ワイルドベリーズへの攻撃が伝えられたのとほぼ同じタイミングで、ロシア軍はウクライナの首都キーウ近郊にミサイル攻撃を行い、10人が死亡したと報じられています。CNNの集計では、2026年7月のウクライナ民間人の死者数は2022年以降で最多の水準になっているとのことです。
倉庫攻撃により、ロシア国内では通販の配送に混乱が出ているとされます。ワイルドベリーズは攻撃被害に遭った従業員らへの補償金の支払いを始めたと伝えられており、経済面での打撃も無視できない状況です。
STEP1
7月18日、倉庫への攻撃で8人が死亡
STEP2
7月22日、倉庫2か所が攻撃を受け黒煙が上がる
STEP3
同時期にロシア軍がキーウ近郊にミサイル攻撃、10人死亡
STEP4
ワイルドベリーズが被害者への補償を開始
YouTubeコメントに見る反応の傾向
TBS NEWS DIGが公開した映像には20件のコメントが寄せられていました(別の映像はコメント欄が無効化されていました)。全体の傾向は次の通りです。
- 倉庫が軍需関連の物資とも結びついているとして、攻撃対象になるのは仕方ないとする見方
- ロシア国内の物流拠点の多くが攻撃圏内に入っているとして、経済的な打撃の大きさに注目する声
- 戦争の長期化や双方の被害拡大を懸念する声
- 政治的な主張を長文でつづるコメントも一定数見られ、内容の真偽が確認できないものも含まれていました
倉庫だけでこんなに燃えるなんて、相当な物資が保管されてたんだろうな…
戦況や被害状況は日々変化しています。最新情報を追うなら、一次情報である国際ニュース各社の続報を定期的にチェックするのがおすすめです。
まとめ
ロシアの通販大手ワイルドベリーズの倉庫は、ウクライナ軍による物流網攻撃の一環として繰り返し狙われています。同時期にはロシア軍によるキーウ近郊へのミサイル攻撃も伝えられ、双方の応酬が続いている状況です。
- ワイルドベリーズの倉庫攻撃はロシアの物流網を狙ったもの
- 7月だけでも複数回の攻撃が発生している
- ロシア軍もキーウ近郊にミサイル攻撃を実施
- YouTubeコメントでは経済的打撃に注目する声が多い
状況は今も動いています。続報が入り次第、公式発表や信頼できる報道機関の情報を確認しながら把握していきましょう。

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