【結論】アルプ・デュエズを制したポガチャルが今大会5勝目を積み、通算5度目の総合制覇へあと一歩まで来ました
「ポガチャル」が上位に浮かんだのは、
ツール・ド・フランス2026の
第19ステージでの単独勝利がきっかけです。
舞台となったのは、
この競技の顔とも言われるアルプ・デュエズ。
残り12kmの地点では
前を行く集団と3分以上の開きがあったと
報じられています。
そこから距離を詰め、
残り1.5kmで先頭に追いつき、
そのまま前に出るという流れでした。
以下では第19ステージの内容、
総合順位と各賞の並び、
ポガチャル本人の経歴、
5度目の総合制覇が示すものへの
考察をまとめます。
- 第19ステージ(7月24日/ギャップ発アルプ・デュエズ着・127.9km)をポガチャルが制す
- 今大会は5勝目、ツールの区間勝利は通算26勝に
- 総合では2位エヴェネプールに7分11秒の開き
- 黄色のジャージでこの山を勝ったのは史上2人目
- 残すは2ステージ、20日目は同じ山を再び登る難関
- 総合を取れば5度目で歴代最多と肩を並べる
第19ステージはどんなレースだったのか
先に事実を並べます。
コースはギャップからアルプ・デュエズへ向かう
127.9km。
2級と1級の山岳を立て続けに越え、
締めくくりに超級のアルプ・デュエズを
登り切る設計でした。
| 順位 | 選手/タイム |
|---|---|
| 1 | タデイ・ポガチャル(3:17:57) |
| 2 | レニー・マルティネス(+6秒) |
| 3 | リチャル・カラパス(+9秒) |
| 4 | セップ・クス(+1分14秒) |
| 5 | トビアス・ヨハンネセン(+2分07秒) |
| 6 | レムコ・エヴェネプール(+2分29秒) |
本人は「序盤でアタックしてみた」と
振り返ったと伝えられています。
集団を離れて単独になり、
21のカーブが折り返す登りで
先を走る選手たちを
順に飲み込んでいった形でした。
この山での区間勝利は初めて。
ツールの区間勝利は26勝に達し、
フランスのアンドレ・ルデュックを上回って
歴代単独4位になったとされています。
黄色のジャージを着てこの山を勝った例は、
2018年のゲラント・トーマスに次ぐ
2人目という記録も付きました。
総合順位と各賞の並び
総合の構図も変わりました。
第19ステージを終えた時点で、
ポガチャルの合計タイムは
67時間53分00秒。
後続との差がさらに開いています。
| 部門・順位 | 選手 |
|---|---|
| 総合1位 | タデイ・ポガチャル(67:53:00) |
| 総合2位 | レムコ・エヴェネプール(+7分11秒) |
| 総合3位 | イサーク・デルトロ(+9分41秒) |
| ポイント賞 | マッズ・ピーダスン(502pts) |
| 山岳賞 | リチャル・カラパス(91pts) |
| 新人賞 | イサーク・デルトロ |
7分を超える差となると、
山岳が残っていても
ひっくり返すのは難しい水準とされます。
勝利後の本人は、
同僚のデルトロが新人賞と表彰台を守れるよう
力を貸したいと話したと伝えられました。
【考察】5度目の総合制覇が示すもの、そして残り2日の危うさ
ここからは編集部の考察(予想)です。
もし総合を取り切った場合、
「最多記録に並ぶ節目」として
長く語られていくのではないでしょうか。
理由の1点目は回数の意味です。
ポガチャルのツール総合制覇は
2020年・2021年・2024年・2025年で4回。
2026年が加わると5回になり、
エディ・メルクス、ミゲル・インドゥライン、
ジャック・アンクティル、ベルナール・イノーの
5勝組4人と同じ位置に立ちます。
100年を超える歴史の頂点に
27歳で並ぶ計算です。
2点目は勝ち方そのもの。
今回は残り12kmで3分以上離れた場面からの
逆転でした。
総合を握る立場なら、
普通は守りに入る選択を採ります。
その位置で攻めに出た点に、
記録を見据えた意識が
にじんでいたようにも感じられます。
3点目は過去の積み上げとの地続き感です。
2024年にはジロ・デ・イタリアとツールを
同じ年に制し、
パンターニ以来26年ぶりの達成と
報じられました。
同年の世界選手権も取って
トリプルクラウンを史上3人目・37年ぶりに
成し遂げています。
一年だけの勢いではない点が
今回の重みにつながります。
ただし残る2日には危うさもあります。
第20ステージは同じ山を2日続けて登る難関で、
獲得標高は5,000mを超える設定と
伝えられています(数値は媒体で幅あり)。
7分11秒の差は大きいものの、
落車や急な体調の崩れは
差の大小に関係なく起こります。
第18ステージではチーム内に
体調を崩した選手が出たとも報じられました。
以上は編集部の予想の範囲です。
結果はまだ決まっていません。
残り2ステージの中身によって
受け取り方も動きうるため、
最終日までの走りを見たうえで
語られる部分が大きいと思います。
どんな選手なのか|経歴と主な記録
「そもそも誰なのか」を
初めて調べる方も少なくないようです。
基礎データをまとめます。
| 項目 | データ |
|---|---|
| 選手名 | タデイ・ポガチャル |
| 誕生 | 1998年9月21日 |
| 出身地 | スロベニア・コメンダ |
| 体格 | 176cm・66kg |
| チーム | UAEチーム・エミレーツ・XRG |
| ツール総合制覇 | 2020年/2021年/2024年/2025年 |
- 2024年…ジロ・デ・イタリアとツールを同一年に制覇(パンターニ以来26年ぶり)
- 2024年…世界選手権ロードレースも制し、トリプルクラウンを史上3人目・37年ぶりに達成
- 2025年…ツールを2年連続・通算4度目の総合制覇
- 2026年…第19ステージでアルプ・デュエズを初制覇、区間通算26勝に
176cm・66kgという体つきは、
登りを得意とする選手として
ごく標準的な範囲です。
体格で優位に立つタイプではなく、
登りでの出力と仕掛けの判断が
持ち味として語られてきました。
第20ステージはどこを見るか
7月25日に走る第20ステージは、
アルプ・デュエズを2日続けて登るという
珍しい組み方です。
今大会でもっとも重い山岳日にあたります。
獲得標高は5,000mを超えるとされますが、
数値は媒体によって差があります。
総合の差が7分を超えている状況では、
順位を固める走りに徹する選択も
考えられます。
本人が同僚の表彰台に触れていたため、
見どころは総合3位の争いへ
移っていく可能性もあります。
よくある質問
Q1. 第19ステージの結果を教えてください。
アルプ・デュエズがゴールの第19ステージで、ポガチャルが単独で勝利しました。残り12kmで3分以上の遅れがあった状態から追い上げ、残り1.5kmで先頭を捕まえたと報じられています。今大会5勝目です。
Q2. 総合制覇はもう決まりましたか?
確定していません。第19ステージ終了時点で2位に7分11秒の差をつけていますが、まだ2ステージ残っています。差は大きいものの、落車や体調の急変は差と関係なく起こりうる要素です。
Q3. 総合制覇は何度目になりますか?
これまでが2020年・2021年・2024年・2025年の4度です。2026年も取れば5度目となり、エディ・メルクスら5勝を持つ4選手と同じ位置に届きます。
Q4. 身長や体重はどのくらいですか?
176cm・66kgとされています。1998年9月21日にスロベニアのコメンダで生まれ、所属はUAEチーム・エミレーツ・XRGです。登りに強い選手としては平均的な体格の範囲に入ります。
Q5. ジロ・デ・イタリアの実績はありますか?
2024年にジロとツールを同じ年に制したと伝えられています。この同年制覇はパンターニ以来26年ぶりとされ、同じ年の世界選手権も勝ってトリプルクラウンに到達しました。
Q6. 第20ステージのコースはどうなっていますか?
アルプ・デュエズを2日続けて登る難関です。獲得標高は5,000m超とされ、数値は媒体によって幅があります。今大会で最も過酷な山岳ステージという位置づけになります。
Q7. アルプ・デュエズとはどんな山ですか?
ツール・ド・フランスを象徴する登りとして知られ、21のヘアピンカーブが連なる構成です。今回の第19ステージには50万〜60万人という規模の観客が集まったと伝えられています。
まとめ
ポガチャルが第19ステージのアルプ・デュエズで今大会5勝目を挙げ、総合では2位に7分11秒の差をつけました。
区間勝利は通算26勝、
この山での勝利は初めてでした。
総合を取れば通算5度目となり、
歴代最多と並ぶ節目を迎えます。
残りは2ステージあるため、
最終日まで結果は決まりません。
第20ステージの行方が焦点です。
続報が入り次第、追記します。
参考: cyclowired / サイクルスポーツ / NBC Sports / Wikipedia(選手プロフィール)

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