【結論】関脇・安青錦の大関復帰は、名古屋場所10日目を終えてあと1勝まで近づきました。
2026年7月21日、大相撲名古屋場所10日目。関脇・安青錦(あおにしき)が横綱・豊昇龍を破り、9勝1敗としました。大関復帰の条件である10勝まで、残すところ1勝です(スポーツ報知)。
- 安青錦は10日目終了時点で9勝1敗。1敗の琴栄峰とともに先頭
- 大関復帰の条件は関脇で10勝以上という特例の規定
- 残り5日のうち1勝すれば、その場で復帰が決まる
- 9日目に横綱・大の里、10日目に横綱・豊昇龍と、2日続けて横綱を撃破
- 8日目に左足の親指を痛めた状態のまま白星を重ねている
「あと1勝」と聞いても、いつ決まるのか、そもそも10勝で戻れる根拠は何かまでは分かりにくいところです。この記事では、特例復帰の条件、陥落までの経緯、そして残り5日の読み方を順番に整理します。
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【考察】安青錦の大関復帰はいつ決まる?残り5日の見通し
安青錦の大関復帰は、千秋楽を待たずに決まると読みます。そのうえで、優勝争いにも最後まで残る位置にいると見ています。理由は3つあります。
理由1:上位との難所をすでに越えている
10日目までに、横綱2人をどちらも倒しています。9日目は横綱・大の里に勝ち、対戦5度目で初めての白星をつかみました(東京新聞)。続く10日目は横綱・豊昇龍を上手投げで下しています(スポーツ報知)。
番付上位との対戦で最も重い2番を、2日続けて勝ち切ったという事実は小さくありません。残り5日で当たる相手が上位陣中心だとしても、内容から見て崩れる気配は薄いと判断しています。
理由2:本人も師匠も、目標を「10勝」に置いていない
5月場所で全休を決めた際、師匠の安治川親方は「来場所は10勝ではなく優勝を目指す」と語っています(スポーツ報知)。安青錦本人も名古屋場所2日目を終えた時点で、大関復帰の10勝よりも優勝を意識していると話していました(デイリースポーツ)。
10勝を最終目標に置くと、9勝目のあとに気持ちが緩みます。目標が優勝にある力士は、10勝目を通過点として越えていくものです。この目標設定の差は、残り5日の星の積み方に効いてくると読みます。
理由3:けがを抱えたまま横綱2人を倒した事実
安青錦は8日目に左足の親指を痛めています。それでも9日目・10日目と白星を並べました(スポーツ報知)。5月場所を全休させた左足首の負傷とは部位が違うものの、下半身に不安を抱えた状態であることは変わりません。
その状態で横綱2人を倒せているのであれば、けがが勝敗を左右する段階にはないと見るのが自然です。むしろ、けがを抱えた場所でこれだけ星を残せる相撲の型そのものが、復帰後の大関としての安定感につながると考えます。
考察のまとめ
3つを重ねると、残り5日で1勝という条件は、終盤を待たずに満たされると予想します。復帰決定の瞬間が場所中の話題になり、そこから先は優勝争いに焦点が移っていくはずです。
安青錦が10日目に豊昇龍を破って9勝1敗
名古屋場所は7月12日に名古屋市のIGアリーナで初日を迎えました(日本経済新聞)。10日目にあたる7月21日、西関脇の安青錦は横綱・豊昇龍を上手投げで下し、9勝1敗としています。
前日の9日目には、上位陣が総崩れとなりました。豊昇龍が3敗目、大の里が4敗目、綱取りの大関・霧島が2敗目を喫しています(スポーツ報知)。その中で安青錦は勝ち越しを決め、1敗を守りました。
9日目を終えた時点では、安青錦・琴栄峰・獅司の3人が1敗で並んでいました。10日目を終えて、安青錦と、初日の黒星のあと2日目から連勝を続ける琴栄峰が9勝1敗で先頭に立っています。
| 力士 | 番付 | 10日目終了時点 |
|---|---|---|
| 安青錦 | 関脇 | 9勝1敗 |
| 琴栄峰 | 幕内 | 9勝1敗 |
| 霧島 | 大関 | 8勝2敗 |
| 豊昇龍 | 横綱 | 6勝4敗 |
| 大の里 | 横綱 | 6勝4敗 |
| 琴櫻 | 大関 | 5勝5敗 |
大関復帰の条件は「関脇で10勝」|特例の中身
大相撲では、大関が2場所続けて負け越すと関脇へ陥落します。ただし、陥落してすぐの1場所に限り、特例が用意されています。
陥落した直後の場所で10勝以上を挙げると、番付編成会議を経て大関へ戻れます。この1場所を逃すと、あらためて大関昇進と同じ基準(三役で3場所33勝前後)が必要になります。
安青錦にとっての名古屋場所は、この1場所限りのチャンスにあたります。10勝で戻れるか、11勝以上が必要かといった上積みの議論はなく、基準は10勝と決まっています(日本経済新聞)。
つまり、10勝目を挙げた取組の直後に、事実上の復帰が確定します。正式には場所後の番付編成会議で決まるため、公式発表は千秋楽の翌日以降になる点だけ押さえておきたいところです。
大関陥落までの経緯|綱取り失敗から全休へ
安青錦は2025年11月場所で初優勝を果たし、翌2026年1月場所で新大関となりました。初土俵から14場所というスピード出世で、年6場所制になって以降でも屈指の速さと言われています。
ところが、2026年3月場所は初の綱取り場所で7勝8敗と負け越します。左足の負傷が影響したと伝えられました。続く5月場所は角番として迎えましたが、左足首の捻挫と外側靱帯損傷のため全休を選び、関脇への陥落が決まりました(中日スポーツ)。
途中出場せずに休む判断について、八角理事長は「来場所に向けて大事なことは稽古をすること」と支持しています(スポーツ報知)。大関在位はわずか3場所でした。
稽古に復帰した5月末、安青錦は「なかなか22歳でこんな経験しない」「後悔ばかり考えても意味がない」と前を向いていました(デイリースポーツ)。その2か月後が、今の9勝1敗です。
安青錦のプロフィール|ウクライナ出身22歳
安青錦新大(あおにしき あらた)はウクライナ・ヴィーンヌィツャ出身の22歳。安治川部屋に所属し、身長182cm・体重141kgです(日本相撲協会)。
| 四股名 | 安青錦 新大 |
| 生年月日 | 2004年3月23日(22歳) |
| 出身 | ウクライナ・ヴィーンヌィツャ |
| 所属 | 安治川部屋 |
| 体格 | 182cm/141kg |
| 大関在位 | 2026年1月場所〜5月場所(3場所) |
押しと寄りで前に出る相撲を土台にしながら、投げ技で決める引き出しも持つのが持ち味です。10日目の豊昇龍戦も上手投げでした。体格で上回る相手に対して、低い姿勢で懐に入る形を崩さない点が、上位相手に星を残せている理由と見られています。
Q&A|安青錦の大関復帰でよくある疑問
Q1. 大関復帰はいつ決まりますか?
10勝目を挙げた時点で事実上決まります。10日目終了時点で9勝1敗のため、残り5日のうち1勝すれば条件を満たします。ただし正式な決定は場所後の番付編成会議になるため、公式に「大関」と呼ばれるのは千秋楽の翌日以降です。
Q2. 10勝に届かなかった場合はどうなりますか?
特例での復帰はこの1場所限りのため、9勝以下だと関脇のままとなります。その場合は通常の大関昇進と同じ基準に戻り、三役で3場所33勝前後という目安を新たに満たす必要があります。復帰までの時間は大きく変わります。
Q3. 左足のけがは大丈夫ですか?
8日目に左足の親指を痛めたと報じられています。その後も横綱2人から白星を挙げているため、相撲を取れる状態は保たれていると見られます。ただし本人の状態は公表された範囲までしか分かりません。断定は避けて見守りたいところです。
Q4. 優勝の可能性はありますか?
10日目終了時点で琴栄峰と並んで9勝1敗の先頭です。残り5日の取組で決まるため、現時点で結果は確定していません。師匠も本人も優勝を目標に掲げており、10勝の先を狙う姿勢は明確です。
Q5. この記事の考察は確定した情報ですか?
いいえ。「【考察】」の見出しがついたセクションは編集部の予想であり、公式発表や確定情報ではありません。勝敗や番付の決定は、場所の進行と番付編成会議を経て確定します。
今後の見通し|残り5日で見るポイント
名古屋場所は7月26日が千秋楽です。11日目以降の焦点は、大きく2つに分かれます。
- 安青錦が10勝目をいつ挙げるか(大関復帰の決定)
- 1敗で並ぶ琴栄峰との優勝争いがどう動くか
- 2敗の大関・霧島の綱取りがどこまで残るか
特に注目したいのは、復帰が決まった後の相撲です。目標を優勝に置いている以上、10勝目のあとに緩むかどうかで、復帰後の大関としての評価も変わります。左足の状態と合わせて、終盤の内容を見ておきたいところです。
取組の結果は日ごとに変わります。最新の星取は日本相撲協会の公式サイトで確認できます(日本相撲協会)。
まとめ
- 安青錦は名古屋場所10日目を終えて9勝1敗
- 大関復帰の条件は関脇で10勝以上。残り1勝
- 9日目に大の里、10日目に豊昇龍と横綱2人を連破
- 特例は陥落直後の1場所限り。逃すと基準が大きく上がる
- 師匠も本人も目標は10勝ではなく優勝
22歳で大関に上がり、けがで陥落し、その次の場所で戻ろうとしています。あと1勝という数字の裏には、全休を決めた5月の判断があります。残り5日、どの取組で10勝目が出るのかを追いかけたいところです。

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