【結論】不振の理由を「実力」と答えた大谷翔平選手は、最後の試合で待望の一発を打ちましたが、ドジャースはブルワーズに敗れてシーズン終了となりました。オフの手術は本人も未定と話しています。
- 本塁打なしはエンゼルス時代の104打席を超える自己ワーストに
- 第3戦前日の会見で「実力だからというしかない」
- 第4戦で「116打席ぶり」の3ラン、ただし4対6で逆転負け
- ポストシーズン通算は打率.192、1本塁打
- 二刀流は続ける意向、手術は「まだ分からない」
ポストシーズンで打てない日が続いた大谷選手。
「どうしてここまで不振だったの?」「結局ホームランは出たの?」と気になっている方も多いと思います。
ここでは、本塁打なしの打席がどう積み上がったのかを早見表にし、本人の言葉と敗退後に語ったオフの予定まで整理します。
まずは、オフの過ごし方についての編集部の予想から始めます。
- オフの大谷選手が何から手をつけるかの編集部の予想
- ノーアーチが伸びていった経過の早見表
- 「実力」発言と試合後のコメント
- オフに注目したいチェックポイント
【考察】敗退後の大谷翔平、オフは「動きの修正」が大きな課題になる?
ここからは編集部の予想です。
結論から言います。
治療方針がどう決まっても、ケガの間についた可能性のある「動きの癖」を戻す作業は、このオフの大きな課題として残ると私は予想します。
手術の話題が先に立ちがちですが、本人の言葉を並べると、課題の置き場所は別のところにあります。
根拠は3つです。
根拠1:本人が「2つの直し方」を挙げていた
第3戦前日の会見で大谷選手は、ケガを抱えてプレーするうちに動きに癖がつく場合があると話しました。
直し方については「痛みを取る方向なのか、動きを改善していく方向なのか」と、2つの道を挙げています(テレ東スポーツ)。
同じ会見で症状自体はだいぶ改善されたとも述べていました。
症状が改善したと本人が話している以上、動きの修正が課題として残る可能性があります。
ただし敗退後には「治療も含めて」どうなるかはまだ分からないとも述べており、体の状態が完全に戻ったわけではない点には注意が必要です。
実際、ポストシーズン中は2試合連続でフリー打撃を行うなど、試行錯誤を重ねていたと報じられています(スポーツ報知)。
第4戦の前には、ロバーツ監督が2日前に午後9時まで球場で打撃練習をしていたことも明かしました(テレ東スポーツ)。
シーズン中にできる修正には限りがあります。
まとまった時間が取れるオフこそ、動きを一から組み直す好機になると考えます。
根拠2:試合後に「引き出しが少ない」と認めた
敗退が決まったあと、大谷選手はこの1カ月ちょっとを振り返り、「解決策、引き出しみたいなもの」が少ないと感じたと話しています(スポーツニッポン)。
体が万全でないときにどう打つか、という対応の幅を課題に挙げたわけです。
3ランを打った試合のあとでさえ、「結局、でもあの一本ぐらいだった」と結果に満足していません。
手術だけでは埋まらない部分なので、オフの練習内容そのものが変わる可能性があると考えます。
根拠3:二刀流は「全部やる」前提
来季について、大谷選手は「全部やるつもりで」と二刀流を続ける考えを示しました(東スポWEB)。
投げて打つ以上、右腕と左膝に負担がかかる動きは避けて通れません。
大谷選手は2023年9月に右肘、2024年11月に左肩の手術を受けた経験もあります(Full-Count)。
治療の選択がどちらになっても、体に無理のかからない打ち方へ整える作業は欠かせないはずです。
手術を受けるかどうかは、球団と本人がこれから判断する段階です。
ここまでの内容は報道された発言をもとにした予想であり、断定ではありません。
早見表|本塁打なしの打席はこう伸びていった
最後の本塁打は8月18日のロッキーズ戦(デンバー)の第2打席、今季30号でした(中日スポーツ)。
そこから数字が節目を越えた場面を、日付順に並べます(日付は現地)。
| 日付・試合 | 打席数 | できごと |
|---|---|---|
| 9月27日 レギュラーシーズン最終戦 | 86 | 18試合86打席ノーアーチでシーズン終了 |
| 10月7日 地区シリーズ第4戦 | 100 | 2打席目の三振で100に到達 |
| 10月11日 リーグ優勝決定シリーズ第1戦 | 104→105 | 自己ワースト104に並び、3打席目で更新 |
| 10月13日 会見 | 110 | 「実力だから」と発言 |
| 10月15日 リーグ優勝決定シリーズ第4戦 | 116打席目 | 2回に3ラン |
86打席と100打席の時点はデイリースポーツ、自己ワースト更新はスポーツ報知の報道によります。
それまでの最長は、エンゼルス時代の2022年9月〜2023年4月の104打席でした。
表の打席数は、大リーグ公式の試合記録で編集部が数え直した数字とも一致しています。
「実力だから」発言の中身
発言があったのは10月13日(日本時間14日)。
ブルワーズに敵地で2連敗し、本拠地での第3戦を翌日に控えた会見でした。
当時のポストシーズン成績は6試合で20打数3安打、打率.150、長打も打点もありませんでした(スポーツ報知)。
ケガが治りつつあるのになぜ打てないのか、と問われた大谷選手の答えはこうです(質問の内容はテレ東スポーツによる)。
「なぜと言われると実力だからというしかない」
さらに「症状で打てないということでもない」と続け、不運なケガでも「それも含めて実力」と捉えたいと語りました(スポーツ報知)。
この自己分析には異論もありました。
10月の全打席を現地で見てきたヤフー・スポーツのジェイク・ミンツ記者は、「同意しかねる」とケガの影響を示唆しています(Full-Count)。
今季のレギュラーシーズンは139試合で打率.275、30本塁打、81打点でした(デイリースポーツ)。
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シリーズの結末|3ランのあとに逆転負け
会見翌日の第3戦、大谷選手は6番で出場しましたが本塁打は出ず、ドジャースは2対6で敗れました(NHKニュース)。
0勝3敗で迎えた第4戦(現地10月15日)は、ポストシーズンで初めての1番起用でした。
1点を先制した直後の2回2死一、二塁。
大谷選手はダスティン・メイ投手から右中間席への3ランを放ち、ドジャースは4点をリードします(テレ東スポーツ)。
ところが4回から追い上げられ、6回に勝ち越しソロを許して4対6で敗戦。
ドジャースは4連敗でシリーズ敗退となり、ワールドシリーズ3連覇の夢は消えました。
ポストシーズン8試合の通算は26打数5安打、打率.192、1本塁打3打点です(大リーグ公式の試合記録から編集部で集計)。
ブルワーズのパット・マーフィー監督は3ランについて「巨人を目覚めさせてしまったと思ったよ」と語りました(テレ東スポーツ)。
敗退後に大谷翔平が語ったこと
試合後、大谷選手はまずこのメンバーで戦えるのが最後になる悔しさを口にしました。
シリーズについては、ブルワーズを素晴らしいチームと認めたうえで、「自分の力のなさ」を実感したと振り返っています(テレ東スポーツ)。
3ランの場面については、「1人でも多く還したい」と考えていたと説明。
ただ「結局、でもあの一本ぐらいだった」とも述べ、一から見直したいと話しました(スポーツニッポン)。
ポストシーズンで投げられなかったことにも「不満がある」と触れています(デイリースポーツ)。
オフに注目したい3つのチェックポイント
- 治療方針の発表:右上腕二頭筋・左膝について、手術か保存治療か
- 打撃フォームの調整:本人が触れた「癖」をどう直すか
- 二刀流の準備:投手としての調整をいつ再開するか
いずれも10月18日朝の時点では正式な発表はありません。
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よくある質問
Q1. 大谷選手の最後の本塁打はいつでしたか?
レギュラーシーズンでは8月18日のロッキーズ戦で打った30号が最後です。
その次の本塁打が、リーグ優勝決定シリーズ第4戦の3ランでした。
Q2. 「110打席」と「116打席」はどちらが正しいのですか?
どちらも正しく、数えた時点が違います。
110は第3戦前日の会見時点の数字です。
116は、第4戦で本塁打を打った打席が8月18日以降の何打席目だったかを示しています。
Q3. 不振中もスタメンから外れなかったのはなぜですか?
第3戦前、ロバーツ監督は大谷選手と面談したうえで先発出場の継続を明言しました(ジェイスポーツ)。
敗退後には「私は常にショウヘイを信頼しています」と語っており、信頼を理由に起用を続けたことがうかがえます(スポーツニッポン)。
Q4. 来季も投手として投げますか?
試合後、二刀流について「全部やるつもりで」と答えています。
ただし治療方針はまだ決まっておらず、具体的な調整の予定は今後の発表を待つ必要があります。
Q5. ワールドシリーズにはどこが進みましたか?
ナ・リーグからはブルワーズが進みました。
1982年以来、44年ぶり2度目の出場です(テレ東スポーツ)。
Q6. 【考察】の内容は決まったことですか?
いいえ、編集部の予想です。
手術の有無やオフの練習内容について、球団や本人が発表したものではありません。
まとめ|「実力」の言葉は敗退後も変わらなかった
大谷選手の本塁打なしは自己ワーストを大きく更新し、会見の時点で110打席に達していました。
不振の理由を問われて答えたのが「実力だからというしかない」です。
最後の試合では116打席目で3ランを打ちましたが、チームは4連敗で敗退。
試合後も大谷選手は「自分の力のなさ」という言葉を選びました。
手術を含めた治療方針と二刀流の準備がどうなるか、オフの発表に注目です。

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