【結論】金麦は10月6日からビールとして発売されます。麦芽比率を50%以上に上げた一方、店頭の価格帯は新ジャンル並みを保つ方針です。
- 「金麦」「金麦〈糖質75%オフ〉」は10月6日、新商品「金麦〈豊潤〉」は10月13日発売
- 麦芽比率を50%以上に引き上げ、ビール製法へ切り替え
- 価格は新ジャンルの価格帯を維持し、酒税の増税分だけを反映する方針
- CMには檀れいさんが6年ぶりに復帰、竹内涼真さんが〈豊潤〉のメッセンジャーに
「金麦がビールになるのは本当?」「値段は上がるの?」「味は変わるの?」と気になって検索した方も多いはずです。
この記事では、金麦がビールになる理由、価格の扱い、味と製法で変わる点、そして新CMの顔ぶれを、報道と発表内容をもとに整理します。
【考察】金麦のビール化で「毎日の1本」は変わるのか?
結論から書きます。金麦のビール化で、家飲みの「安いほう」と「ビール」の境目はなくなっていくと編集部は予想します。これまで「値段で新ジャンル、ごほうびにビール」と分けていた人が、同じ価格帯のまま「ビールを毎日飲む」形に移る。サントリーのねらいはここにあると読みます。
そう予想する理由は3つあります。
理由1:税率がそろい「ビールにしない理由」が消えた
10月1日の酒税改正で、350ml換算の酒税はビールが63.35円→54.25円、発泡酒・新ジャンルが46.99円→54.25円になり、同じ額にそろいました(Impress Watch)。
新ジャンルは本来、税金を安くするために麦芽比率や原料を工夫して生まれた商品です。税額が同じになれば、その工夫を続ける意味は薄れます。税の段階的な見直しは2020年10月から続いてきたもので、今回がその最終段階です(ファイナンシャルフィールド)。流通アナリストの渡辺広明さんも、価格差が縮めば「だったらビール」と考えやすくなると解説しています(Yahoo!ニュース エキスパート)。
理由2:価格帯を据え置く「異例」の決断
ビールになっても、金麦は新ジャンルの価格帯を維持する方針です。担当者への取材では、ビール化しても価格は発泡酒・新ジャンル並みのまま売る点が「異例」と紹介されています(オトナンサー)。
ビールの顔をしたまま手に取りやすい値段にとどめる。これは「高いからビールは週末だけ」という習慣を崩すための一手だと編集部は見ます。
ビール化すれば、麦芽の量が増えるぶん原料の費用は上がるはずです。それでも価格帯を上げないのは、目先の利益より「毎日買う人」を先に押さえる判断だと読めます。「いつものビール」になった銘柄は、ほかに乗り換えにくいからです。
理由3:「デイリービール」という新しい棚をつくる狙い
サントリーは金麦のビール化を、日常消費向けの「デイリービール市場」の創造と位置づけています(食品新聞)。日本経済新聞も、日常消費の提案でシェアを取りにいく戦略だと報じています(日本経済新聞)。
キリンの本麒麟、アサヒのクリアアサヒも同じ秋にビール化します。各社が「毎日飲むビール」の棚を奪い合う構図になり、読者にとっては選択肢が増える秋になると編集部は読みます。
以上は報道と発表内容から読み解いた編集部の予想であり、断定ではありません。実際の店頭価格や売れ行きは、発売後の動きで確かめる必要があります。
金麦ビール化の概要(いつから・何が・いくら)
まずは発表内容を表で整理します。商品名と発売日は、工場ツアーの取材記事でも同じ内容が紹介されています(マイナビニュース)。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 発売日 | 10月6日:金麦・金麦〈糖質75%オフ〉 10月13日:金麦〈豊潤〉(新商品) |
| 分類 | 新ジャンル → ビール |
| 麦芽比率 | 50%以上に引き上げ |
| 製法 | ビール製法へ転換。全品が生ビール(熱処理なし) |
| 価格 | 新ジャンルの価格帯を維持(酒税の増税分のみ反映) |
ポイントは、「ビールになる=高くなる」ではないことです。サントリーは増税分だけを反映し、価格帯は新ジャンル並みを保つとしています。渡辺広明さんの解説でも、金麦はエコノミー価格帯を維持すると紹介されています(Yahoo!ニュース エキスパート)。
ただし、新ジャンルの酒税は1缶あたり7.26円上がっています。10月以降の店頭価格は、9月までより数円上がる可能性がある点は押さえておきましょう。
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味と製法で変わる3つの点
「ビールになると味が別物になるのでは?」という心配もあるはずです。取材記事から分かっている変更点は次の3つです(マイナビニュース)。
1. 麦芽が「贅沢麦芽」に
麦芽比率を50%以上に上げ、「うまみ麦芽」と「国産麦芽」を組み合わせた「贅沢麦芽」を使います。ホップもアロマホップとビターホップを細かく配合しているそうです。
2. 製法がビール製法に
従来の新ジャンルは、麦芽比率の低いビール系飲料に麦由来のスピリッツを加えるつくり方でした(オトナンサー)。新しい金麦はデコクション製法などを取り入れ、ビールとして仕込みます。
3. 目指す味は「麦のうまみ」と「澄んだ後味」
開発チームは、金麦が約20年追いかけてきた「麦のうまみ」と「澄んだ後味」の両立を守ったと説明しています。食事の味を邪魔しない方向性は変えていません。
10月13日発売の新商品です。ダイヤモンド麦芽、ダブルデコクション製法、銅炊き仕込で、麦の豊かな味わいとすっきりした後味を狙っています(グルメプレス)。
新CMは檀れいさん復帰と竹内涼真さんの起用
9月30日の発表会では、檀れいさんが6年ぶりに金麦CMへ復帰することが明らかになりました。檀さんは約12年にわたり初代メッセンジャーを務めた人物で、会場では「帰ってきました」と語り、涙を見せたと報じられています(MANTANWEB、スポーツ報知)。
新商品の金麦〈豊潤〉には、竹内涼真さんが新メッセンジャーとして加わりました。ティザーCM「駅前で」篇は9月30日から放映されています(グルメプレス)。
このほか竹野内豊さん・黒木華さん・仲野太賀さんも続投し、ビール化した金麦のCMは10月6日から始まります(AdverTimes)。
買う前に知っておきたい注意点
- 発売日前後は、旧パッケージ(新ジャンル)と新パッケージ(ビール)が店頭に並ぶことがあります
- 「価格帯を維持」はメーカーの方針で、実際の売価は店ごとに異なります
- 〈豊潤〉は10月13日発売で、6日には並びません
金麦ビール化のQ&A
Q1. 金麦はいつからビールになりますか?
10月6日発売分からビールです。対象は「金麦」と「金麦〈糖質75%オフ〉」で、新商品の「金麦〈豊潤〉」は10月13日に発売されます。
Q2. ビールになって値段は上がりますか?
サントリーは新ジャンルの価格帯を維持し、酒税の増税分だけを反映する方針です。新ジャンルの酒税は1缶(350ml)あたり7.26円上がったため、9月までと比べて数円高くなる可能性はあります。
Q3. 味は変わりますか?
麦芽比率を50%以上に上げ、ビール製法に切り替えているため、つくり方は変わります。一方で、目指す味は従来と同じ「麦のうまみ」と「澄んだ後味」の両立と説明されています。
Q4. なぜ金麦はビールになったのですか?
10月1日の酒税改正で、ビールと新ジャンルの税額が同じ54.25円(350ml換算)にそろったためです。税金の差がなくなり、新ジャンルとしてつくる理由が薄れました。
Q5. 竹内涼真さんはCMで何を担当しますか?
10月13日発売の「金麦〈豊潤〉」の新メッセンジャーです。ティザーCM「駅前で」篇が9月30日から放映されています。
Q6. 考察の「家飲みの境目がなくなる」は確定情報ですか?
いいえ。報道と発表内容から読み解いた編集部の予想であり、断定ではありません。実際の売れ行きや価格は、発売後の動きで確認が必要です。
今後の見通し
この秋は、金麦のほかにもサッポロ「GOLD STAR」「麦とホップ」が10月20日、アサヒ「クリアアサヒ〈生〉」が10月27日、キリン「本麒麟」が11月4日にビールとして発売されます(Impress Watch)。
11月までに主要な新ジャンルがそろってビールへ移るため、店頭では「新ジャンル」の棚そのものが縮んでいくと見られます。飲み比べて自分に合う「毎日のビール」を選び直すよいタイミングになりそうです。
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まとめ
- 金麦は10月6日からビール。〈豊潤〉は10月13日発売
- 麦芽比率50%以上・ビール製法・全品生ビール
- 価格は新ジャンルの価格帯を維持し、増税分のみ反映
- CMは檀れいさんが6年ぶり復帰、竹内涼真さんが〈豊潤〉を担当
「ビール=高い」という前提が変わる秋です。いつもの金麦がどう変わったか、発売後に飲んで確かめてみてはいかがでしょうか。

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