【結論】大関・霧島関の綱取りは、9月の秋場所も継続します。浅香山審判部長が「来場所も綱取り」と明言しました。
- 名古屋場所は12勝3敗。優勝決定巴戦に進んだが2番とも敗れた
- これで2場所連続の優勝同点となった
- 浅香山審判部長は「12勝したのは大きい。来場所も綱取り」と発言
- 昇進には優勝が必要との見方を「そこは絶対あると思う」と示した
- 秋場所は9月13日初日、両国国技館で行われる
「霧島 綱取り」と検索した方が知りたいのは、名古屋場所で優勝を逃したあとも挑戦が続くのかどうかだと思います。優勝決定戦で1勝もできずに終わったため、ここで白紙になるのではと感じた方も多いはずです。
結論としては継続します。この記事では、審判部長が実際に何と言ったのか、横綱昇進の条件はどう定められているのか、そして秋場所でどんな成績が必要になるのかを順に整理します。
【考察】霧島の綱取りは秋場所が正念場|「優勝」が外せない条件になる理由
私は、霧島関が秋場所で横綱に上がるための条件は「優勝、それも13勝以上」だと読みます。12勝3敗の優勝同点をもう一度積み上げても届かない、というのが今回の千秋楽で示された線引きだと考えます。
そう予想する理由を3つ挙げます。
理由1:審判部長が「優勝は絶対ある」と言い切っている
浅香山審判部長は、昇進に優勝が必要かと問われて「そこは絶対あると思う」と答えています(日刊スポーツ)。別の取材でも「優勝してハイレベルの成績ならば(昇進は)ありでしょう」と述べました(スポーツ報知)。
ここで注目したいのは、「優勝」と「ハイレベル」が並んでいる点です。優勝しさえすればよいのではなく、勝ち星の数も見るという意味に取れます。過去の綱取りでも12勝優勝には注文が付きやすく、13勝以上の優勝がひとつの目安になると私は見ています。
理由2:内規が「大関で2場所連続優勝」を原則にしている
横綱審議委員会の内規は「横綱審議委員会は大関で2連続優勝した力士を横綱に推薦することを原則とする」と定めています(時事通信)。一般には「大関で2場所連続優勝、またはそれに準ずる成績」と説明される条件です(Yahoo!ニュース エキスパート)。霧島関は2場所続けて優勝同点まで来ましたが、優勝そのものは付いていません。
「準ずる成績」に幅があるとはいえ、優勝ゼロで昇進した例はまれです。名古屋場所前の時点でも、霧島関の昇進には高いレベルでの優勝が求められると報じられていました(日本経済新聞)。この基準が緩む材料は、今回の千秋楽では出ていないと考えます。
理由3:秋場所は上位陣の争いが濃くなる
秋場所には大関へ復帰する安青錦関が加わり、関脇・熱海富士関は大関取りに挑みます(共同通信)。名古屋場所で優勝決定巴戦に残った3人が、そろって次の番付を懸けて戦う形です。
つまり、13勝以上を挙げるハードルは前の場所より上がる可能性が高いということです。それでも勝ち切ればこれ以上ない材料になります。私は、霧島関にとって秋場所は綱取りの継続ではなく決着の場所になると読みます。
ここまではあくまで編集部の予想であり、断定ではありません。昇進の可否は本場所の結果と協会の判断で決まります。
名古屋場所で霧島に何が起きたのか
霧島関は名古屋場所を12勝3敗で終えました。同じ12勝3敗の関脇・安青錦関、関脇・熱海富士関と並び、3人による優勝決定巴戦に進みます(NHK)。
ところが巴戦では熱海富士関、安青錦関に続けて敗れ、1番も勝てないまま終わりました(スポーツ報知)。優勝は安青錦関が2連勝で決めています。
取組後、霧島関は「あまり言うことはない」と言葉少なで、「ああいう経験は2度としたくないと思っていたのに、今回も何もできなかった」と振り返りました。秋場所に向けては「とりあえず休みたい」と語っています。
審判部長が示した「綱取り継続」の中身
千秋楽後、浅香山審判部長は霧島関について綱取りを継続するとの見解を示しました。発言を整理します。
| 発言 | 読み取れる意味 |
|---|---|
| 「決定戦は残念だったけど、12番勝ったのは大きい」 | 優勝を逃しても勝ち星は評価対象になる |
| 「内容、結果、トータルで見る」 | 勝ち星の数だけで判断しない |
| 「(優勝は)そこは絶対あると思う」 | 昇進には優勝が事実上の必須条件 |
| 「優勝してハイレベルの成績ならば、ありでしょう」 | 優勝+高い勝ち星がそろえば昇進の道が開く |
「数字だけでなくしっかりみていかないと」という言葉も出ています(日刊スポーツ)。勝ち星を積むだけでは足りず、相撲の内容も判断材料になるという立場が示されたことになります。
共同通信の取材に対しても、審判部長は霧島関について「いい相撲が続いている。これを続けてほしい」と述べ、秋場所も綱取り挑戦になると明言しました(共同通信)。
横綱昇進の条件はどう決まっているのか
横綱への昇進は、横綱審議委員会の内規が土台になります。内規は4項目で構成され、「大関で2連続優勝した力士を横綱に推薦することを原則とする」、「これに準ずる好成績をあげた力士を推薦する場合は、出席委員の3分の2以上の決議を必要とする」と定められています(時事通信)。品格・力量が抜群であることも条件に挙げられています。
- 本場所で内規に沿う成績を挙げる
- 横綱審議委員会が推薦を審議する(出席委員の3分の2以上の賛成が必要)
- 協会の理事長へ答申される
- 臨時理事会で正式に決定する
ポイントは「準ずる成績」に明確な数値基準がないことです。過去には連続優勝でない形で昇進した例もあり、その都度の判断になります。だからこそ審判部長の「トータルで見る」という言葉が意味を持ちます。
誤解しやすい点・注意点
1. 「綱取り継続」は昇進の約束ではない
秋場所の成績が判断材料になるという意味で、条件を満たさなければ見送りになります。
2. 優勝同点は優勝ではない
決定戦で敗れた場合、記録上は優勝になりません。2場所連続優勝の内規にも当てはまりません。
3. 「絶対あると思う」は個人の見解
審判部長の発言であり、協会や横審が正式に定めた数値基準ではありません。
もう1点、綱取りは「大関の地位で」という前提が付きます。霧島関は大関の地位にいるため条件を満たしていますが、関脇以下で優勝しても内規の起算には入りません。
Q&A
Q1. 霧島の綱取りは白紙になったのですか?
いいえ、秋場所も継続します。浅香山審判部長が「12勝したのは大きい。来場所も綱取り」と明言しました。優勝を逃したことで昇進は遠のきましたが、挑戦そのものが打ち切られたわけではありません。
Q2. 秋場所で何勝すれば横綱になれますか?
明確な数値は公表されていません。審判部長は優勝が必要という見方を示し、「優勝してハイレベルの成績ならば」と語っています。数字だけでなく相撲の内容も見るとしているため、優勝を前提にした高い勝ち星が求められると読めます。
Q3. 優勝同点が2場所続いても昇進できないのですか?
内規は「大関で2場所連続優勝、またはそれに準ずる成績」で、優勝同点は優勝として扱われません。ただし「準ずる成績」に明確な基準がないため、他の要素と合わせて評価される余地は残ります。今回は継続という判断になりました。
Q4. 秋場所はいつどこで行われますか?
2026年9月13日が初日で、会場は両国国技館です(チケット大相撲)。千秋楽は9月27日で、共同通信も9月13日初日と伝えています。前売り券の販売は8月に始まる案内が出ています。
Q5. 秋場所のライバルは誰になりますか?
大関へ復帰する安青錦関と、大関取りに挑む関脇・熱海富士関が中心になりそうです。名古屋場所の巴戦に残った3人がそろって次の番付を懸ける形になります。両横綱の状態も上位の争いに影響します。
Q6. この記事の考察は確定情報ですか?
いいえ。「【考察】」が付いた見出しの中身は編集部の予想です。13勝以上という線も公式に示された基準ではありません。出典リンクを添えた発言や成績が、報道で確認できた事実にあたります。
今後の見通し
霧島関は名古屋場所後、「とりあえず休みたい」と話しました。15日間戦い抜いたうえで決定戦まで進んだ体を、どこまで戻せるかが最初の課題になります。
秋場所まではおよそ1か月半あります。夏巡業を挟むため完全な休養にはなりませんが、調整の時間は確保できる日程です。
注目したいのは、2場所連続で決定戦に進みながら賜杯に届いていないという事実です。勝ち星は足りていて、最後の1番が残っている状態が続いています。ここを越えられるかどうかが、そのまま昇進の可否につながると考えられます。
審判部長が「いい相撲が続いている」と評価している点は追い風です。内容が認められている以上、必要なのは結果だけという位置に来ています。
なお、同じ秋場所では両横綱の状態も焦点になります。横綱審議委員会は7月27日の会合で決議を見送りましたが、「その前段階かもしれない」という言葉を残しました。
まとめ
- 霧島関の綱取りは秋場所も継続すると審判部長が明言
- 名古屋場所は12勝3敗、巴戦で2番とも敗れて優勝同点
- 昇進には優勝が事実上の必須条件との見方が示された
- 内規は「大関で2場所連続優勝、またはそれに準ずる成績」
- 秋場所は9月13日初日・両国国技館
優勝を逃した直後の「継続」という判断は、勝ち星と内容が評価された結果だと言えます。秋場所は、霧島関にとって最後の1番を勝ち切れるかどうかが問われる場所になりそうです。

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