【結論】ミセスの新MV「シンデレラ」のクレジットや公式告知には、ディズニーの名前がありません。キャバクラ嬢の主人公に賛否が出ていますが、東京ディズニーリゾートとのコラボは夏イベントの楽曲提供で、今回のMVとは別のものです。
- 東京ディズニーリゾートとのコラボは2025年・2026年の夏イベントでのテーマソング提供
- 「シンデレラ」MVはアルバム『POPS』の収録曲で、10月23日深夜に公開
- 大森元貴さんが初めてMV監督を務め、主人公は夜の店で働く女性
- 違和感を示す見方と、自己肯定の物語として評価する見方に分かれている
ディズニーとコラボしているミセスが、なぜこの設定のMVを作ったのか。
新曲「シンデレラ」のMVを見て、そう疑問に思った人もいるかもしれません。
ここでは、ディズニーとの関係で確かめられること・確かめられないことを先に切り分けます。
そのうえで、MVの中身と賛否、コラボへの影響を順番に見ていきます。
- 東京ディズニーリゾートとのコラボが今後どうなりそうか(編集部の予想)
- ミセスとディズニー、MV公開までの時系列
- 題名と設定が議論になった理由
- MVを見る前に押さえておきたいポイント
【考察】東京ディズニーリゾートとのコラボに「シンデレラ」MVの影響は出るか
ここからは編集部の予想です。
結論から言うと、今回のMVがコラボ関係に直接の影響を与える可能性は低いと私は見ています。
試金石になるのは、来年の夏イベントの発表があるかどうかです。
そう考える根拠を3つ挙げます。
根拠1:コラボは「夏イベントの楽曲提供」という枠組み
ミセスと東京ディズニーリゾートの関係は、夏のスペシャルイベントのテーマソングを軸にしたものです。
2025年は「サマー・クールオフ」に楽曲を書き下ろし、「ベイマックスのハッピーライド」などで使われました(音楽ナタリー)。
2026年も同じイベントで、7月2日〜9月14日にコラボが行われました(オリコン)。
つまり今年分はMV公開の1か月以上前に終わっていることになります。
進行中の企画が止まる、という形の影響はそもそも起こりにくいわけです。
しかもコラボの中身は、ベイマックスのアトラクションや水しぶきのプログラムに楽曲を流すものでした。
プリンセスの作品と結びついた企画ではないため、題名から来る連想とも直接は重なりません。
根拠2:MVそのものにディズニーの関与が示されていない
MVの概要欄には、企画・脚本・監督の大森元貴さんをはじめ、多数のスタッフ名が並んでいます(Mrs. GREEN APPLE公式YouTube)。
しかし、その中にも公式サイトの告知にも、ディズニーの名前は見当たりません。
題名から連想が働くのは自然ですが、作品としてはあくまでバンド側のアルバム曲のMVです。
MVの制作・告知にディズニー側の名前は出ておらず、両者は別の企画として発表されています。
根拠3:コロンブスの翌年にコラボが始まっている
見逃せないのが時系列です。
ミセスは2024年6月、「コロンブス」のMVが公開翌日に停止となり、謝罪しています(ねとらぼ)。
それでも翌2025年の夏には東京ディズニーリゾートとのコラボが実現しました。
ただし、このときはタイアップ先の日本コカ・コーラが楽曲を使ったすべての広告素材の放映を停止しています(弁護士ドットコムニュース)。
提携先が反応した前例はあるということです。
違いは、コロンブスが同社キャンペーンの曲そのものだったのに対し、今回のMVはパークの企画と結びついていない点にあります。
公開停止にまで至った件のあとでも関係が始まった以上、公開が続いている今回のMVだけで流れが変わるとは考えにくい、というのが私の読みです。
なお、2027年以降のコラボはまだ発表されていません。
まとめると、影響が出るとしてもコラボの打ち切りのような形ではないと予想します。
来年の夏に3年目の発表があれば、今回の議論とコラボは切り離して受け止められたと読めるはずです。
以上はあくまで予想であり、パーク側の判断を断定するものではありません。
時系列早見表:ミセスとディズニー、MV公開まで
出来事を日付順に並べると、コラボとMVが別々の流れであることが分かります。
| 時期 | 出来事 |
|---|---|
| 2024年6月12日 | 「コロンブス」MV公開 |
| 2024年6月13日 | 同MVが公開停止、レーベルと大森さんが謝罪 |
| 2025年7月2日〜9月15日 | 東京ディズニーリゾート「サマー・クールオフ」でコラボ開始 |
| 2026年7月2日〜9月14日 | 2年目のコラボ(グッズ・ドリンクも販売) |
| 2026年9月30日 | アルバム『POPS』CD発売 |
| 2026年10月23日23:53 | 「シンデレラ」MVプレミア公開 |
| 2026年10月25日朝 | MVは公開中・約333万回再生、公式の追加説明なし |
2025年の期間は音楽ナタリー、2026年の期間はオリコン、MVの公開日時は公式サイトで確認できます。
「シンデレラ」の題名と設定が議論になった理由
MVの主人公は、幼いころにプリンセスを夢見ていた女性です。
大人になって夜の店で働きながら、「誰かの特別になりたい」と思い続ける姿が描かれます。
コラムメディアのcokiは、この題名と職業設定の組み合わせに違和感を持つ受け止めがあると紹介しています。
子どもが見たときの影響を気にする見方や、ディズニーとのコラボの印象との差を指摘する見方です。
同じ記事は、反対の受け止めも紹介しています。
職業は夢と現実の落差を見せるための設定で、作品の芯は自分を愛すること、という読み方です。
どちらが正しいかを決める材料は、いまのところありません。
MVの作り手:大森元貴の初監督と吉田紗梨の起用
今回のMVで企画・脚本・監督を担ったのは、ボーカルの大森元貴さんです。
報道によると、大森さんがMVの監督を務めるのは今作が初めてです(スクリーム)。
主人公を演じたのは、オーディションで選ばれた29歳の女優・吉田紗梨さんです。
夜の仕事の描写については、実際に働く方にヒアリングを行ったと紹介されています(ザ・ファースト・タイムズ)。
| 収録 | 『POPS』(2026年9月30日発売・全16曲)の3曲目 |
| MV公開 | 2026年10月23日(金)23:53 |
| 長さ | 約5分(4分51秒) |
| 主演 | 吉田紗梨 |
| 企画・脚本・監督 | 大森元貴 |
「シンデレラ」は『POPS』の新曲のうち、3本目にMVが作られた曲です。
アルバムを通して聴くと、前後の曲との並びも含めて楽しめます。
▼『POPS』の取り扱いはこちらで確認できます
※盤によって特典映像の有無や価格が異なります
MVを見る前に押さえたい3つのポイント
- ディズニー作品ではない:共同制作や公認の発表は確認できない
- テーマは自己肯定:概要欄は「自分の愛し方を見つけていく物語」と紹介
- 職業の描き方には賛否:受け止め方は人によって大きく異なる
受け止め方が分かれている作品なので、小さな子どもと一緒に見る場合は保護者が先に内容を確認しておくと判断しやすくなります。
夜の店の場面があることを知ったうえで見れば、受け取り方の違いにも冷静に向き合えます。
よくある質問
Q1. ミセスとディズニーのコラボはいつからですか?
2025年7月からです。
東京ディズニーリゾートの夏イベントのテーマソングを担当し、音楽ナタリーは「日本人アーティスト初となるコラボレーション」と紹介しています。
Q2. 来年もコラボはありますか?
2027年以降については、現時点で発表はありません。
2025年・2026年はいずれも夏イベントでの実施だったため、来年の夏イベントの発表が判断材料になります。
Q3. MVの主人公はどんな人物ですか?
幼いころプリンセスにあこがれ、大人になって夜の店で働く女性です。
他人の愛を求めていた彼女が、自分を愛することに気づいていく流れで物語が進みます。
Q4. ミセス側は賛否について何か説明していますか?
10月25日朝の時点で、公式サイトに賛否を受けた説明やお詫びは掲載されていません。
制作の意図は、公開時に配信された紹介文とMVの概要欄で示されています。
Q5. 冒頭の考察は確定情報ですか?
いいえ、編集部の予想です。
コラボへの影響が小さいという見立ては公開情報からの読みで、パーク側の判断を示すものではありません。
まとめ
「シンデレラ」のMVは、ミセスのアルバム曲の映像作品で、ディズニーの関与は示されていません。
題名と設定の取り合わせには賛否がありますが、コラボは夏イベントという別の枠組みで進んできました。
今後の注目点は、大森さんが制作意図を語る場があるか、そして来年の夏イベントの発表です。
公式からの新しい情報が出たら、あらためて確かめていきましょう。

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