【結論】あのフタを作ったのは、東洋アルミニウムの研究者・関口朋伸さんでした。
- 名前:関口朋伸(せきぐち とものぶ)さん
- 勤務先:東洋アルミニウム株式会社(大阪)
- 手がけた製品:撥水フタ材「トーヤルロータス」
- 大きな評価:平成28年度 全国発明表彰・発明賞
- テレビ登場:『情熱のしずく』2026年7月25日(土)放送予定
- ヨーグルトのフタを作った人の名前と勤務先
- どんな賞をもらっているのか
- プロフィールのうち公開されていない部分
- 放送日と番組の内容
ヨーグルトのフタを開けたら、
中身がまったく付いていない。
いつの間にか当たり前になった
あの体験を作った人がいます。
関口朋伸さんです。
2026年7月25日(土)よる9時54分、
日本テレビ『情熱のしずく』で
その仕事が紹介される予定です。
【予想】身近な製品ほど、作った人が語られてこなかった
ここからは編集部の予想です。
今回の放送は「毎日使っているのに作り手を知らない製品」の代表例として、強く記憶に残る回になると予想します。
そう考える根拠を3つ整理します。
根拠1:接触回数がとにかく多い製品である
テレビで扱われる発明の多くは、
すごいけれど自分では使わないものです。
ところがこのフタは違います。
Lmaga.jpによれば、
国内ソフトヨーグルトの蓋材の
約8割を占めるとされています。
つまり視聴者の大半が、
今朝ふれたばかりのモノの話を
見ることになります。
この距離の近さが
反応の大きさにつながると予想します。
根拠2:評価は以前から確定していた
番組がゼロから発掘した話ではありません。
東洋アルミニウムの公式サイトには、
平成28年度 全国発明表彰・発明賞の
受賞者として関口さんの名前があります。
専門の世界ではすでに
実績が認められていた技術者です。
そこに一般向けの照明が当たるのが
今回だと考えられます。
根拠3:語れる「情景」がある
技術の話は本来、映像にしづらいものです。
ただ関口さんの場合、
ハスの沼で気づいたという
はっきりした場面があります。
2分間という短い尺でも
絵になる素材がそろっている——
だから番組がこのテーマを選んだのだろう、
と予想しています。
関口朋伸さんはどんな立場の人?
| 名前 | 関口 朋伸(せきぐち とものぶ) |
| 会社 | 東洋アルミニウム株式会社 |
| 役職 | コアテクノロジーセンター 主席研究員(番組出演者情報より) |
| 過去の担当 | 箔事業本部・開発担当(2021年取材時) |
| 代表作 | トーヤルロータス(TOYAL LOTUS) |
| 受賞 | 平成28年度 全国発明表彰・発明賞 |
気をつけたいのは、
芸能人のようなプロフィールは存在しないという点です。
年齢、出身地、学歴、家族構成——
これらはいずれも公表されていません。
会社員の研究者なので当然といえば当然です。
この記事でも推測では書きません。
東洋アルミニウムという会社
アルミ箔やアルミペーストを作る
素材メーカーです。
本社は大阪。
食品の包装材から電子材料、
塗料に混ぜる顔料まで扱っています。
社名を意識することは少なくても、
台所のアルミ製品を通じて毎日関わっている会社です。
何がすごい技術なのか
もともとの発端は、
森永乳業からの相談だったと
Lmaga.jpは伝えています。
寄せられていた不満は次の3点でした。
- 開けたときに飛び散る
- 子どもがなめると衛生面が心配
- 分別のとき洗うのが面倒
答えは自然界にありました。
関口さんは製造所のお稲荷さんへ
お参りに行った際、
そばのハスの沼に目をとめます。
葉の上で水が丸い玉になって転がっていた——
これがフタの設計に直結しました。
これまでの歩み
| 時期 | できごと |
|---|---|
| 2009年2月 | 「蓋材」の特許を出願(特許第4348401号) |
| 2011年10月 | 森永ビヒダスヨーグルト4ポットシリーズで採用開始 |
| 2013年 | デュポンパッケージング賞 シルバー賞 |
| 平成28年度 | 全国発明表彰・発明賞(関口さん) |
採用の時期については
森永乳業の公式ページに
はっきり書かれています。
公式の表現では
東洋アルミニウムとの共同開発です。
全国発明表彰はどんな賞なのか
関口さんが受けた全国発明表彰は、
発明協会が主催する
日本の代表的な表彰制度のひとつです。
企業の研究者にとっては
技術者としての実力が公に認められた証にあたります。
注目したいのは受賞の年です。
平成28年度は2016年度。
商品への採用が2011年ですから、
市場で成果が出たあとに
あらためて評価された形になります。
思いつきではなく、
実際に売り場で機能した技術だったことが
裏づけられていると言えます。
関口さん本人が語っていること
数少ない本人取材のひとつが、
Lmaga.jpの記事です。
そこで関口さんは、
ハスの沼を見たときのことを
次のように振り返っています。
葉の上では水がコロコロとした
水玉になると気づいた、という趣旨の説明です。
さらに顕微鏡で葉を観察すると、
無数の細かい突起物があり、水をはじいていることが分かったといいます。
気づきで終わらせず、
すぐに顕微鏡で確かめている点に、
研究者としての姿勢が表れています。
番組の放送情報
| 番組 | 情熱のしずく |
| 局 | 日本テレビ |
| 日時 | 2026年7月25日(土)21:54〜22:00 |
| 取り上げる発明 | ヨーグルトがつきにくいフタ |
| ナレーター | 内野聖陽さん |
『情熱のしずく』は
「暮らしを変えた一つの発明品」を
2分間で描くミニドキュメンタリーです。
Q&A
名前は何と読みますか?
せきぐち・とものぶさんと読みます。
年齢は分かりますか?
分かりません。
企業に勤める研究者のため、
生年月日や出身地は
公開されていないのが現状です。
開発期間はどのくらい?
資料によって食い違いがあります。
知財系の媒体は
「実用化までおよそ1年」とし、
Lmaga.jpは
「約10年を費やした」と報じています。
確実なのは2009年2月に特許出願、
2011年10月に採用という記録です。
どの商品に使われていますか?
森永乳業のビヒダスヨーグルト4ポットシリーズで、
2011年10月から採用されています。
ヨーグルト専用の技術ですか?
いいえ。
油をはじく改良版「トーヤルウルトラロータス」が
クリスマスケーキの包装に使われ、
建築用の型枠にも応用されています。
他社のヨーグルトのフタも同じですか?
すべてが同じとは限りません。
ただしLmaga.jpの報道では
国内ソフトヨーグルト蓋材の約8割を
占めるとされているため、
手元のヨーグルトに使われている可能性は高いといえます。
正確な採用状況は
各メーカーの表示をご確認ください。
見逃した場合は?
『情熱のしずく』は
過去回が番組公式サイトで
紹介されています。
配信の有無は放送後に公式で確認してください。
まとめ
ヨーグルトのフタを変えたのは、
東洋アルミニウムの関口朋伸さんでした。
ハスの葉から着想した「トーヤルロータス」は、
いまや国内のソフトヨーグルト蓋材の
大半を占めるまでになっています。
全国発明表彰・発明賞も受けました。
7月25日の放送では、
その裏側がわずか2分に凝縮されます。
明日の朝、
ヨーグルトのフタを開ける手つきが
少し変わるかもしれません。

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