【結論】保山耕一さんの経歴には奈良を扱う番組『真珠の小箱』が含まれています。
- 奈良・大和路の『真珠の小箱』を担当
- 京都の『美の京都遺産』も担当
- 全国区では『THE世界遺産』『情熱大陸』
- いまはNHKの番組にゲスト出演する側にも
- 新聞は日経「関西のミカタ」、産経「一聞百見」など
- 書籍『興福寺の365日』に映像DVDを提供
- カメラマンとして担当した番組の一覧
- 出演した番組の一覧
- 新聞・書籍での取り上げられ方
- 奈良の風景に絞っていった背景
- 8月27日の放送データ
いまの保山耕一さんは、
奈良の風景だけを撮っている人に見えます。
ところが経歴をたどると、
全国区の番組の現場にいたカメラマンでした。
2026年8月27日にNHK総合で流れる映像詩の前に、
どんな仕事をしてきたのかを一覧で整理します。
【予想】なぜ奈良の風景だけを撮るようになったのか
ここからは編集部の予想です。
先に言い切ると、
もともと奈良を撮る仕事をしていた人が、そこに戻っただけだと見ています。
まったくの転向ではありません。
理由1:担当番組に奈良の番組があるから。
公式サイトの経歴に『真珠の小箱』が挙がっています(保山耕一 公式サイト)。
奈良・大和路の社寺や文化を扱ってきた番組で、
被写体としての奈良は初めてではありません。
理由2:隣接する題材も撮っていたから。
『美の京都遺産』は京都の美を扱う番組、
『THE世界遺産』は世界の遺産を撮る番組です。
古建築と風景を美しく見せる技術は、
そのまま奈良に転用できます。
被写体が海外の遺跡から奈良の社寺に変わっただけ、
という見方もできます。
理由3:住まいが奈良県だから。
公式サイトの肩書きは「映像作家 奈良県在住」。
関西テレビの特集では、
生駒の自宅から毎朝始発列車で撮影に出ると紹介されています(関西テレビ)。
通える距離に題材があった、ということです。
撮影地は奈良市内の社寺や春日大社の周辺で、
始発で行って戻れる範囲に収まっています。
理由4:体調が遠征を許さないから。
直腸を摘出した後遺症があり、
頭痛やめまいも出ると報じられています。
海外や遠方のロケを前提にする仕事は難しく、
近場で毎日通える被写体が必要でした。
理由5:発表の場が奈良にできたから。
上映会の会場は奈良公園バスターミナル、
賞は大和郡山市の水木十五堂賞と奈良新聞文化賞。
作品を見せる相手も評価する側も奈良にいます。
循環ができてしまった状態です。
理由6:奈良の社寺が発表の場そのものになったから。
なら国際映画祭の春日大社奉納上映で、
「私の命と春日の神様」(2018年)、
「春日の調べ」(2020年)などが上映されました。
撮った場所で上映するという形が成立しています。
理由7:本が映像を必要としたから。
興福寺執事・辻明俊さんの『興福寺の365日』には、
保山さんの「映像詩、天平の祈り」DVDが付録として付いています。
奈良の寺社側から声がかかる関係が、
すでにできあがっているということです。
理由8:一年で一巡する題材だから。
七十二候は5日ごとに移る暦で、一年で72個。
同じ場所に通い続けても、
撮るものは尽きません。
同じ桜でも、つぼみの日と満開の日では別の候になります。
移動距離を増やさずに作品数を積める構造です。
ここまではあくまで編集部の予想です。
本人が理由を並べて説明したものではありません。
担当した番組の一覧
| 番組名 | 扱う題材 |
|---|---|
| 真珠の小箱 | 奈良・大和路の社寺と文化 |
| 美の京都遺産 | 京都の美と伝統 |
| THE世界遺産 | 世界各地の遺産 |
| 情熱大陸 | 人物ドキュメンタリー |
公式サイトにはこのほか、
スポーツ、音楽、バラエティまで多方面に活躍したとあります。
紀行番組の専門というわけではなく、
現場を選ばず入っていたタイプだったようです。
▼ 奈良の四季の写真集はこちらから
※番組と同じ景色を紙でも味わいたい方へ。
出演した番組の一覧
| 放送局 | 番組名 |
|---|---|
| NHK Eテレ | こころの時代/高校講座 美術I/趣味の園芸 |
| NHK総合 | 目撃!にっぽん/あさイチ |
| NHKラジオ | ラジオ深夜便 |
| 関西テレビ | 報道ランナー |
| 毎日放送 | ちちんぷいぷい |
新聞・書籍での扱われ方
公式サイトによれば、
新聞は朝日新聞・日経新聞・産経新聞に掲載。
日経は「関西のミカタ」、
産経は「一聞百見」という人物を深掘りする連載枠です。
書籍では『興福寺の365日』(辻明俊 著)に、
保山さんの映像詩DVDが付録として収められています。
映像作家の作品が本の付録という形で流通しているのは珍しい形です。
よくある質問
Q1. どの番組のカメラマンだったのですか?
公式サイトには『THE世界遺産』『情熱大陸』『美の京都遺産』『真珠の小箱』が挙げられています。
ただし担当回や期間は書かれていないため、
どの回を撮ったかまでは分かりません。
Q2. どこかの局の社員だったのですか?
いいえ、フリーランスです。
本人は仕事の取り方を「椅子取りゲームと一緒で、席1個だけ」と表現しています。
実力だけで席を取る世界だった、という説明です。
Q3. NHK奈良の番組にも関わっていましたか?
関わっています。
NHK奈良「ならナビ」内の「やまとの季節 七十二候」が2019年から2022年3月まで放送されました。
その後はNHK BS4K「やまとの季節 二十四節気」が続いています。
Q4. 8月27日の番組と「ならナビ」の企画は同じものですか?
別のものです。
「ならナビ」内のコーナーと、
今回放送される映像詩「やまとの季節七十二候」は別の番組です。
後者の初回放送日は2020年7月4日とNHKが記載しています。
Q5. 一緒に組んでいるピアニストは誰ですか?
川上ミネさんです。
番組表では「映像:保山耕一/ピアノ:川上ミネ」と並記されています。
「百年ピアノ」で奏でるオリジナル曲が使われます。
Q6. 作品を直接買うことはできますか?
公式サイトで作品集「祈り」(約60分)が案内されています。
DVD・Blu-rayとも送料込みで4,500円、
申し込みはメール、支払いは銀行振込のみとされています。
経歴を知ってから見ると変わること
『THE世界遺産』も『美の京都遺産』も『真珠の小箱』も、
建物と風景を美しく見せるための番組でした。
そこで積んだ技術が、
いまは奈良の朝の光に向けられています。
違うのは誰のために撮るかという点です。
かつては番組の意図に合わせて撮り、
いまは自分が見たものをそのまま出す。
本人の言葉を借りれば、
台本もディレクターもいない状態での撮影です。
52分の映像詩は、
その違いを確かめる時間にもなります。
8月27日の放送データ
| 番組名 | 映像詩「やまとの季節七十二候」 |
| 日時 | 2026年8月27日(木)午前3時8分〜4時0分 |
| チャンネル | NHK総合1・東京 |
| 初回放送 | 2020年7月4日 |
体感は26日水曜の深夜ですが、
録画機の日付は27日木曜です。
52分間、解説はほとんどありません。
まとめ
保山耕一さんの経歴には、
奈良・大和路を扱う『真珠の小箱』が入っています。
ほかに『美の京都遺産』『THE世界遺産』『情熱大陸』。
古建築と風景を撮る仕事が中心でした。
いまは撮る側だけでなく、
NHK Eテレ「こころの時代」などに出演する側にも回っています。
新聞3紙と書籍でも取り上げられました。
その仕事の最新形が、2026年8月27日午前3時8分からのNHK総合。
映像詩「やまとの季節七十二候」です。

コメント